格安SIMに移行する前に知っておきたい「通信速度」の話!MVNOの仕組みも解説!

どうも、NINO(@fatherlog)です。

au版iPhone6s PlusをSIMフリー化して格安SIMを提供するMVNO事業者「FREETEL(フリーテル)」にMNP移行しました。

数あるMVNO事業者の中からFREETELを選んだ理由はズバリ「通信速度」!!

今回は、格安SIMに移行する前に知っておきたい「通信速度」の話を書きたいと思います。

 

目次

格安SIMを提供するMVNOとは!?

MVNO-SIM-Speed-Mechanism-05

なぜ「通信速度」が重要なのか。それを考えて行く前に格安SIMの仕組みについて解説します。

格安SIMを提供する事業者はMVNO(読み方はそのままエム・ブイ・エヌ・オー)と呼ばれます。これは、Mobile Virtual Network Operatorの頭文字をとったもので、 日本語でいうと仮想移動体通信事業者と呼ばれます。

一方、大手のドコモ、au、ソフトバンクといった自社で通信設備を持っている事業者をMNOと呼びます。

MVNO事業者は大手通信キャリアであるドコモ(一部業者はau)から通信設備を借りて運営をします。

MVNO事業者からすれば、既存のドコモの巨大なネットワークを使えるわけですからから設備投資を最低限の範囲ですませることができます。その分顧客に還元し安い金額で通信を提供できるんですね。

 

MVNOの仕組み

ここまでだといい話ばかりですが、格安と呼ばれるだけにその裏側にはデメリットもあります。

MVNO事業者がドコモから借りてくる通信回線には容量の制限があります。イメージすると「パイプの太さ」だと思ってください。

MVNO-SIM-Speed-Mechanism-03

MVNO事業者が「太いパイプ」でドコモと契約すれば、当然たくさんの通信を通すことができるので、利用者の利便性は向上します。その代わりに、パイプを太くしたためMVNO事業者はコストがかかり、そのコストにより利用者の毎月の料金を上げざるをえません。

MVNO事業者が「細いパイプ」でドコモと契約している場合、今度はあまり通信を通すことができません。つまり利用者の利便性はかなり落ちます。その代わりに、MVNO事業者としてはコストがあまりかからないので、利用者の毎月料金はかなり安くなります。

つまりMVNO事業者としては、ユーザー獲得に向け利用者の通信需給状況をみながら「パイプの太さ」を調節することが重要になるわけです。

利用者の通信状況を見極めて適切なパイプの太さに調節されていれば、遅滞なく通信することができ、ユーザーの満足度は向上します。

逆に「格安」を目指して通信料金が驚くほど安い業者では、いざ契約したら「通信が遅くて目的サイトのトップページすらなかなか表示されない」なんてトラブルも起きているのが事実。

これは通信料金が安いMVNO業者に極端にユーザーが集中し、細いパイプを通るのに時間がかかるためです。例えるなら、行楽シーズンに首都圏で頻発する交通集中による渋滞と同じ状況です。

格安SIMは通信測度で見極めよ!

われわれユーザーとしてその「パイプの太さ」や調節具合を知ることができる唯一の指標が「通信速度」です。ただし、こればっかしは使ってみないと何とも言えないところなんですねー。

MVNOがキャンペーンで利用者を集めたりすると、利用者増加に伴って回線が混雑するので一時的に通信測度が遅くなったりすることがあるようです。

MVNOの通信速度や使い勝手は他サイトに山ほど口コミが載っていると思うので、気になる人は調べてみるといいと思います。通信混雑状況は住んでいる地域や時間帯によっても異なるのでユーザー評価を色々と調べてみてください。

FREETEL-SIM-au-comparison-02

ユーザー評価を調べていくなかでやはり平日のお昼休み(12時頃)の時間帯は最も混雑するようで比較的通信速度が出ない状況が多いようです。

個人的な見解ですが、業界最安値なんて呼ばれるMVNO業者では、通信混雑が起きやすいみたいで通信料金が安い分、通信時に待つことが多くなりストレスを感じることが多いようです。

ぼくは通信速度に定評のあったFREETELにMNP移行しました!今のところ通信速度で気になるようなことはなく、今のところ快適に通信できています!

 

こんな人に格安SIMがオススメ!

MVNO-SIM-Speed-Mechanism-04

格安という言葉だけが先行しがちですが、格安SIMが大手の通信キャリアに比べて多少使い勝手が悪いのは当然のこと。そのリスクがある分、料金が安いわけですから。

大事なのは「安いんだから多少のことは気にするな!」です。

格安SIMに切り替えたい!」という人は、以下の項目を見てください。

  • 毎月の通信料金を安くしたい
  • 大手キャリアに比べ多少通信が遅くても気にしない
  • SIMの交換や設定を自分自身で実施
  • 大手キャリアに比べサポートが手薄(基本店舗なし)

このすべての項目を理解できる人には格安SIMがオススメです。

「平日の昼休みであろうと常に安定して高速通信をしたい」「自分で設定できない」「手厚いサポートを受けたい」って人には正直向かないと思います。

これらサービスが最大限大手キャリアに近いものが優良なMVNO事業者と言えると思います。

その中で重要になってくるのが何といっても「通信速度

料金なんて安いのは正直MVNOのどこでも同じようなもんですから、通信が安定して供給されているかを見極めるのがポイントです!

ぜひ格安SIMを検討してみてはいかがでしょうか!?

 

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