どうも、NINO(@fatherlog)です。
今年は4年に1度のうるう年ですねー。
そして、うるう年といえば、オリンピック!今年はブラジルのリオデジャネイロで開催されますねー。
そんなこと考えてたらふとした疑問にぶつかったんです。
「2月29日生まれの人って4年に1回しか誕生日来ないの!?」
そんなわけないというのは分かってるですが、どういうカラクリになっているのか気になったわけです。
ということで、今回はうるう年の2月29日に産まれた人の誕生日について調べてみました!
これを読めば、いざという時も安心!
もし大好きなあの人が2月29日生まれだとしても、うるう年以外の年はいつ祝えばいいのかわかると思います。当事者からすれば「誕生日」って結構重大な問題ですよね。
ではどうぞ!
誕生日はしっかり2月29日!
「2月29日に子どもが産まれた」って心配されている方。
安心してください!産まれてますよ!
2月29日に産まれた人の誕生日は、当然、2月29日です。一生変わりません。戸籍上もしっかり2月29日生まれと登記されます。
4年に1回しか年を取らない!?
2月29日は4年に1回しかないんだから、誕生日も4年に1回!? 他の人に比べて年を取るスピードが4分の1!? 長い間、若いままいられる夢の状態!?
なんてこと当然ありません。
このカラクリを考える上で、まず理解しなければならないことがあります。
それは誕生日を迎えて「1歳年を取る」というのが、実際にはどのタイミングなのかということです。
法律上と日常の「年を取る」は違う!
ぼくたちの日常的な感覚では誕生日を迎えたらケーキでも食べて「おめでとう!また1歳年をとったなー」なんてお祝いしてもらいながら思うわけです。
でも法律上は違います!
「年齢計算ニ関スル法律」には「年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス」とあります。
どういうことかというと、出生日を1日目と数えるという意味です。
例として7月7日生まれの赤ちゃんがいるとします。出生日を1日目と数えるので、7月6日で365日経過=1歳年をとるということになるので、法律上では7月6日に入った瞬間に1歳になります。
でも日常生活的には7月7日に入った瞬間に1歳になるっていう扱いですよね。7月7日を誕生日としてお祝い事をしていると思います。
つまり、私たちの日常生活では法律上の年をとる日の翌日にお祝いしているんです。なんともややこしい!
4月1日生まれまでが「早生まれ」で4月2日生まれから次の学年になる、というのも同じ理由。
このように「年を取る」というコトは法律の話と日常の話では違ってくるんです。
2月29日生まれの人の誕生日お祝いっていつするの!?
これを今回の2月29日という「うるう年」の話に適用してみましょう。
法律上では、2月29日に産まれた人は2月28日になった瞬間に誕生日を迎えて年を取ります。
でも日常の話からすると法律上の年をとる日の翌日にお祝いをしているので、2月29日がない場合は、28日の翌日、すなわち3月1日にお祝いすれば良いってことになりますね。
まぁいずれにせよ、面倒くさそうなことは確かです!
うるう年っていうレア感が・・・。
うるう年って聞くと 「4年に1回しかない」というレア感が先行してしまいがち。
ここからはぼくの推測ですが、普通の誕生日の人からすれば、2月29日生まれの人の事をレア度MAXな状態と考えるので、
「4年に1回しか誕生日がこなくてイイよねー!」
とか
「じゃあ今何歳?」
ってつい聞いちゃいそうですね。
でも2月29日生まれの人からすれば、こういうセリフを人生で何万回も聞かれまくってると思われるので、そんなこと言われたら、
「うざっ!」て思ってるかもしれませんよ!
というわけで、聞かないようにそっとして置きましょう!
2月29日生まれのカラクリはこんな感じでした。これを知ったらちょっとハナタカな気分になれました。