FREETELは、10月6日のイベント「FREETEL World 2016 Fall/Winter」で、格安SIM業界を驚かせる新プランの数々を発表しました。
半年ごとに残金なく新しいスマホへ機種変更できるプラン、10GB以上の大容量プラン、データチャージや繰り越し対応、LINE・Twitter・Facebook・Instagramといった各種SNSアプリのデータ利用料が無料となるサービスなど魅力満載。
FREETELは、ぼくが使用しているMVNOなので嬉しい限り!この新プランが始まったら、ユーザーがこぞってFREETELにするんじゃないかって勢い。凄すぎるんです。
新プランの内容をまとめました!
半年ごとに新しいスマホに買い換え「かえホーダイ」
まず最初に紹介したいのが「かえホーダイ」。
言葉から想像が付くように、「かえホーダイ」は残金なしで新しいスマホへの機種変更が半年ごとに可能になるプランです。
機種変更したら使用中機種の残金なし、半年ごとに機種変更OK
かえホーダイでは、半年ごとに機種変更したとしても残金は0。新しいスマホへ経済的負担なく楽々と機種変更が可能です。
1年間隔で新しいスマホが出ると欲しくなりますよね。やっぱり日頃使用するスマホは最新機種や新しいものを使っていたいですよね。それに半年くらい使うと使用している端末に対して飽きが生じてくることもありますから。新しいものを常に使っていたい人には嬉しいサービス。
0円スタートパックへの加入が条件
かえホーダイを適用するには同社が提供する「0円スタートパック」という、データ容量、無料通話、機種割賦代金がセットになったプランへ加入することが条件となります。
0円スタートパックには、1GB〜20GBまでのデータ容量に応じてXS、S、M、L、XLの5タイプがあります。
デザインが美しく、機能性も備わったFREETEL製SIMフリー端末「REI」を選択した場合の料金例は以下のとおり。
プラン名 | データ容量 | 無料通話 | 月額料金 |
XSコース | 1GB | 15分 | ¥2,990 |
Sコース | 3GB | 30分 | ¥3,390 |
Mコース | 5GB | 60分 | ¥3,990 |
Lコース | 10GB | 60分 | ¥4,940 |
XLコース | 20GB | 60分 | ¥7,340 |
頭金等もかからず、毎月上記の費用を払えば対象機種を使える仕組み。
もちろんリーズナブルな格安端末であればもう少し安くなり、ハイスペック端末であれば料金は高くなります。
利用できる端末はFREETEL製のSIMフリー端末が対象。
ラインナップは現在も選択可能な「REI」「MIYABI」のほか、新機種の「KIWAMI2」「Priori3」「RAIJIN」が追加されていく予定です。
LINE、Twitter、Facebook、InstagramなどSNSアプリ利用のデータ通信が無料に!
これまたすごいサービス。普段使用している人も多いであろう「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」など人気SNSアプリの主要機能のデータ通信が無料になります。
また、人気ゲームアプリ「ポケモンGO」の一部データ通信も無料。すごすぎます。
データ通信無料となる対象アプリ
月間データ通信が無料になるアプリは以下のとおり。
- LINE(トーク、通話)
- Facebook Messenger
- ポケモンGO
- App Store(iPhone・iPad向けSIM)
無料というと表現がややこしいですが、要は月間データ利用量のカウント対象外となること。ただし、どの機能までデータ通信カウントの対象外となるのか詳細が明らかになっていません。
Instagramは画像だけ、ばーっと流してみる人も多いと思いますが、それなりにデータ通信容量を浪費するアプリなので、データ通信無料になるのはかなり大きいと思います。
プランによっては対象外
これらのアプリ利用によるデータ通信無料サービスは、一部プランでは適用されないことに注意が必要です。
Twitter、Facebook、Facebook Messengerを対象に加えたい場合は、定額プランの3GB以上のプランを選択、さらにInstagramを含めたい場合は、定額プランの5GB以上を選択する必要があります。
これらアプリ利用のデータ通信無料サービスは2016年12月よりサービス開始が予定されています。
データ繰り越し、データ量追加チャージに対応
新たに翌月へのデータ繰り越しや、データ容量が不足した場合のパケットチャージへの対応が始まります。
これまで、定額データプランではあらかじめ月間データ容量をあらかじめ設定されてますが、翌月への繰り越しが非対応でした。つまり、余ったパケットがあった場合、捨てパケットになっていたのです。
新しく、パケット繰り越しに対応することによりデータ通信量を無駄なく使えます!
月間5GBユーザーが3GBのみ使用し2GB使わなかった場合、余った2GBは翌月のデータ通信量に上乗せされ翌月は7GB使用可能。
さらに、月末近くに「パケ死」となっている人には朗報!
データ容量が不足した場合、0.5GB/500円でパケットチャージができるように。1GBよりも小量単位で追加チャージできるので細かく調整しながら追加できますね。
格安SIMのほとんどでは一定の通信量を使ったあとは低速通信になり補填することができなかったので、今回の追加チャージ対応は嬉しいポイントです。パケット繰り越し、パケットチャージは11月1日サービス開始予定。
最大50GBまでの超大容量プランが追加
「家にWi-Fiがない」「毎日ストリーミング動画を見たい」「PCは常にテザリング」という人には嬉しい大容量プランが追加されます。
これまで最大10GBまでのプランしかありませんでしたが、最大50GBまでの超大容量プランまで用意されます。
使った分だけ安心プランでは15GB/20GBプランが追加。定額プランでは15GB/20GB/30GB/40GB/50GBの超大容量プランが追加されます。
定額プランにおける各SIMタイプでの料金は以下のとおり。
データ容量 | データ専用 | データ+SMS | 音声通話付き |
1GB | ¥499 | ¥639 | ¥1,199 |
3GB | ¥900 | ¥1,040 | ¥1,600 |
5GB | ¥1,520 | ¥1,660 | ¥2,220 |
8GB | ¥2,140 | ¥2,280 | ¥2,840 |
10GB | ¥2,470 | ¥2,610 | ¥3,170 |
15GB | ¥3,680 | ¥3,820 | ¥4,380 |
20GB | ¥4,870 | ¥5,010 | ¥5,570 |
30GB | ¥6,980 | ¥7,120 | ¥7,680 |
40GB | ¥9,980 | ¥10,120 | ¥10,680 |
50GB | ¥12,800 | ¥12,940 | ¥13,500 |
データ通信のヘビーユーザーの方はぜひとも検討してみたは。大容量プランの追加は11月1日サービス開始予定です。
初期費用が299円になる「全プラン対応パック」が登場!
大手キャリアでも格安SIMを取り扱うMVNOでも、なぜか初期契約費用は3,000円というのが業界の掟みたいになってますよね。あの3,000円という数字の根拠だけは本当によくわからん。
そんな疑問を呈してできたのが「全プラン対応パック」。通常初期費用3,000円が299円まで値下げされます。
文字通りFREETELが提供する全ての料金プランに対応しています。システムとしては、まず「全プラン対応パック」のパッケーじを299円で購入。オンラインでの登録を済ませた後、好みの料金プランやSIMタイプを選択し配送されるというもの。
ただし、全プラン対応パックでは毎月299円(年間3,588円)割引きされる「1年間0円キャンぺーン」は適用されません。
1年後にかかる費用を考えたら、通常どおりの方がわずかながら588円お得となります。つまり1年以上の長期的契約を考えている場合は、299円パックよりは「1年間0円キャンペーン」の方が経済的に良いです。
あくまで、初期費用を極力抑えたいという人に有効なのがこの「全プラン対応パック」といえるでしょう。10月18日より発売開始です。
FREETEL電話に10分かけ放題プランが追加!
格安SIMというと通話量は割高な設定になっていて20円/30秒というのがおきまり。つまり1分では40円、10分通話すると400円もかかります。
これまで提供していたFREETELでんわでは最大で5分間かけ放題プランがありましたが、今回新たに追加された「だれでもカケホ」では、10分間かけ放題プランが新たに追加。月額料金は1,499円です。
「5分ではものたりなかった」「格安SIMだけども通話も十分利用したい」という人にはまさにオススメの内容となっています。
また、1分間かけ放題プランは299円まで値下げしています。
まとめ
今回発表された新プランの数々は、格安SIM業界では驚きの内容ばかり。
「ここまでやってしまって大丈夫なのか、FREETEL」という印象です。
振り返ると、LINEモバイルの料金プランをかなり意識し、そのさらに上を行ったようなイメージです。
この発表を機に、MVNO各社もプラン見直しなどを迫られる流れになるのは必至。
ぼく自身もFREETELユーザーの1人として、新プランは素直に嬉しい。
FREETELは通信速度も速いし、今のトコロ何一つ不自由ないのでぜひともオススメです!