【比較】フルカスタマイズの「MacBook Pro 2019」ベンチマークスコアを2016年・2015年モデルと比べてみた!

2019年6月のWWDC開催直前に突如発表された「MacBook Pro 2019」。

本体デザインはそのままですが、中身は大幅に性能が向上。CPUは最大で8コアのIntelプロセッサを搭載するなど、性能面がアップデートされています。

2016年モデルのMacBook Proを使っている僕は、今回のアップデートを機に2019年モデルの新型機へと乗り替えました!

性能面がどれだけ向上したのか実感するため、まずは数値的に比較するべく、Geekbench4で計測したベンチマークスコアで比べてみます。

目次

MacBook Proの3モデルのベンチマークスコアを測定・比較

長らく15インチのMacBook Proが気に入っているため、2015年に購入した15インチMacBook Pro以降も2016年モデル、そして今回の2019年モデルとすべて15インチモデルを選んでいます。

中身はというと、購入時点での性能は最大限にしておきたいというスペックおじさんなので、基本的にストレージ以外はフルカスタマイズのCTOモデルを注文しています。

以下3モデルのスペック概要とGeekbench4 を使ったベンチマークスコアの測定結果を以下表にまとめました。

※横長表なのでスマホでは横スクロール

機種 MacBook Pro
(15-inch 2019)
MacBook Pro
(15-inch Late 2016)
MacBook Pro
(15-inch Mid 2015)
スペック CPU 8コア
2.9GHz Intel
Core i9-9980HK
4コア
2.9GHz Intel
Core i7-6920HQ
4コア
2.8GHz Intel
Core i7-4980HQ
GPU

AMD Radeon Pro Vega 20

AMD Radeon
Pro 460

AMD Radeon
R9 M370X

Geek
bench4

ベンチ
マーク
スコア

CPU
シングルコア
5177 4486 4548
CPU
マルチコア
29150 15541 10439
Metal
iGPU
24699 21769 4199
Metal
dGPU
74594 55080 38343
OpenCL
iGPU
33901 29932 4759
OpenCL
dGPU
77694 52511 37833

 

CPUは2015年モデルの約3倍という驚異的な処理能力

3年前のモデルである2016年モデルと比較すると4コアのIntel Core i7から8コアのIntel Core i9という変化。

クロック周波数やシングルコアでのスコアは微増という程度で、そこまで変わらないかもしれません。

しかしながら、コア数が2倍になっていることから、マルチコアでのCPUスコアが2016年モデルの約2倍2015年モデルと比較すれば約3倍の処理能力が出ているという驚異的な結果が出ました。

Appleが言うように本体やアプリの起動、SSDの読み込みなど本当に爆速。

 

GPUは2015年モデルの約2倍に

次にGPUのスコア。

今回2019年モデルで選んだのはCTOで「Radeon Pro Vega 20」を選択。

マイクラをプレイしているときのカクツキやファンうなりに耐えられないっていう理由から迷わず、最上位カスタマイズを選択したワケであります。

そのGPUスコアもCPU同様にすんごい結果に。

 

dGPUでのMetal・OpenCLともに2019年のMacBook Proでは、2015年モデルの約2倍2016年モデルと比べても約1.5倍の能力です。

これだけの性能があれば、マイクラも快適に動かせそうです。

体感的な部分になりますが、ビデオ設定で描写を細かくしても遅延することやカクツキも生じることはなく、スムーズにプレイできています。

Lightroomの書き出しも気持ち速くなったような。Final Cut Proでたまに動画編集もしますけど、レンダリングや書き出しが本当に速い。

この辺は、別のレビュー記事でしっかりとまとめますので。

近い将来、デザインが一新されたMacBook Proが発売されるなんて噂もありますけど、当面はこの爆速MacBook Proと共に生きていこうと思います!

MacBook Pro 2019、最高です!

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