どうも、NINO(@fatherlog)です。
「やはりな!」
この言葉に尽きます。
FREETELは7月1日より「最大3年間0円キャンペーン」を開始しました。このキャンペーンが適用される条件としてFREETELユーザー向けのmusic.jpオプションに加入する必要があります。
新キャンペーン発表当初、music.jpオプションは事実上の強制加入となっていましたが、開始直前になってFREETELから「任意加入に変更する」と発表されました!
大手キャリア化した販売手法に疑問の声
FREETELが7月から新しく始めた「最大3年間0円キャンペーン」。
「3年間0円」というその言葉だけ聞くと、 お得だ! というイメージを誰もが持つと思います。
この魅力的な「3年間0円」にするためにはもちろん条件があり、FREETELユーザー向けのmusic.jpオプションに3年間加入し続ける必要があるんですね。
大手キャリアのショップ窓口ではよくある光景。オプション加入する代わりに端末代が○○○円引きになりますといった、あの手口です。
オプション加入を条件に基本料や端末代が割引きされるこのようなシステム、ハッキリ言ってぼくは嫌いです。ってか好きな人いないんじゃないかな。
ぼくの場合、FREETELにMNP移行したのはシンプルな料金体系も理由の一つでした。
大手キャリアでは○○割とか、■■オプションとかさまざまなプランや細かい条件が多すぎて、料金プラン自体がかなり複雑。理解しきれていない人が多いと思います。その点FREETELは「使った分だけ安心プラン」というプランが用意されていて、自身が使用した通信量の分に応じた料金を払うというとてもシンプルなものだったので分かりやすいです。
MVNOならではのスタイルがこのような一種の抱き合わせ商法を始めたことをとても残念に思っていました。気になる人はこの記事をみてください。
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強制加入ってどうなのよ!
んで問題だったのは、新規加入ユーザーは最大3年間キャンペーンは自動適用、すなわちmusic.jpオプションは事実上の強制加入の状態になっていたのです。加入しないという選択肢は一切無かったということ。
これには各方面で異論噴出。まぁ当然ですよね。
オプションって半分は押し売り状態かもしれないのは置いといて、ユーザーの同意が合って加入するというのが筋。
加入しないという選択肢自体がないというのは、どっからどう考えてもおかしいわけです。ユーザーのことなんも考えてない。
もちろん契約後に2ヶ月以内に解約すれば、music.jpオプションを外すことはできます。しかし、契約時に半ば強制的にくっついてきたオプションって解約するの忘れたりしますよね。解約忘れを狙ったサービスとも言われちゃいますわ。
発表後数日で「任意加入」へ変更
このような異論が相次いだのか、FREETELは突如キャンペーンに係るmusic.jpオプションを強制加入から「任意加入」へと変更しました。
安心しました!!
これについてFREETELは以下のように説明しています。
本キャンペーンは当初、対象期間中にFREETEL SIMをご購入いただくと同時に「music.jp 400コース for FREETEL」の特典とmusic.jp IDが付与され、ご利用意向がないお客様は無料期間(二ヶ月間)終了前に解約頂く必要がありました。この場合、FREETEL SIM購入時に最初からご利用意向がないお客様にとりましては、解約手続きの手間が発生し、また解約手続きを忘れた場合、課金が発生してしまう可能性がありました。
ぼくもこの「ご利用意向がないお客様」の1人。
最初から加入しないという選択肢がなく、解約の手間や解約忘れによる課金がかかることを懸念していました。
というか加入しないという選択肢は、当然ないとダメ。
FREETELの迅速な対応
FREETELの強みは、ユーザーの声を即座に拾い上げ問題点を洗い出しすぐにサービス内容にフィードバックするというサービスの本質そのものが整っていること。
回線速度が他のMVNOに比べて早いのも、増速マラソンと称した回線増強などユーザーの生の声を活かした迅速な対応あってこそです。
今回の場合もオプション加入による割引きという内容は別として最大3年間0円キャンペーンの発表が行われて、わずか数日で内容が「改善」されたのは評価できることです。
さらにキャンペーン対象のmusic.jpオプション加入をしていなくても、2年間は毎月299円割引きされ、今までの1年間0円という値引きよりは期間が長くなりました。ユーザーとして何もしていなくても以前より「お得」なのは間違いないです。
これだけ大規模なキャンペーンを行うのでユーザーの増加は必至。増加したユーザーとどう向き合っていくのか。回線速度やサービス内容、料金体系を含め、今後のFREETEL動向に注目したいところです。