1年間使用のMacBook Proにバッテリーの「修理サービス推奨」警告が突如出現、対処した話

いやぁ、焦りました。

僕の日々の仕事環境を支えているは、15インチのMacBook Pro。

数年ごとに買い替えていて、現在使っているのは2019年モデルの15インチMacBook Proです。

確か、2019年の5月頃に購入したものかと。

 

日々何事もなく順調に使用していたところ、突如バッテリーに不具合が発生

「修理サービス推奨」なんて警告まで出現しました・・・。

この問題に色々と対処してみた話、まとめておきます。

 

目次

前日までバリバリ稼働も、翌日朝からおかしな挙動・・・

本当に前日までは全く問題なく使用できていたMacBook Proなんですが、不具合に気付いた当日朝よりちょっとした異変が発生。

 

頻繁に鳴る電源接続の音

いつものように作業開始しようと、15インチMacBook Proに電源を接続。

純正のUSB-C充電ケーブルをつないでいるにも関わらず、電源接続を認識したりしなかったりという状況に。

電源接続時のあのお馴染みの「♪フォン♪(←擬音でどう表現して良いか分からずとりあえず・・・)」というあの音が、30秒起きくらいに鳴っていました。

明らかにおかしい・・・。

バッテリー表示も電源の雷マークが出現したり消えたり。

どうやら電源接続を認識したりしなかったり、という状況みたいです。

 

1時間電源接続から外したらバッテリー残量が10%まで低下

電源トラブルで発火しても嫌だなー、なんて思いながらとりあえず1時間くらい電源コード抜いておきました。

バッテリーオンリーですね。この間、MacBook Proは閉じていたので何も作業はせず。

そして1時間後にMacBook Proを開くと、なんとバッテリー残量がわずか10%に!!

どれだけバッテリー持ち悪いんだよって感じですよね。

この時に思ったのは、すでにバッテリーが劣化していて充電ができない状態なのではという疑いです。

 

MacBook Proのバッテリーに「修理サービス推奨」警告

そしてその疑いを証明するかのように、メニューバーのバッテリーを選択すると、「修理サービス推奨」という警告が出ていました。

何だかヤバいやつですね。入院覚悟しなきゃならんヤツっぽいです。

 

Apple公式の説明によると、このバッテリーの「修理サービス推奨」という警告は・・・

修理サービス推奨:バッテリーの蓄電容量が新品時や正常動作時と比べて少なくなっています。Mac をそのまま使い続けても安全面で問題はありませんが、Apple Store 直営店または Apple 正規サービスプロバイダにお持ちになり、バッテリーの評価を受けてください。

と説明されています。

使い続けても良いけど、修理ないし検査してもらった方が良いってことですよねぇ。うーん・・・。

 

たったの1年間使用でそんなにバッテリーが劣化するのかという疑問

何年も使用しているMacBook Proなら、この手のバッテリー問題表示があっても信じるんですけど。

このハードを買ったのは2019年5月。まだ1年ちょっとしか経ってないんですよ。

そんなに激しく24時間365日使っていた訳でもないのに、1年ちょっとでバッテリーが劣化するのか!!って疑問が単純に湧きました。

このままAppleサポートへ修理に出しても良いんですが、その間、仕事で使うハードがないと大変困ります。

というわけで、自分で直せるかどうか、アレコレ対処してみることに!!!

 

バッテリーの状態をチェック

そんなにバッテリーを酷使していたのかどうか・・・まずは、バッテリーの状態を確かめることに。

Macノートブックに搭載されたバッテリーには「充放電の上限回数」が仕様として定められています。

Apple公式の表から参照すると、ぼくが所持している15インチMacBook Proは以下のとおり、1000回が充放電の上限回数として設定されていました。

モデル 充放電回数
MacBook Pro (15-inch, 2019) 1,000

最近のMacBook ProやMacBook Airは大概この1000回に設定されているようです。

 

自分の使っているMacのモデル名を知りたい場合は、

メニューバー上の「Appleロゴ」>「このMacについて」と選択することで確認できます。

macOSのバージョン下に、機種名とモデル名が記載されています。

僕の端末では【MacBook Pro(15-inch,2019)】とありますね。

モデル名が分かったら、その対象モデルの充放電の上限回数をApple公式を参照して調べてみてください。

 

実際の充放電回数と比較してみる

Appleの仕様では、充放電の上限回数に達すると、バッテリーは消耗されたと見なされます。

よって、この上限回数と自分の使っている端末の充放電回数がどのような状態か比較することで、劣化の進行具合を大体把握することができそうですよね。

自分の端末の充放電回数は以下の方法でチェックできます。

[box class=”box17″]【充放電回数のチェック方法】

  1. 「option」キーを押しながらメニューバーのAppleロゴをクリック
  2. 「システム情報」を選択
  3. 左の「ハードウェア」の中から下の方にある「電源」を選択
  4. 「バッテリー情報」の中にある「状態情報」を確認[/box]

実際に僕の使っている15インチMacBook Pro 2019の充放電回数は【240回】でした!

しかも状態表示は【正常】。

仕様上の上限が1000回で、240回が済み状態なので、まだ4分の1程度しか充放電していないことになります。

これでバッテリー異常なのはちょっと考えにくいですよね。

もしかしたらソフトウェア側で何か問題が起きているのかも・・・。

 

自己診断ツールでバッテリーの状況を含めチェック

Macには「Apple Diagnostics」というハードウェアの自己診断ツールが搭載されています。

ハードウェアに問題がありそうな場合は、この「Apple Diagnostics」を使って診断してみるのも手です。

[box class=”box17″]【Apple Diagnosticsの使い方】

  1. ネットに接続されている状態でUSB接続等は外しておく
  2. Macを1度システム終了する
  3. Macの電源を入れてすぐにキーボード「D」キーを押したままにする
  4. 言語選択の画面が表示されるまで「D」キーを押したままにする
  5. 言語認識後、診断実行のメッセージが出るので「同意する」を選択する
  6. Macの診断が5分ほどで実行される
  7. 結果が表示されるので、リファレンスコードが表示される場合はメモしておく(Appleサポート等で活用するコードになる)
  8. システム終了する[/box]

 

「Apple Diagnostics」の結果はエラーなし

僕のMacBook Proでも「Apple Diagnostics」の自己診断をやってみました。

その結果は・・・

【問題は検出されませんでした】という診断結果に。

とりあえず一段落しました。良かった!!!!

 

伝家の宝刀「再起動」を試す

一番、初歩的なことを忘れていました。

困った時のまず1歩ですよ。アレです。

【再起動】です。

 

そして、再起動した結果・・・

 

 

何事もなかったかのようにフツーに治りました!!!

 

今までの挙動は何だったんだろう・・・

この解決までに1時間くらいかかりました。

まぁとりあえず良かったということで。これで一件落着です。

 

まとめ

Macのバッテリーに異常があった場合は、僕が今回試した方法を色々確認してみてください。

まずは、Macを再起動すると良いかもしれませんので、ぜひお試しを!!

よほど長年使っているとかでなければ、再起動で解決するかと思います。きっと!

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