MacBook ProやMacBook Airをメイン機として使っているユーザーにとって、USB-Cハブは切っても切り離せない不可欠な存在。
SDカードの読み書き ・HDMIによるディスプレイ出力・有線LANの接続・その他USBデバイスの接続など、Bluetooth以外の物理的な接続を必要とするシーンは数多くあります。
そんなMacのラップトップユーザーにとって、活用シーンを多く見いだせるであろうUSB-Cハブがフォーカルポイントから登場。
4K/60HzのHDMI端子を2つ搭載するなど、他製品では考えられない驚異的な能力を持つUSB-Cハブ「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB4」です。現在、GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングが実施されています。
今回、プロトタイプの製品をお借りすることができたので、僕のMacBook Proでの使用感をレビューしたいと思います。
「ALMIGHTY DOCK TB4」クラウドファンディング【GREEN FUNDING】
これさえあれば何でもできちゃうMacBook Pro/Air専用の7in1 ドッグ
スマートなデザインが特徴なMacBook ProやMacBook Airですが、そのスリムさは本体自体の拡張性が削減されることで実現されているものかと思います。
Macノートブックを最大限活用させるには、外部機器の接続や拡張性を抜きには語れません。
僕のようにMacノートブックをメイン機として使っているユーザーにとっては特にそう感じることでしょう。
USB−Cハブにも色々な製品がありますが、「ALMIGHTY DOCK TB4」は、MacBook Pro/Airユーザーの拡張性を最大限広げてくれるMacBook Pro/Air専用のUSB-Cハブです。
ALMIGHTY DOCK TB4が対応している機能(端子)
「ALMIGHTY DOCK TB4」が対応している機能(端子)は以下のとおり。
[box class=”box17″]【ALMIGHTY DOCK TB4の仕様】
- 4K/60HzのHDMI端子を2基搭載(HDMIポートの内1つはHDR出力にも対応)
- 最大2TB対応のSD・micro SDカードスロットそれぞれ1基
- USB3.0対応のType Aポートが1基
- USB-C ポート1基(USB 3.0、PD対応 Max 60W)
- Gigabit対応のEthernetポート1基(ラッチ機構採用)[/box]
最大の特徴は4K/60HzのHDMIポートを2つ搭載していること!
4K対応のHDMI端子1つの端子は他製品でもよくありますが、4K対応HDMI×2基はとても基調な存在です。
これにより、クラムシェルでのデュアルディスプレイ環境、MacBook Pro/Airの画面も使えばトリプルディスプレイ環境も実現可能です。
HDMI端子の脇にはUSB 3.0対応端子、USB-PD対応(最大60W)のUSB-C端子もあります。電力供給はもちろん、USB3.0相当のデータ転送にも対応しています。
USB-Cハブの側面には、最大1000Mbps対応のEthernetポートを搭載。
Wi-Fiでも良いですが、時にオンラインゲームをしたり、LAN経由で大容量データを安定的に送受信したりする際には、有線LAN接続はとても有効な手段ですよね。
Ethernetポートはラッチ機構を採用しているので、使用しないときはスムーズに格納して、薄型な製品筐体をキープできます。
もう片方の側面には最大2TB対応のSDカードスロットとmicro SDカードスロットを両方搭載しています。
MacBook Pro/Airで一眼カメラやアクションカメラ等、外部撮影機器でのデータを扱うユーザーにとっては、SDカードスロットは必須な端子ですよね。
SDカードのサイズを問わず、このハブ1つで活用できますね。
「ALMIGHTY DOCK TB4」を15インチMacBook Proで使ってみた
僕のデスク環境は、15インチMacBook Proをクラムシェルで5Kディスプレイと4Kディスプレイに出力するデュアルディスプレイ環境です。
4Kのデュアルディスプレイ環境ではないため、本製品の最大の特徴を検証することはできませんが、僕なりの環境で試してみました。
MacBook Proに接続するために、USB-C端子2つ分を使用します。
ちなみに「ALMIGHTY DOCK TB4」のカラーは、シルバーとスペースグレイがあります。
Macノートブックの本来の色と申し分ないシンクロする色味で、見た目もスッキリしていますね。
7in1ドックに端子をフル接続するとこんな感じ。
見た目だけでもMacBook Proの拡張性が上がっていることが十分に分かります。
これだけ接続できるのすごい!!
USB-PDの電力供給とUSB3.0相当のデータ転送にも対応する「USB-Cポート」に注目
5Kと4Kディスプレイのデュアルディスプレイでは、こんな感じになりました。
デスク下にMacBook Proを配置し、接続した「ALMIGHTY DOCK TB4」からデスク右側の4K/60HzディスプレイにHDMI出力しています。
デスク左側はLGの5Kディスプレイであるため、「ALMIGHTY DOCK TB4」からは出力できないため、写真外ですが、MacBook Proの右側のThunderbolt 3ポートとUSB-C接続しています。
ここで、試しに「ALMIGHTY DOCK TB4」のUSB-CポートにLG 5KディスプレイのThunderbolt3ケーブルを接続してみたところ・・・
当然ながら・・・うまく認識できませんでした。
それはそうですよね。一応、5Kディスプレイでも使えるか期待してやってみただけですので・・・。
ただ、このUSB-Cポートの性能には注目したいところ。
電力供給だけでなくデータ転送にも対応していることが大きなポイントです。
今回レビューしている「ALMIGHTY DOCK TB4」の前モデルとなる「ALMIGHTY DOCK C3」では電源供給のみ対応。
つまり、USB-CポートにiPhoneを接続した場合、充電しかできません。
一方、「ALMIGHTY DOCK TB4」では、USB-CポートにiPhoneを接続すると、充電とデータ転送(同期)の両方が行えます。
他社製品のUSB-Cポートは電源供給のみでデータ転送に非対応なものも多い中で、実用的な機能を実装していますね。
気軽に持ち運べるコンパクトなサイズ感
これだけ多くの対応端子を搭載しながらも、本体サイズが薄型でコンパクトであることも見逃せません。
iPhone 11 Proと比べてみました。
iPhoneのように十分手の平サイズであることがわかります。
自宅デスク周りで使うのはもちろん、アクセサリーポーチに入れて外出先に手軽に持ち運びもできます。
このサイズ感、良いですね。本当にコンパクト!
まとめ:MacBook Pro/Airをメイン機で使うならぜひ所有しておきたいUSB-Cハブ
本製品の最大の特徴は4K/60Hzのデュアルディスプレイ出力可能なHDMI端子2つ搭載というポイントかもしれませんが・・・僕のような5Kディスプレイ・4Kディスプレイ環境でHDMI端子1つ利用だけでも十分に活用できました!
HDMI・有線LAN・SDカード・電力供給にもデータ転送に両対応するUSB-Cポート・USB3.0対応のUSB-Aポートなど、活用できるシーンは無限大。
MacBook ProやMacBook Airをメイン機として使うのであれば、ぜひとも持っておきたいとてもパワフルなUSB-Cハブであると感じました!
デュアルディスプレイであれば、片側のディスプレイで作業を行いつつ、もう片方のディスプレイでテレワークやオンライン会議なんて使い方もできますよね。
コロナ禍の今だからこそといった活路もありそうです!
今回レビューした「ALMIGHTY DOCK TB4」は、現在GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングが実施されています。
9月30日まで受付となっているものの、記事作成の現時点ですでに140%以上の支援額を達成しているので、製品化は間違いない安心なプロジェクトかと思います。
製品化前のクラファンなら定価30%OFFの割引価格で購入できるので、USB-Cハブを探しているなら、この際にクラファン支援をぜひ検討してみてはいかがでしょうか!?
「ALMIGHTY DOCK TB4」クラウドファンディング【GREEN FUNDING】