これまでのMacではiPhoneやiPadをMacに接続すると純正アプリの「iTunes」上で端末の同期が行われていました。
2019年10月に配信された「macOS Catalina」 では、この「iTunes」アプリが廃止。
これまで「iTunes」上で行っていた作業は以下のように分離されました。
[box class=”box5″]
- 音楽→新たな「ミュージック」アプリでの管理
- 端末同期→「Finder」での管理[/box]
今回は「macOS Catalina」以降にアップデートしたMacにiPhoneやiPadを接続して同期・バックアップする方法を紹介します。
iOS端末は「iTunes」から「Finder」での管理に移行
iPhone・iPad・iPodなど、iOS端末をMac接続して管理するには、これまでiTunesアプリを必ず使っていましたが、「macOS Catalina」ではiTunesアプリが廃止されました。
これまで、音楽管理と端末管理を担っていたiTunesの役割が、「ミュージック」アプリと「Finder」に分離され、お互いのコンテンツがより管理しやすいように変更されています。
iTunesアプリは廃止されましたが、これまで通りMac上でiPhone・iPad等のiOSは管理できるので心配はありません!
FinderでiPhoneやiPadを同期・バックアップ・管理する手順
[box class=”box28″ title=”FinderでiOS端末を管理する方法”]
- MacとiOS端末(iPhone/iPad)を直接接続する
- 「Finder」サイドバーの「場所」項目にある端末名を選択
- 同期やバックアップをiTunesと同じように実行可能[/box]
接続時にFinderが自動起動する場合もありますが、自動起動しない場合は直接Finderのサイドバーから端末を選びましょう。
Finderに表示される同期メニューやバックアップ項目・ソフトウェアなどは、iTunes時代のものと全く同じ。
もちろんMacローカルにバックアップを取る場合も、このFinderから端末を選択し「今すぐバックアップ」でMac内にバックアップを作成可能です。