ガラス天板のデスク上に4KデュアルモニターとPCというのがぼくのブログ製造環境なのですが、デスク自体があまり大きくなく、PCやモニターを置くとすでに飽和状態。
ガジェットアイテムを撮影するときもやっとの思いでスペースを確保している状況です。
かねてより、撮影や作業に使えそうなデスクが欲しいと考えていたのですが、なかなか良い製品に出会いないことと、出会ったとしても値段を見てウッとなることが多く、なかなか購入まで踏み切れずにいました。
DIY記事第1弾でカフェ風の壁棚を製作したこともあり、いっそのこと「自分でデスクもDIYしてしまおうっ!」と次第に思うように。
いうことで、自作デスクに取りかかることを決意。完成したら、思いのほか小洒落た味のあるデスクが完成したので大満足です!
今回はぼくが製作した鉄脚マイデスクの作り方を紹介します。
まずは材料調達
デスクをDIYしていくにあたって、まずは材料調達ということで近所のホームセンターへ。
以下のものを揃えます。
[box class=”blue_box” title=”デスクDIYに必要なもの”]
- デスク天板
- 天板補強用2×4材
- 鉄脚(4つ足に使う支持材)
- 鉄脚止め用の木工用ビス
- 布ヤスリ(#60,#320)
- 木材用仕上げワックス
- 工具類一式(最低でもプラスドライバーは必須)[/box]
DIYをスムーズに進めるには、「インパクトドライバー」や「電動丸のこ」といった工具があると便利ですが、なくても全然OKです。
まずはデスクのメインとなる天板選び。
後ほど、板全面をヤスリ加工しなければならないので、あらかじめプレーナー加工と呼ばれる、木材表面をキレイに加工したものにしました。
厚さはあっても重たくなりますし、反面、薄いとデスクとしてしっかりと荷重を支えられるか心配だったので、間をとって厚さ21mmの板を使うことに。
この板を1.3m幅に切って2枚並べて机の天板にしたいと思います。
ぼくの場合は、自宅へ持って帰ってから切断作業をしましたが、ホームセンターでは木材カットサービスなるものがあると思うので、家で切断できない方は事前に長さを決めておいてカットしてもらうことをオススメします。
その他、机の4つ足軸となる鉄脚や布ヤスリなどを購入しておきます。
デスク天板加工開始
長物の天板を買ってきて早速加工開始。
DIYであると便利な作業台を2つ並べて、その上に切断前の木材を設置します。
天板の切りたい位置を測って印を記入。
真っ直ぐな線を引けたら、電動の丸ノコを使って切断します。
先ほども確認しましたが、自宅スペースで長尺の木材を切断するというのもなかなか難しいと思うので、ホームセンターでカットしてもらうサービスを利用するのも全然アリです。
木材表面を丁寧にヤスリがけ
棚をDIYするときにも書きましたが、木材表面のヤスリがけ作業は一番大事な工程です。
60番の布ヤスリで荒削りをして、320番の目が細かいヤスリで仕上げました。
ヤスリがけに便利な電動工具を使用。
ここでしっかりと木材表面を磨いておかないと、仕上げ用ワックスがあまりしみこまなかったり、仕上がり後の手触りがぎこちなくなってしまいます。
特にデスク表面となる面のヤスリがけは、ダイレクトに手に触れる部分なので時間をかけてゆっくりと行いましょう。
木材の角部分が尖っていると危ないので、キレイに面取りしておくとベスト。
ある程度ヤスリがけが終わったら、裏側を2×4材で補強していきます。
しっかりと天板材を合わせて左右真ん中の3箇所を固定しました。2×4材の長さは天板裏面に納まる程度に適当にカットして使用。
天板2枚並びをしっかりと固定して補強できたら、再び表面のヤスリがけをもう一度丁寧に行います。
特に天板板合わせ面のヤスリがけはまんべんなく行った方がよいかも。
時折、仕上がり状態を手触りで確認しながら、良いなと思ったら終わりにします。ヤスリがけには1時間くらい時間をかけました。
天板板の合わせ面を含め、すんなりした仕上がりになりましたよ!
アンティークワックスで仕上げ
木材用の仕上げワックスを使って天板を仕上げます。
ヤスリを使った時に削りかすがあるといけないので、固く絞ったぞうきんで表面をよく拭いたあと、風通しの良い場所で少し乾燥させましょう。
今回、木材の仕上げ材として使用したのは、アンティークワックスというシリーズ。
カラーは「チューダーオーク」。壁設置の棚板DIYでも使用した仕上げ剤です。
ターナー アンティークワックス チューダーオーク AW120002 120g
これを乾いた布にとって塗り込んでいきます。
アンティークワックスを塗り込むと、オールドな風合いと深い色味が出て、木材表面に良い味がでるようになります。
全面塗り終わったら1時間ほど乾燥させて完成です。
鉄脚の取り付け
デスクを設置したい場所まで天板を持っていき、裏面に鉄脚を取り付けます。
今回使用した鉄脚はIRONNAというシリーズの鉄脚。
素材は鉄。素朴なデザインなのでどんな木材にでも合う万能タイプの鉄脚です。
プラスドライバーを使って鉄脚を固定してもよいのですが、ここはやはり電動工具があると超絶便利!
インパクトドライバーを使って、天板裏側からしっかりと固定します。4つ角に設置したらデスクの完成です。
自作デスク完成!温もりあるオシャレな仕上がりに!
作業時間3時間ほどでデスクが完成しました!
数時間前にホームセンターにおいてあった木材が、見た目もかなり良い感じのデスクへと変化。
縁部分のいびつさは素人施工によるものですが、またこれも味があって個人的には良いと感じるポイントになっています。
木の節目もわざと天板面に来るように付け合わせました。もちろん細かい部分までアンティークワックスを塗り込んでいます。
デスクの上で作業をしたくなるような、ブツ撮りしたくなるような、あるいはブツ撮りしたくなるような・・・。
ONでもOFFでも活躍してくれそうな自作デスクの完成です。
DIYは、材料費が安く上がるのは当然ですが、自分でどのようにつくろうか考えながら作業することに楽しさ詰まっています。
そして、自分自身の手で作ったものだからこそ、大切に使える。どこか温かな気持ちが入っている世界に1つしかないデスクです。
今後、この相棒とともにFatherLogを盛り上げていきたいと思います!
みなさんもぜひ自作デスクDIYにチャレンジしてみてください!