かねてより噂されていたニンテンドースイッチの新型機報道が遂に現実に。
任天堂は「ニンテンドースイッチライト(Nintendo Switch Lite)」を2019年9月20日に発売すると発表しています!
6月初旬にアメリカで行われていたE3でもこのような前兆はなかったので、かなりサプライズ発表です!
「小さく、軽く、持ち運びやすい」がコンセプトの携帯専用機
新しく発表された「ニンテンドースイッチライト」はコントローラーであるジョイコンと画面本体が一体化。
これまでのスイッチのようにジョイコンを左右にセットするのではなく、取り外しはできません。
「小さく・軽く・持ち運びやすい」というコンセプトで1人が手に取ってプレイできる携帯専用機であることが最大の特徴です。
故に、テレビにHDMI接続して使うことはできず、携帯ゲーム機として手持ち端末のみで遊ぶスイッチです。
その分、従来のスイッチよりも定価で1万円安くなっているので、スイッチのゲームをプレイしたい人にとって、よりハードウェアを求めやすくなっています。
「ニンテンドースイッチ」と「ニンテンドースイッチライト」、何が違うのか比較
従来のニンテンドースイッチと、新型のニンテンドースイッチライト。
主な機能でどのような違いがあるのか比較してみます。
項目 | ニンテンドースイッチ | ニンテンドースイッチ ライト |
|
希望小売価格 | 29,980円 | 19,980円 | |
ディスプレイ サイズ |
6.2インチ | 5.5インチ | |
本体サイズ | 縦102mm 横239mm 厚さ13.9mm |
縦91.1mm 横208mm 厚さ13.9mm |
|
重さ | 約398g | 約275g | |
プレイモード | TV モード |
○ | × |
テーブル モード |
○ | × | |
携帯 モード |
○ | ○ | |
ソフト | すべて○ | 一部制限あり | |
ジョイコン | 1セット付属 | × | |
ドック | 1台付属 | × (TV接続不可) |
|
バッテリー持ち | 2.5〜6.5時間 | 約3.0〜7.0時間 |
従来よりも画面サイズがやや小さくなり5.5インチ。これはぼくが使っているiPhone XS Maxを同じディスプレイサイズ。
スマートフォンと同じサイズと考えると、やはりコンパクトであることには違いないです。
ジョイコンの取り外しやテレビ接続ができないので、本当に本体のみで楽しむというプレイスタイルになります。
「ニンテンドースイッチライト」はプロコンに対応しているのか!?
スプラトゥーン2を専らプレイしている身なので、プロコンに対応しているかどうかは一番気になるところ。
スマブラのプレイヤーも、プロコン対応の有無はかなり気になるポイントかと思います。
ニンテンドースイッチライトではジョイコンは付属せず、本体にくっついるため、ジョイコンの一部機能(HD振動・モーションIRカメラ)を使ったソフトが制限がでるという注意事項があります。
ただし、別途ジョイコンを用意すれば、これは解消されるとのこと。
つまり、ニンテンドースイッチライトが別途ジョイコンの接続をワイヤレスでできるのであれば、プロコンのワイヤレス接続も同じようにできるはず!(あくまで私見)
プロコン対応という文言は現時点で発見できませんでしたが、理論上は間違いなく対応しているものと思いますよ。きっと。
もっとも、ニンテンドースイッチライト自体、携帯専用機で持ち運びに無駄な要素をそぎ落としていることを考えると、携帯専用機を持ち運びながらプロコン使うのは邪道かもしれません・・・。
2DSや3DSの居場所がなくなった・・・
いよいよ、これで2DSや3DS特有であった携帯ゲームの領域にニンテンドースイッチが本格的に踏み込みました。
これまではテレビと携帯ゲーム機という2刀流だったものが、携帯専用機となったことで、完全に2DS・3DSと同じ市場です。
取り扱われているソフトウェアこそ異なりますが、今後は、2DS・3DSのソフトウェアが何らかの形でニンテンドースイッチライトに統合され吸収されていくのでは流れになることと思います。
ニンテンドースイッチは大人はもちろん、子ども達にとっても一家に一台あるような人気ハードウェア。
特に子ども達はテレビで持ち寄ってプレイするというよりは、本体を持ち出してどこかに友だちと集まって、各々のスイッチでプレイしているというシーンをよく見ます。
そんな持ち運びプレイがメインなプレイヤーにとっては最適な機種になりえそうです。また、既存のスイッチユーザーも2台目用として持つのも良いかもしれません!
(source:任天堂)