趣味のカメラに新たなる試練が…。
これからの時期、全国各所で行われる花火大会。素敵な花火大会に愛用のカメラをもって写真撮影を楽しむなんて人も多いと思います。
我が家では、一足お先に手持ち花火を自宅で楽しみました。
これまで、花火大会の写真を広角カメラで撮影することもありましたが、その前哨戦として手持ち花火の撮影に挑戦してみました。
感度、絞り、シャッター速度、フォーカスの設定が絶妙に難しい
ガジェットアイテムを撮影するときに、自宅室内で感度を下げてシャッター時間を長くきるようなときにマニュアル撮影をすることはよくありましたが、暗い屋外でのマニュアル撮影はほとんど経験がありません。
あまり知識もないまま、花火撮影に挑戦してみましたが、相当苦戦。
感度、絞り、シャッター速度、フォーカス の4つの要素を複合的に最適な条件を持っていけなければいけない。
とりあえず、暗い中あまりに高いISO設定としてしまうと、花火の発光を捉えすぎてしまうので、ISOは100に設定。絞りもグッとF11。
シャッター速度は、ボタンを押すと解放し続けられるBULBモードで。
アレコレと試行錯誤してやっととれたのが、記事のアイキャッチ画像にもなっているこの写真です。
手持ち花火の写真撮影ではベストな1枚が撮れました。アーティスティックな作例でイイ感じ!
今回の手持ち花火では100枚くらい写真撮影したのですが、この使えそうな写真はこの1枚のみという結果に。
花火写真の撮影はものすごく奥が深いです。単純に難しい。
ピントを合わせるのがツラい
花火の写真撮影では、オートフォーカスよりもマニュアルフォーカスでのピント合わせがベストと言われています。
三脚を使って撮影位置を固定。マニュアルフォーカスに合わせて、あらかじめピントが合う位置を把握しておき、その位置で花火を発火させます。
花火を撮影するために少し望遠気味の焦点距離で70mmという設定ですが、微妙な位置の前後でうまくピントが合わせられないのが、最大の難所でした。
こちらはピント合わせを失敗してしまい、完全にフォーカスが効いていない例。うーん、としか言えませんね。
手持ち花火は、手に持った後、火元で着火し、発火している間の時間に限りがあります。しかも持続時間が20秒ほどしかない中での1発勝負。
うまくピントが合わないからといってフォーカスリングを操作している間に手持ち花火は終わりを迎えます。
一度発火させたらチャンスは1度。
そんなことをしている間に500円ほどで買えるような手元花火セットの在庫がなくなりました・・・。無念。
手持ち花火撮影での課題
ISO100、絞りF11という設定は、発光する手持ち花火を捉える明るさ的に良さそうな設定でした。
この設定だとある程度シャッターは開いておかないといけないので、BULBモードで1秒程度開いておくのが良いのかと。
あと、問題はピント合わせですね。
撮影した100枚ほどのデータでは、ピントが合っていない写真がほとんど。
この夏は手持ち花火の写真撮影の技術を極めたいと思います!