【DIY】木材を使ったカフェ風インテリア調のオシャレな壁棚の作り方

わが家の第2子もついにハイハイやつかまり立ちを始めるようになり、部屋の壁沿いに設置してるモノを色々なぎ倒す時期が遂に到来しました。

子どもが成長していく上で必ずとおる道なのでこれは仕方のないもの。しかしながら、部屋にディスプレイしているモノを次々となぎ倒されていく姿も中々ツラいモノがあります。

市販の棚を買ってきてもこれまた同じ事の繰り返しになってしまいますよね

「何か対策はないだろうか・・・」

解決策として、子どもの手の届かない場所に棚を設置すれば良いという方向に。

そこで、ちょっと小洒落た木製棚を自作してみました!

今回はその作り方を紹介したいと思います。

目次

まずは材料調達

木製棚をDIYするにはまずは材料調達から。

部屋の石膏ボード壁に設置するための木製棚が最終形です。

今回の木製棚DIYで使用する必要なものを以下のとおり挙げておきます。

[box class=”blue_box” title=”木製棚DIYに必要なもの”]

  • 棚板
  • 支持材となるブラケット
  • ビス
  • ボードアンカー
  • 布ヤスリ(#60,#320)
  • 木材用仕上げワックス
  • 工具類一式(最低でもプラスドライバーは必須)[/box]

近所のホームセンターで、棚板となる木材を調達に。

色々な板が売られている中から、なるべく価格の安いものを選ぶため赤松の集成材を選択。

棚の上に載せたいものや設置したい場所の大きさによっても変わりますが、今回は幅180mm、厚さ28mm、長さが2mのものを購入しました。後ほど、この長い棚板を切る工程があるのですが、自宅に丸のこや手のこぎりが無い場合は、ホームセンターで実施されている木材カットサービスを利用するのも手です。

上で購入したものは、以下の製作工程で順番に紹介していきます!

棚板の切り出し

購入した棚板の長さは2m。

いくら何でもこれだけ長い板を設置するスペースはないので、のこぎりで切ってサイズ調整します。ぼくは500mmの長さの棚を作ることにしました。

こういった長尺の木材の切断作業をするときには、「作業台」があると便利ですよ。できれば2つ。無い場合は、石のブロックを使ったり空いた段ボールを利用するのもありです。

カットしたい寸法をスケール(メジャー)で測って印を付けていきます。

印を付け終わったら、丸のこを使ってカット!

手のこで切るのもよいのですが、電気丸のこがあると真っ直ぐに簡単に切断できるので便利です。ぼくはEARTHMANの電気丸のこECS-145という製品を使っています。Amazonにこの型番がなかったので、別のEARTHMANの丸のこを紹介しておきます。

どちらも使わない場合は、ホームセンターでの木材カットサービスを利用するのがおすすめ。事前に設置したい棚の長さを決めておくとスムーズです。

木材カットが終わり、500mm長さの板を3つ作りました。

木材加工の大事な作業であるヤスリがけ

木材を加工して棚や机を作る際の「ヤスリがけ」は非常に重要な作業工程の1つです。

ホームセンターで販売されている木材も、ある程度はの表面加工がなされていますが、ここから丹念に磨きあげることにより極上の触り心地に仕上がります。特に、カットした切断面はかなり粗い表面になっているのでヤスリがけの存在はとても重要です。

また、後ほど紹介しますが、木材の仕上げワックスを塗りこむ時にも表面がしっかりと仕上げられていると、ワックスを不用意に吸い込まず均等にキレイに広がります。

他にも、ヤスリをかけて角を落とすことにより、ぶつかった時の安全対策や手触りの質感向上にもつながります。

ヤスリがけ作業時はかなりの細かな木材粉が舞うので外で作業するか、室内であればブルーシートを敷いて粉塵が散らからないように配慮しておくと良いでしょう。

最初は60番の粗い目のヤスリをかけ、最後に320番の細かな目で仕上げていきます。ヤスリの作業には1時間くらいかけてゆっくり丁寧に行いました。

手でヤスリをかけてもよいですが、電動のサンダーを使うと手早くキレイに仕上げられるのでおすすめ。

手でヤスリがけをおこなう場合は角材のようなものに巻き付けてかけると平らに仕上げられます。

ヤスリをかけ終わったら固く絞ったタオルで削りカスをくまなく拭き取り仕上げます。触ってみるとかなりさらさらの心地良い仕上がりに。元の木材とは全然違った質感になります。

木材の仕上げワックスを塗り込む

磨き終わった木材もこのままでは味気ないので、仕上げ用のワックスを塗り込み木材の質感をさらに高めていきます。

今回使用したのは「アンティークワックス」というもの。

よくある木材仕上げ用のニス等の製品に比べて価格は高めなんですが、何とも風合いある存在感抜群の見ために仕上がるので良いんですよね。

いくつかあるカラーの中から深い色合いが特徴な「チューダーオーク」を選びました。

乾いたタオルにワックス剤を付けてしっかりと木目に塗りこんでいきます。

少し塗り込むだけで、木材の目地に馴染んで行き、見た目のガラッと印象が変わります。かなり良い感じ!

こちらがアンティークワックス施工前と施工後の比較。随分と違う雰囲気になりますね。

左:施工前 右:施工後

ほんのりオールドチックな深い落ち着いた印象の色合いをもつ木材へと大変身です。

アンティークワックスを塗り込み終わったら、風通しの良い場所で1時間ほど乾かし、最後に乾いたタオルで余分なワックスを拭き上げれば棚板の完成です。

ブラケット(支持材)の取り付け

壁面に棚板を設置する際の支持材となるブラケットを事前に取り付けておきます。

ブラケットにもさまざまな種類がありますが、シンプルなデザインが特徴的なIRONNAシリーズの「棚受け金具135」にしました。

ビスを打って取り付けるときにプラスドライバーと使いますが、DIYをやるならやっぱりインパクトドライバーがあると超便利です。

DIYのみならず、電池交換など何かとドライバーを使う場面は多いと思いますが、電動のインパクトドライバーがあると、手軽にサクッと作業できますよ!

完成した棚板を壁面に取り付ける

やっと最終工程です。

外で下準備しておいた棚板を壁面に設置します。

設置したい位置を決めたら、棚板が水平になるようにして、支持材のビス穴部分から壁面上に印をつけます。

両サイドとも印を付けたら、今度は壁面にビスを打つ準備として、ボードアンカーを使用します。そのままビスを打っても良いんですが、ボード壁の内側に支持材がないと棚板の重量を支えられず落下してしまう原因になります。

ボードアンカーを差し込んでおくことにより、しっかりとした耐荷重を持たせることができますよ。

通販だとある程度本数のあるセットものしかないのがほとんどなので、バラ売りしているホームセンターで買うのがベストです。

まず、ボードアンカーを差し込むために、プラスドライバーを使って印をつけた位置にぐりぐりと押しつけ穴をあけます。

穴を開けた位置に、用意しておいたボードアンカーを差し込み、プラスドライバーを使ってねじ込みます。

印を付けた位置にボードアンカーを全て差し込んだら、後は棚板本体を合わせてビス留めすれば完成です。

カフェインテリア調の壁棚が完成!

ここまで色々工程を紹介してきましたが、やっと完成しました!!

自分で作るとやはり完成後の棚にも愛着が湧きますねぇ。

大事に使っていこうという気持ちが強くなりました。

今回のDIYでかかったおおよその時間は3時間、予算は2万円ほど。特にブラケット(支持材)が一番費用としては高い内容でした。

自分でデザインして、棚板の大きさを決め、仕上げの見た目も決められるDIYは素敵ですね。そして自分で作った作品なので大事にしようという愛着も湧き、こんなこと書くのは恥ずかしいですが、完成品にほれぼれしてしまいました(笑)

工程的にはそこまで難しいものでもないので、ぜひともチャレンジしてみてくださいね!

ぼく自身、DIYはちょくちょくやっているので、この記事が好評だったら第二弾、第三弾と書いていこうと思います!

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