自宅付近のau回線電波状況が悪いことや、毎月の高額な通信費用に嫌気がさして、大手キャリアのauから格安SIMの「FREETEL」に乗り換えて早くも半年が経過しました。
auユーザー時代に何とかならないのか思っていた通信料ですが、毎月の請求額を確認して「本当に安いなぁー」と関心するのにもだいぶ慣れきました。
乗り換えて1ヶ月経過したころに【格安SIM「FREETEL」を1ヶ月使って分かったメリットとデメリット】という記事を書きましたが、本当にケタ違いに安いんですよ!
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格安SIMに乗り換えて半年間で、通信費用が総額で一体いくらお得になったのか 気になったので算出してみました!
auとFREETELの1ヶ月分の通信料金を比較
auからMNP移行したFREETELでは、毎月使った分だけの通信料金がかかる「使った分だけ安心プラン」を利用しています。毎月のデータ利用量はだいだい5GB〜8GBくらい。
auの5分間かけ放題サービスはよく利用していたので、移行先のFREETELでは、通話に「FREETELでんわ」の5分間かけ放題になるサービスを利用しています。
2016年5月の月途中でauからFREETELに切り替えたのですが、両社で日割りが発生していて比較すると少しややこしくなるので、その前後の4月と6月の料金でそれぞれのキャリアでの通信料金を比較してみます。
- auは4月の1ヶ月分の通信料金をピックアップ
- FREETELは6月の1ヶ月分の通信料金をピックアップ
項目 | au(4月) | FREETEL(6月) |
基本料金(共通) | 3,200円 | 2,840円 (8GB) |
誰でも割+家族割(au) | −1,500円 | – |
LTE NET(au) | 300円 | – |
データ定額8(au) | 6,700円 | – |
FREETELでんわ (5分間かけ放題) |
– | 840円 |
FREETELでんわ (3ヶ月無料キャンペーン) |
– | −400円 |
auスマートバリュー(au) | −1,410円 | – |
通信料0円キャンペーン (FREETEL) |
– | −499円 |
合計 | 7,290円 | 2,781円 |
au料金との差額 | – | −4,509円 |
(※いずれも税抜で比較)
今回の料金比較では両キャリアとも実際に適用された割引きサービスを色々と加味した上での比較をしています。あくまで、ぼく個人の場合なのでご了承を。
このように実際にかかった費用を比較してみると、毎月4,509円も安くなりました!
実に5,000円に迫る金額。大きいですよね。
夫婦2人分なら毎月約9,000円、4人家族で使用しているなら毎月約18,000円とその差は人数が増えれば大きくなりますね。
家族で使用しているなら、格安メリットの恩恵を十分に受けられると言えます。
初期費用も違約金(解約手数料)も込みで、auとFREETELの半年間の通信料金を比較!
auからFREETELに乗り換えるといっても、大手キャリアの2年契約解除手数料やら、番号そのままで移行できるMNP転出手数料やら、転出先での初期契約費用やら、何だかよくわからない不透明なお金がかかるというのが現実です。
これら費用も込み込みで、半年間(2016年6月〜11月)での通信料金を比較してみました。
auを既に解約していますが、比較対象を揃えるため、auでの料金はFREETELで使用した月のデータ通信量に合わせたデータ定額プランでの料金を選択することにします。
例えば、FREETELでデータ通信量を8GB使用したなら、auの「データ定額8」プランの料金を採用します。
(データ定額8は現在廃止)
項目(データ使用料) | au | FREETEL |
6月(8GB) | 7,290円 | 2,781円 |
7月(8GB) | 7,290円 | 2,781円 |
8月(8GB) | 7,290円 | 2,781円 |
9月(10GB) | 8,590円 | 3,511円 |
10月(8GB) | 7,290円 | 3,181円 |
11月(5GB) | 5,590円 | 2,561円 |
2年契約 解除手数料(au) |
– | 9,500円 |
MNP 転出手数料(au) |
– | 2,000円 |
初期契約費用 (FREETEL) |
– | 3,000円 |
合計 | 43,340円 | 32,096円 |
auとの差額 | – | −11,244円 |
半年経過後の通信料金比較結果は・・・
FREETELの方が11,244円も安い!!
2年解除手数料・MNPの転出手数料・初期契約費用と全て込みで考えても1万円以上も安いんです!
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もうビックリですよ。本当に変えて良かった。
この浮いた1万円でまた何か買えますねー。夢広がります!
このペースでいけば、年間で4万円くらい安くなる見込みです。最高!!
安い代わりにデメリットあるんじゃないの!?
格安SIMをあまり知らない人からは、
「料金が安いから何かあんじゃないの!?」
「その会社って大丈夫なの!?」
「データ通信ちゃんとできんの!?」
ってよく聞かれます。
ええ、そうです。確かにデメリットはありますよ。
データ通信は大手キャリアよりは遅いけど、全く問題なし!
au・ドコモ・ソフトバンクといった大手キャリアの通信速度は、自社で通信設備を持っているので本当に速いです。LTEの高速回線はストレス無く動画視聴やウェブ閲覧ができますね。
一方、格安SIMは大手キャリアから通信設備を借りて運営している二次側的な存在。当然、大手キャリアほどの高速通信はできないのが現状です。
格安SIMを提供しているMVNOによってはこの状況がひどく3G回線並みの低速通信のものも存在します。これでは通信時にストレスを感じますね。
そこまで遅い一部の格安SIMはちょっと問題なんですが、実際はそこまで通信が速くなくても全然OK!
FREETELの通信は動画視聴もウェブ閲覧も問題無く通信できますよ! 通信が遅いなんて感じたことはこの半年で1度もないです。
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例えるなら車の走行性能かな。
いくら「この車の性能は最高のエンジンを搭載していて時速200km出る最新のスポーツカーです」とかいっても、日本では高速で最大時速100km/hしか出せません。走行だけを考えれば、時速100km出る車であれば十分なんです。
仮に大手キャリアでいくら実行速度50Mbpsくらい出ますと言っても、YouTube視聴ではその10分の1の5Mbpsあれば十分視聴できる通信速度です。
「大手キャリアより遅い」という事実自体はデメリットかもしれませんが、通常スマホを使用する分にはストレス無く使用できるので、全く問題ないですよ!!
重要なのは、格安SIMの中でも通信速度が安定してなるべく高速通信ができるMVNOを探すことです。
そういう意味で、FREETELは今のところ優秀なMVNOと言えます。
簡単な初期設定(APN設定)を自分でする必要あり
格安SIMを利用するには、本体にSIMをセットした後に「APN設定」とよばれる通信ができるための初期設定をすることが必要です。
iPhoneやiPadといったiOS端末とAndroid端末では設定が異なるこの「APN設定」は自分で行う必要があります。
というと敷居が高そうに聞こえますが、実際はそこまで難しい作業ではないです。
これまでスマホを普通に使っている人であれば手順をみれば簡単に設定可能。
それぞれのMVNOでわかりやすく、webページなり動画なりで解説しているので心配無用です!
ショップがないので対面サポートなし
料金が格安な分、大手キャリアのように全国各地にあるキャリア専門のショップは、当然ありません。
機種変更・プラン変更などは基本的にオンラインから自分自身で申し込む必要があります。また、上記のように設定も自分で行わなければなりません。
ただし、サポートが全くないわけではなく、電話サポートやチャットサポートは設置されている場合がほとんどなので、こちらも心配する必要はないと思います。
あくまで近所に対面サポートしてくれる場所がないだけです。
まとめ
格安SIMに変えて以降、問題無く通信サービスを利用しながら毎月5,000円近くも通信料金が安くなる生活をしています。
はっきり言って、
「大手キャリアってどれだけ儲けてんの!?」
って疑問しか浮かびません。今まで何だったんだろう・・・。
これまで高額な通信料金を払っていたことが本当に信じられないです。もっと早く気付けばよかった。
予定では、家族全員で移行したので6万円くらい費用が安くなる予定。「嬉しい!」の一言に尽きます!
格安SIMに乗り換えるとなると、手続きのこととか考えると少し面倒で中々手を出しづらいかも知れませんが、ぜひとも格安SIMへ乗り換えることをオススメします!!