こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ(@fatherlog)です。
学童期に入った子育てに対し、日々「安心」を意識するようになってから、日常のコレやアレを改善したい・・・と色々思うようになりました。特にセキュリティ面がそう。
例えば、自宅に早く帰宅する子ども(小学生)の屋内見守りや、自宅周辺の様子をチェックできると便利ですよね。
今回は、スマホアプリでいつでもどこでも見守り可能なセキュリティカメラ「Ring Stick UP Cam Battery」をレビューします!
充電式の取り外し可能なバッテリーを採用しているため、電源工事は一切不要。平らな面に本体設置するだけです。
小学生の子どもさんがいるファミリー世代や、ペットを飼っている人、自宅周りのセキュリティ強化をしたい人にオススメです!!
本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。
Ring Stick UP Cam Battery(リングスティックアップカムバッテリー)の主な特徴やスペック
今回レビューする「Ring Stick UP Cam Battery」は、スマホアプリと連携したドアベルやセキュリティカメラといったIoTデバイスのホームセキュリティ製品に長けている「Ring」というブランドの製品。
格安価格帯の製品でよく感じるような「セキュリティカメラとはいえ、どんなメーカーがよく分からない・・・」という不安もなく、人気あるAmazonデバイスの1つである「Ring 」というブランドであることに大きな安心感です。
ここで「Ring Stick UP Cam Battery」の主な特徴をスペックを紹介しておきます。
Stick UP Cam Batteryの主な特徴
「Ring Stick UP Cam Battery」は屋内外設置対応の安心できるセキュリティカメラ。
いわゆる「見守りカメラ」というカテゴリーの製品です。
専用のスマホアプリと連携すると、外出先からいつでもどこでもカメラ設置範囲の映像を確認できることに加え、モーション検知による自動録画も可能。さらに双方向での音声通話もできます。
以下、Ring Stick UP Cam Batteryの主な特徴です。
- スマホアプリと連携し、いつでもどこでも見守りができるセキュリティカメラ
- 1080p HDの高解像度で鮮明な映像を記録
- 双方向での音声通話が可能
- 取り外し可能なクイックリリースバッテリーで電源工事不要
- 目的に合わせて設置場所を柔軟に変えられるコードレス製品
- IP55等級の防塵防沫対応で屋内外への設置が可能
- 録画データは最長180日間クラウド保管され、保存や共有ができる
サイズ | 縦60×横60×高さ97cm |
ビデオ解像度 | 1080p HDカラー、ナイトビジョン対応 |
視野角 | 対角130°、水平110°、垂直57° |
オーディオ通話 | 双方向対応、ノイズキャンセリング機能付き |
電源 | 充電式クイックリリースバッテリーパック |
通信規格 | 通信規格: 802.11 b/g/n Wi-Fi接続:2.4GHz |
耐久性能 | -20℃~50℃ 防塵防沫 (IP55等級) |
Ring Stick UP Cam Batteryの外観やデザインをチェック
Ring Stick UP Cam Batteryのパッケージ一式はこんな感じ。
- カメラ本体
- 充電式クイックリリースバッテリー
- 充電用USBケーブル
- 取り付け用ビス類
- 取扱説明書・ステッカー
カメラ本体は円筒形状の可愛らしいデザイン。
ホワイトカラーのみ取り扱いですが、自宅環境には比較的馴染みやすいカラーやデザインかと思います。
こちらは背面側。壁面設置した際に壁と干渉してキズが入らないよう緩衝材が縦配置されています。
また、本体が簡単に分解されないよう通常のネジ穴とは異なるセキュリティネジを採用。こういう細かな配慮も安心ポイントですね。
カメラの台座部分では前後左右の角度調節ができるので、設置場所に応じて最適なカメラ画角に調整可能です。
試しに前後左右にカメラ角度振ってみます。
前後左右にかなりフレキシブルにグニュグニュと調整できます。
左右と後ろ方向は大きく角度がつけられませんが、特に前方向はかなり角度を倒し込めるので、玄関などの高い場所に設置する場合、上から下方向の範囲を適確に撮影できそうです。
充電式のクイックリリースバッテリーは、台座部分を回転させると取り外しできます。
出荷段階である程度バッテリー充電されていることが多いとは思いますが、1度設置したら中々バッテリー再充電するのも手間なので、一度使用開始する前にフル充電しておくことをオススメします!
バッテリー充電が完了したら、あとはスマホアプリにデバイス登録をするだけ。
Ring専用のアプリをインストール後、画像や映像付きで分かりやすい画面の指示に従いデバイス登録を進められるので、登録作業が苦手な方でも安心できる仕様です。
見守りカメラとしてRing Stick UP Cam Batteryを使ってみた感想
実際にRing Stick UP Cam Batteryを自宅内の見守りカメラや屋外を撮影する防犯カメラとして、設置場所を転々としながら居室内に設置。
実際に使ってみて感じたことをレビューにまとめました!
広い画角で見守りたい範囲を鮮明なフルHD高画質で録画
見守りカメラやセキュリティカメラとして使う場合、カメラ本体の撮影画角が気になるところ。
Ring Stick UP Cam Batteryのカメラ画角は、対角130°・水平110°・垂直57°とかなり広範囲です。
とはいえ、このスペック的な数値だけでは正直わかりにくいと思うので・・・以下画像を交えて紹介します。
撮影画角をわかりやすくするため、リビングに面する場所にRing Stick UP Cam Batteryを設置しました。
撮影用のミラーレス一眼で広角撮影(焦点距離28mm)したのがこちら。
続いて、Ring Stick UP Cam Batteryで撮影されたアプリ映像を確認してみます。スマホアプリではこんな感じに。
スマホ縦持ちの画像だと少し小さいので横画面表示した映像も載せておきます。
さきほどのミラーレス一眼の広角撮影と比べると、それ以上に設置範囲前面をほぼカバーできるような広角の範囲を映し出せていることがわかります。
ただ、実際の肉眼で見ている視覚と比べると、明るさ的に少し暗めな印象です。
また、広角撮影のため、少し魚眼が効いているような映像ですが、「見守り」という目的を考えるとコレだけ鮮明に映っていれば十分かと思います。
通話ボタンを押すと、通常のスマホアプリのビデオ通話と同じような会話が可能。
しかも音声は双方向ともかなり鮮明にやり取りができ、リモートワークでもこのままの状態で問題無く使えるんではないかレベルに綺麗な音声です。
例えば、外出先から先に帰宅した子どもの様子を確認しながら通話する、なんていう使い方もできて便利です!!
スマホやタブレットがない家庭でも安心して子どもと繋がれる環境が整備できます。
外出先からいつでもどこでもライブ映像が確認できる安心感
百聞は一見にしかずとは、まさにこのこと!!
外出先では自宅内や自宅周辺の様子をうかがうことは通常できませんが、Ring Stick UP Cam Batteryがあればいつでもどこでもセキュリティカメラの映像がアプリ上で確認可能です。
この機能が外出先での大きな安心感に繋がります!!
さらに、モーションセンサーの範囲をアプリ上で事前に設定しておくと、設置範囲に動きがあった際の自動録画もしてくれます。
屋外を見渡せる2階の窓側に屋内設置したRing Stick UP Cam Batteryのモーション範囲を設定しています。
モーション範囲での動きを検知すると自動録画し、スマホアプリへ通知してくれる仕組みです。
しかも、Ringプロテクトプランに登録すると、撮影された動画データは最大180日間保存され、いつでもアプリから確認できる機能も使えます!!(2023年3月末まで無料体験可能)
設置場所を色々変える場合は都度範囲設定が必要なため本機能は不向きですが、玄関先や自宅室内の棚上といった場所など、固定した場所にRing Stick UP Cam Batteryを設置する場合は、かなり有効なのでオススメです!
柔軟に設置場所を変えられる
Ring Stick Up Cam Batteryは、充電式のクイックリリースバッテリーを動力とするため、電源コードを接続する必要は一切なく本体の設置場所を柔軟に変えることができます。
例えば、自宅を長期不在にするときは屋外が見える窓際に移動したり…
普段生活している時は子どもの帰宅が確認できるよう玄関内に設置したり…
という感じで、使いたい場所に気軽に持ち出して置いておくだけ。
設置場所の制約は一切ありません!!
玄関先など屋外設置する場合を除き、屋内設置する場合は基本的に平らな面に置くだけなので、ユーザーが見守りたいと思う場所にお合わせて、いつでも設置場所を変えられるのは大きなメリットであると感じました!
バッテリー持ちはかなり優秀!一度充電したら長期間の充電不要!
Ring Stick Up Cam Batteryは充電式クイックリリースバッテリーを採用しているため、別途電源接続工事や電源コード接続は一切不要という点がメリットです。
ただし気になるのは、一度フル充電したカメラのバッテリーがどれくらいの期間持つのか…というところかと思います。
実際に、Ring Stick Up Cam Batteryを約10日間使ってみて、どれほどバッテリー消費したのか充電残量を確認してみました。
結果、フル充電あった状態から10日間使用でバッテリー残量86%という結果になりました。
ライブ映像確認や音声通話など、ユーザーの使用頻度に大きく影響するものと思いますが、僕の環境下の使い方であれば、このままいくと約70日間バッテリーが持つ計算です。
2ヶ月以上持続するバッテリーの驚異的なスタミナ力!! すごいです。
約2ヶ月に1度の充電が必要という感じであれば、例え充電式という電池駆動であっても、それほど大きなユーザー負担になることはないかと思います。
また、「万が一のバッテリー切れが心配」という方は、予備の充電式クイックリリースバッテリーを1つ用意しておくのもオススメです!
すぐに交換できるので、切れ目ない見守りが可能になります。
屋内からの窓越し屋外撮影だと、夜間の窓反射が課題
1点だけ気になる点があります。
Ring Stick Up Cam Batteryを屋内用として部屋内を撮影するのであれば全く問題ないのですが、屋内設置したカメラを屋外に向けて窓越しに屋外を撮影する場合、ちょっとした問題が発生します。
昼間は全く問題ないのですが、夜や夜間帯になると、室内の明かりが窓に反射し、それをRing Stick Up Cam Batteryが人物検知と勘違いしてしまう現象が発生します。
屋内が屋外と同じように暗い状態であれば、問題ないのですが、屋内のみ明るくなってしまうと外が見えづらくなります。
夜の車運転時に車内灯を付けたらフロントガラスが見えなくなって危険ですよね。あんな感じです。
実際、夜になってから窓反射した室内の明かりをモーション検知録画してしまったシーンがこちらです。
こんな感じで、リビングの電気を点灯と同時にモーション検知して録画されていました。
わりと窓に反射したリビング内の様子がしっかり写り込んでいます…。
ちなみに左側の青白い光源は、Ring Stick Up Cam Battery自体の本体LEDインジケーターが点灯しているもの。
窓越し撮影する際には、窓に接触するくらいギリギリまでRing Stick Up Cam Batteryを寄せるか、室内光源があまり点灯しない場所に設置する、あるいは室内光源の影響を受けない何かしらの措置(!?)を取る必要がありそうです。
Ring Stick UP Cam Batteryレビューまとめ:日常生活をより安心なものに変えてくれる見守りカメラ
Ring Stick Up Cam Batteryについて、子育てファミリー的な目線から今回レビューとしてまとめました。
これまで単身住まいの時はそこまでセキュリティを意識することもありませんでしたが…
特に子どもが小学校に進学してから、家族全員の生活する時間帯が少しずつ異なりはじめ、見守りカメラの必要性を大きく感じるようになりました。
そんな日常生活の小さな不安を安心なものへと変えてくれるのが、このRing Stick Up Cam Batteryという見守りカメラだと思います。
- 自宅のセキュリティ対策として防犯カメラとして活用したい人
- 自宅内の子どもやペットの見守りカメラとして活用したい人
- 帰宅時間が早い学童期(小学生)の子どもがいる家庭で帰宅後の様子が不安で見守りたい方
- 外出先からいつでもどこでもカメラの様子をライブ映像として確認したい人
- 鮮明で滑らかなカラー映像としてセキュリティカメラ映像を一定期間以上記録しておきたい人
- 屋内設置した見守りカメラの位置を柔軟に変えたい人
- コードレス対応の見守りカメラを探している人
自宅周辺のセキュリティカメラとして防犯対策をしたい方、子どもやペットの見守りができるコミュニケーションツールとして活用したい方に、Ring Stick Up Cam Batteryはぜひオススメです!
合わせて、Ringブランドのホームセキュリティデバイス「Ring Video Doorbell4」のレビュー記事もぜひご覧ください!
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