【レビュー】世界最小級の20000mAh大容量モバイルバッテリー「SMARTCOBY 20000 60W」

スマホ、タブレット、ノートPCなど、モバイル端末が日々の生活に溶け込んでいる今では、モバイルバッテリーも日々の生活に欠かせない存在になっていると思います。

しかし、20000ｍAh級の大容量モバイルバッテリーとなると、どうしてもサイズ自体も比例して大きくなってしまいます。

そんなモバイルバッテリーの懸念点を解決してくれる製品がCIOより登場！

メモパッドサイズの世界最小級モバイルバッテリー「SMARTCOBY 20000 60W」は、大容量の20,000ｍAhでありながら最大60W入出力に対応。

USB-PD対応のUSB-Cポート×1とQuick Charge3.0対応のUSB Type-A×2ポートの計3ポートを搭載しています。

今回は、この世界最小級モバイルバッテリー「SMARTCOBY 20000 60W」をCIOさんより提供していただいたのでレビューします！

「SMARTCOBY 20000 60W」の主な特徴や仕様

20000ｍAh級のモバイルバッテリーは、iPhoneなどスマホを何回も充電することができる他、タブレットやノートPC、複数のモバイル端末を充電できるなど、とても使い勝手良い反面、その電池容量の大きさゆえ、本体サイズもどうしても膨張してしまうのがデメリットです。

この「SMARTCOBY 20000 60W」は、”メモパッドサイズの世界最小級モバイルバッテリー”というコンセプトで、大容量モバイルバッテリーとしての性能や使いやすさはそのままに、サイズのスリム化にも重点をおいた製品に仕上がっています。

「SMARTCOBY 20000 60W」の主な特徴や仕様は以下のとおり。

バッテリー容量	20,000mAh
入力端子	Micro USB:最大18W USB-C:最大60W
出力端子	USB-C×1 :USB PowerDelivery(USB-PD)対応で最大60W USB-A×2 :QuickCharge3.0対応で最大27W
パススルー充電	○
電池残量表示	○（1％単位）
サイズ	約66×135×25mm
重量	約370g
製品内容	モバイルバッテリー本体・充電ケーブル（USB-A to USB-C）、専用収納ポート、取扱説明書（日本語対応）

大容量とコンパクトさを同時に実現

サイズ感を身近に感じられるよう「SMARTCOBY 20000 60W」をiPhone 11 Proと並べて比較してみました。

ほぼ同じサイズ感であり、さらに言うなら「SMARTCOBY 20000 60W」の方が一回り若干小さいサイズであることが分かります。

重量も約370gであるので、ペットボトル1本分よりもはるかに軽いです。

カバンやポケットの中に入れてもそこまで気になる重さでもありません。

大容量かつこのサイズ感・重量感を実現しているため、外出先にも気軽に持ち出せ、パワフルに色々な機器を充電できそうです。

USB-C/Aで計3ポート搭載、複数端末も同時充電可

モバイルバッテリーに搭載している端子は計3ポート。

USB-PD（Power Delivery）対応のUSB-C×1ポートと、QC3.0（Quick Charge） 対応のUSB-A×2ポートです。

最大限に充電すると、合計3つの端末を同時充電できます。スマホやタブレットを同時に充電したい人にはかなり有用ですね。

そして、これほど大容量なモバイルバッテリーになると、複数回充電できるメリットがある反面、モバイルバッテリー本体の残容量管理が難しくなりがちです。

「SMARTCOBY 20000 60W」は本体側面に1％単位での電池残量表示機能も搭載しています。

LEDでの表示であるため・・・上の写真では、カメラのシャッタースピードとLED表示の特性関係から「％」の表示しか写せていませんが、実際に肉眼ではハッキリと残量表示を確認できます。

また、近年のモバイルバッテリー事故を踏まえ法改正された日本の電気用品安全法にしっかりと準拠し、「PSEマーク」も取得しています。

この手の大容量モバイルバッテリーでは一部PSEマークのない違法製品も横行している中で、このようにPSEマークを取得した製品は安心して使用できる何よりの証です。

「SMARTCOBY 20000 60W」を使って実際に充電してみた！

「SMARTCOBY 20000 60W」の性能はどれほどのものか!?

実際に、iPhone 11 ProやiPad Pro、15インチMacBook Proを充電して性能を検証してみました！

iPhone 11 ProをUSB-Cで1台充電

「SMARTCOBY 20000 60W」のUSB-C端子を使って、愛用しているiPhone 11 Proを充電してみました。

ケーブルは純正のUSB-C – Lightningケーブルを使っています。

電圧	9.24 V
電流	1.75 A
電力	約16.2 W

結果は約16.2Wとなり、iPhoneの急速充電に必要とされる18W出力にほぼ近い値が出ています。

この性能であれば、iPhoneの電池残量がなくても、30分程度の短時間で50％ほど電池回復ができるため、短時間で効率的に充電回復ができるので便利ですね。

iPad ProをUSB-Cで1台充電

続いて、11インチiPad ProをUSB-Cポートを使って充電してみます。

電圧	8.95 V
電流	2.28 A
電力	約20 W

iPad Proの純正付属品として同梱されている18Wアダプターと同じ出力を確認できました。

結果は、18Wよりも少し多めの20Wですが、計測しているUSB-C電流計測器は瞬間的に値が多少前後するため、実際にほぼ18Wの定格値前後の出力で、充電できていると思われます。

iPad Proのような大きなタブレットでも20,000ｍAhの大容量モバイルバッテリーな申し分なく充電できますね。

余談ですが、11インチiPad Proを電池切れの状態から100%の状態まで充電したところ、「SMARTCOBY 20000 60W」の電池残量は100％→36％となりました。

これでもまだバッテリー容量が残っていることに驚きです！すんごい大容量！

15インチMacBook ProをUSB-Cで1台充電

これはなかなか厳しいかもしれませんが、15インチMacBook Pro 2019を「SMARTCOBY 20000 60W」を使ってUSB-C充電してみます。

電圧	19.6 V
電流	2.69 A
電力	約53 W

結果は約53Wで、定格の最大出力である60Wにほぼ近い値を出せていました。

もっとも、15インチMacBook Proの純正アダプターが87W出力であるため、最大60W出力のモバイルバッテリーで充電するのも多少無理がありますが・・・

結果としては定格に近い値とまでは達しないものの、この出力であっても緩やかに充電回復が出来ていました。

13インチMacBook ProやMacBook Airであれば、申し分ない充電回復ができそうです。

3ポート同時に充電してみる

意識高めに！！・・・ということで、iPhone 11 Pro・11インチiPad Pro・9.7インチiPadをUSBの3ポートをフルに使って充電してみることに。かなり負荷をかけてみます。

本当は各機器の出力を同時計測したいのですが、USB-C電流計1つのため、上記3端末同時充電における11インチiPad Proの計測値です。

電圧	4.88 V
電流	2.36 A
電力	約11.5 W

結果は11インチiPad Proの充電で約11.5Wという出力を記録。

いやぁこれ、良いんじゃないでしょうか!?

先ほどのUSB-Cポート1台充電での結果が約20Wであったため、約半分ほどの出力にはなっているものの、約11.5Wであれば問題無くiPad Proを充電できる値。

3台同時充電でもパワフルに活躍してくれるモバイルバッテリーです。

まとめ：パワフルさとコンパクトさを兼ね備えた普段使いできる大容量モバイルバッテリー

モバイルバッテリーはスマホの充電はもちろんのこと、タブレット端末、ラップトップPC、ワイヤレスのBluetooth機器など、あらゆるモバイル端末をいつでもどこでも充電できるアクセサリーです。

そのため、電池自体が大容量であることと同時に、モバイルバッテリー本体サイズのスリム化も求められるアイテムであると思います。

「SMARTCOBY 20000 60W」は、同じ20,000ｍAh級のモバイルバッテリーの中でも、抜群なコンパクトさを誇る極小級の製品です。

カフェでのノマドワークなど、外出先にも持ち出すのにも最適！

大容量なのに普段使いができる、コンパクトさとパワフルさを兼ね備えたモバイルバッテリーです！！

複数のモバイル端末を使用している人に断然オススメしたいモバイルバッテリーなので、ぜひ導入てみてください！