iPhone 13 Pro Maxを使い初めて1週間ほど経ちましたが、WEBブラウザーアプリ「Google Chrome」でバグが発生。
Google Chromeアプリ内のWEBフォーム等でキーボード入力しようとすると、キーボードがチカチカと高速でフラッシュし、意図した文字入力ができない、あるいはしづらくなる不具合です。
症状や原因、解決方法についてまとめました。
Google Chromeアプリのキーボード不具合症状
僕自身、長年iPhoneユーザーであるものの、WEB利用には、iOS標準ブラウザーのSafariではなく、Google Chromeをメインアプリとして普段から使用しています。
先日、クロネコヤマトの荷物発送でスマホ伝票を作ろうとしてたところ、ログイン画面のIDパスワード入力や、荷物送付先情報の入力画面等でキーボード入力に不具合が起きていることに気付きます。
こんな感じで、キーボードが高速に点滅し、入力したいキーが押せたり、押せなかったりと、キーボード文字入力に強いストレスを感じる内容です。
ちなみに他のサイトでも確認するため、試しにGoogleフォームにて画面内フォーム欄で文字入力したところ、やはり同じような不具合が生じています。
Google Chromeアプリの枠一番上にあるURL検索バーへの入力ではこの問題は起きないことから、Google Chromeアプリの画面内に表示された文字入力フォームで発生する特有の問題と思われます。
iPhone 13 Pro Maxで発生したこの不具合について、
- iPhone 12 miniでは起きないこと(確認済み)
- iPhone 13 Proでもキーボード不具合発生報告あり(Twitter)
ということから、恐らくiPhone 13シリーズ、特にiPhone 13 Proシリーズの2機種「iPhone 13 Pro」や「iPhone 13 Pro Max」特有の問題であるのではないかと推測します。
また、iPhone 13 Pro MaxのSafariでも同様の検証をしたところ、今回のような不具合は起きませんでした。
以上、発生状況や症状をまとめました。
【キーボード不具合の症状】
- 発生する対象は「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」の2機種
- Google Chromeアプリ内の上部URL検索バーを除いた画面内(ページ内)文字入力フォームにて発生
- 文字入力中、キーボードが高速点滅やフラッシュし、意図したボタンが押せない等の不具合
- 数字入力に切り替えて1文字数字入力すると、ひらがなや英字入力に戻り、連続入力できない不具合等
原因
当初、iOS 15のソフトウェアアップデートが原因か・・・と思っていましたが、どうやら違うかもしれません。
同じくiOS 15へアップデートした手元のiPhone 12 miniではこの症状が一切起きていないため、iPhone 13 Pro Max固有の原因だと思われます。
すると、疑わしいのは、「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」にのみ搭載されたProMotionディスプレイという機能。
従来のiPhoneでは、リフレッシュレート(=1秒間あたりに画面が表示更新される回数)が60Hzであったのに対し、iPhone 13 Proシリーズの2機種では、より滑らかな表示を実現する最大リフレッシュレート120HzのProMotionディスプレイが採用されています。
ここからは僕個人による仮説となりますが、恐らく、従来のiPhoneと比べて最大2倍の性能を持つProMotionディスプレイの画面表示に対して、Google Chromeアプリのソフトウェア側で対応できていないいため、キーボード入力表示中に高速点滅やフラッシュ表示されているものと思われます。
対策・解決方法
Google Chromeアプリの再インストール、iPhoneの強制再起動等、僕自身の環境で色々とリセット作業を試みましたが、症状が解決せず。現状で解決する方法はなさそうです。
Google Chrome側のアプリがアップデートされるのを待つしかなさそうです。
とはいえ、不具合が起きているものの、文字入力ができないことはないので、ストレスに耐えつつ文字入力するか、Safari等の別ブラウザーを活用するかといった逃げ道で乗り切りたいところ。
ソフトウェアアップデートが早く出ることを願いましょう。