どうも、NINO(@fatherlog)です。
日頃から生活していると何かと目にすることや使用する場面がある電子マネー。
JR東日本系の「Suica(スイカ)」、楽天系の「Edy(エディ)」、イオン系のWAON(ワオン)、セブンイレブン系のnanaco(ナナコ)など電子マネーはさまざまな種類のモノがありますね。
特に交通系電子マネーであるSuica(スイカ)は、バスや電車などの公共交通機関の運賃支払いだけでなく、コンビニなど買い物の際にも使える便利なカードなので所持している人も多いのでは?
「自宅で利用残高・利用履歴の確認ついでにチャージできたら便利なのになー」
とずっと思っていました。
ぼくの愛用機はiPhone6s Plusですが、もともとiPhoneはFelicaポートと呼ばれるこれらの電子マネーを読み込む機能を搭載していないので、iPhoneで電子マネーを扱うことはできないんです。
そんな中、iPhoneで電子マネーを使えるアイテムを発見っ!
BluetoothでiPhoneと接続し、電子マネーの残高・履歴確認やチャージができるモバイル型カードリーダー/ライター「Pasori(パソリ)」です!
コレ、iPhoneユーザーでも電子マネーを快適に使える優れものなんです!
早速紹介します。
SONY 非接触ICカードリーダーライター「Pasori」
iPhoneではSuica(スイカ)やPasmo(パスモ)といった普段よく目にするような電子マネーに共通するFelica方式に対応していないので、カードを読み込んだり書き込むことはできません。
そこで今回紹介する便利アイテムがコレ。
SONY製の非接触ICカードリーダ/ライター「Pasori(パソリ)」はiPhoneとBluetooth接続が可能。
そして、iPhoneの無料アプリ「パソリユーティリティ」を使えば、これらの電子マネーの残高確認・利用履歴確認・チャージなどの管理をすることができます。
→パソリユーティリティ – Sony Corporation
[appbox appstore 666240009]
対応している電子マネーは!?
電子マネーといってもさまざまありますが、iOSアプリ「パソリユーティリティ」で扱うことのできる電子マネーは以下のとおり。
- Suica(交通系ICカードも!?)
- Edy
- WAON
- naaco
鉄道系ICカードではSuicaが基本みたいですが、PASMOや関西のICOCAなど交通系ICカードであれば読めるみたいです。というのも、アプリの説明の中に以下のような記述があります。
主な機能として、楽天Edy、Suica(/交通系ICカード)、nanaco、WAON、といった電子マネーの残額・利用履歴表示に対応した「電子マネービューワー機能」や、トラブルシューティングに役立つ「自己診断機能」などを搭載しています。
(/交通系ICカード)とあります。つまりPASMOやICOCAなど他の鉄道系電子マネーもイケるはずです。
Pasori(パソリ)を使ってみた!
Pasoriが届きました。パッケージはこんな感じ。SONY製でメーカー品なんで安心感はありますね。
箱の中身一式を確認。
- ICカードリーダー/ライター 本体
- ケース
- 充電用USBケーブル
- 取扱説明書
本体はめちゃめちゃ軽いです。あまりにも軽すぎてスカスカしたような印象。
クリア色の付属ケースを付けてみました。
BT(Bluetooth)ボタンを5秒以上長押ししてiPhoneとペアリングします。先ほどのiOS版の「パソリユーティリティ」アプリを起動しておきます。
左側のインジケータは電池残量の確認が可能。青→100%、黄→50%、赤→0%というように色で識別できるようになっています。
iPhoneアプリ「パソリユーティリティ」でパスコードの入力を求められます。
パスコードは本体側面に記載されていものを入力。
接続が完了するとパソリユーティリティのメイン画面に移行し、「接続完了」と表示されます。メイン画面でも電池残量を確認することが可能。
対応しているEdy、Suica(交通系ICカード)、nanaco、WAONを選択し、Pasori本体の上にカードを置きます。
Suica(交通系ICカード)をセット
こないだ当選した東京駅100周年記念Suicaをセットしてみました。セットといってもPasori本体の上に置くだけ。
するとしっかりと本体の中に1500円分のチャージがされていることが確認できました。
電子マネーはカードなどを目で見るだけでは残高がわからないんですが、リーダーを使って「見える化」されるのはほんと便利!
以前使っていたSuicaをセットしたら、履歴もしっかり表示されました。
残高横にあるメールアイコンをタップすれば、メールで履歴を送ることもできます。
チャージ可能も条件が!
Suicaに関してですが、Pasoriを使ってiPhoneで読み取りながらチャージが可能。Suicaチャージアプリを使用します。
→Suicaチャージ – East Japan Railway Company
[appbox appstore 913427709]
このアプリを使ってSuicaをチャージできますが、条件があります。チャージする際のクレジットカードがViewカード(JR東日本のクレカ)しか対応していません。それ以外のクレジットカードでは無理。View提携カードであるビックカメラビューカード、ルミネカードなどでもOK。
なかなかイタいポイントですね。ぼくももちろん持っていないのでチャージはできませんでした。ビックカメラのViewカードを作ろうか検討中。
Edy、WAON、nanacoもイケます
Suica(交通系ICカード)以外にも楽天系のEdy、イオン系のWAON、セブンイレブン系のnanacoが使えます。EdyとWAONに関しては、「パソリユーティリティ」アプリでも残高の確認はできますが、専用アプリを使うともっと便利。
楽天Edyアプリ
パソリ対応の楽天Edy専用アプリです。Edyといてば決済の時に、「シャリーン」っていうアノ音が気持ちいいですよね。
このアプリを使えば、残高確認・利用履歴確認・チャージができます。
→パソリ対応 楽天Edyアプリ – Rakuten Edy, Inc.
[appbox appstore 663679848]
これは特にクレジットカードの縛りはありません。ふぅ。
便利なのは楽天IDからチャージできること。
簡単に1000円Edyにチャージできました。もちろん楽天IDを持って無くても直接クレジットカードからチャージすることもできます。
WAONアプリ
イオン系のWAONアプリです。イオンで買い物するときはWAONだとポイントも貯まるので便利ですよね。会計の時の「ワオーん」って鳴き声もちょっとかわいい。
WAONも専用アプリを使います。
→WAONステーション – イオンクレジットサービス株式会社
[appbox appstore 915274853]
チャージ、ポイントの確認、利用状況の確認などできます。便利ですねー。
iPhoneでは使えなかった電子カードライフを楽しめる!
思えばiPhoneへ最初移行するとき、当時はおサイフケータイなるものが流行っていてそれがネックでちゅうちょしていた記憶がよみがえりました。
このPasoriを使えば、iPhoneでも電子マネーを簡単に管理することができます!
自宅で残高確認したいときとかホント便利。改札とかレジで「あれ、残高あったっけな!?」ってドキドキしなくても済みます。しかも持ち運び可能なカードサイズでとても軽いんでポケットにも入りますし。
iPhone6からはApple独自の決済サービス「Apple Pay」が搭載され、今年度にも日本ではMaster Cardが対応なんて噂がありますがいつになるやら。やっぱり既存の電子マネーは便利。
Pasori対応の電子マネーを持っていてiPhoneユーザーの人には絶対オススメ!
是非使ってみてはいかがでしょうか。