普段からiPhoneのミュージックアプリに入っている音楽データは、母艦となっているMacBook内のiTunesで管理しています。
iTunesで購入した音楽やTSUTAYAでレンタルして読み込んだ楽曲を追加する度に、Wi-Fi経由で定期的に同期作業するといった具合。iPod Classic時代からの変わらぬスタイルです。
しかしながら、最近は同期するアルバム曲がやたらとiPhoneに反映されない現象が起きていて、解決するためにあれこれ試行錯誤。
結果、無事に解決しましたので同じ悩みを持つ方のために共有しておきます。ぜひチェックを!
iTunesに追加したCD楽曲がiPhoneに同期できない不具合
iPhoneにiTunesの楽曲データがうまく転送できないというのはよく聞く話。そしてよく遭遇する出来事。
iPhoneの空き容量不足、有線接続で同期した方が安定、対象の楽曲情報に同期チェック印を入れ忘れ、iOSバージョンが古い・・・などなど、細かな原因を挙げると様々です。
もちろん、うまく同期できないという現象に遭遇している人は、上記の原因はしらみつぶしにすでに確認しているかと思います。
ぼく自身も完璧な設定状態で同期していると思っていたので、それでもなぜ楽曲がうまく同期できないのか本当に理解に苦しみました。
具体的にはONE OK ROCKの新アルバム「Eye of the Storm」の同期について。
先日、iTunesで予約注文していたもののCD初回版限定特典に目がくらみキャンセルした案件です。
全部で13曲入っているはずが、アーティスト検索の「ONE OK ROCK」から「Eye of the Storm」とアルバム名で入っても、上画像の様に4曲しか表示されていないんですよね。他の9曲はどこにいっちゃったのよ。
まぁ、絶対に不具合だと思っていたんですけど、これどうやらiTunesの仕様みたい・・・。次節で詳しく。
いろいろなアーティストが歌う!?「コンピレーションアルバム」問題
iTunesには便利なんだか不便なんだか「コンピレーションアルバム」という扱いがあって、色々なアーティストが参加しているようなアルバムだと、「コンピレーションアルバム」の楽曲として保存されるんですよね。
これは知っている人も当然多いはず。
2000年台J-POPベストとかドライブで聞きたい洋楽TOP20とかそういう類いのやつですよ。
そして、どうやら今回購入したONE OK ROCKの「Eye of the Storm」はこの「コンピレーションアルバム」として分類されてしまっているもよう。
楽曲上で右クリックして「曲の情報」を見てみると・・・
このPush Backという曲はONE OK ROCK単独で歌っている曲なので、コンピレーションでも何でもないんですけど、なぜかコンピレーションアルバムとしてチェック印がしっかり分類されてしまっている・・・。
同様に他の曲についてもすべて確認したところ、すべてコンピレーションアルバムにチェックが入っていました。
つまり、ONE OK ROCKとしての楽曲でなく、コンピレーションアルバムとして認識されてしまっているため、アーティスト検索からONE OK ROCKとしてアルバムに進んでも曲が表示されていないという現象になっているのです。
同期されていないのではなく、同期はされているけど、ONE OK ROCKの曲として表示されていないということ。
コンピレーションアルバムとして認識される原因
原因は恐らく、ONE OK ROCKのアルバム曲の中に1曲だけ別アーティストとコラボしている曲があって、それが存在するためにコンピレーションアルバムとして扱われたのではないかということ。
こればっかしは自動でコンピレーションアルバムとしてチェックが入ってしまうので防ぎようがない。
というわけで、以下、手動で解除する方法書いときます。
アーティスト名の楽曲として戻す(コンピレーションアルバム扱いを解除する方法)
解決策はただ1つ!!
さきほど楽曲情報の上で右クリックをして「曲の情報」を開いたところにあった、「コンピレーション」という項目のチェック欄を外せばOK!!
アルバムのように複数楽曲がある場合は、「Shiftキー」や「Commandキー」を使って、対象の曲を一括で選び右クリックで変更もできます。
この「コンピレーションアルバム」のチェックを解除して再びiPhoneに同期したところ、問題なくONE OK ROCKの楽曲として表示されるようになりました!無事に解決!
というわけで、iTunesにCD楽曲を入れたんだけれども、iPhoneになぜか同期されていないと悩んでいる人は、この「コンピレーションアルバム」にチェックが入っていないかどうかよく確認してみてください〜!