レビュー：スタンド付Belkin MagSafe対応モバイルバッテリーiPhone充電「ながら使い」が便利！

こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ（@fatherlog）です。

最近のiPhone充電界隈で、ようやく定着してきた感のある「MagSafe充電」は、iPhoneをくっつけるだけでケーブルレスで充電できる便利な機能。

モバイルバッテリーでも、まだまだ数は少ないですが、このMagSafe充電に対応した製品が徐々に増えてきています。

今回は、Apple製品のアクセサリーブランドとして人気のあるBelkin（ベルキン）製のモバイルバッテリー「MagSafe Wireless Battery 5000」をレビューします!

iPhoneにくっつけるだけで充電できるMagSafeに対応している他、コンパクトで持ち運びに適したサイズ感。

加えて、亜鉛合金製のキックスタンド付きなので、充電しながら縦置き・横置きの画面利用ができる便利なモバイルバッテリーです。

本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。

Belkin(ベルキン) MagSafe対応モバイルバッテリー 5000の主な特徴や仕様

モバイルバッテリーというと、今や高品質なモノから一部の劣悪なモノまで、良い意味でも悪い意味でも種類豊富な製品が出回っています。

今回レビューするモバイルバッテリー扱うメーカー「Belkin（ベルキン）」は、Apple公式のiPhoneアクセサリーにも名を連ねるなど、ユーザーにとっては非常に安心感のあるアクセサリーブランド。

ベルキン製品は、僕のiPhone生活でも活躍してくれている製品が多くあり、3in1ワイヤレス充電器や車載ホルダーなど、日々愛用しています！

Belkin(ベルキン) MagSafe対応モバイルバッテリー 5000の主な特徴とスペック

さて、Belkin MagSafe Wireless Battery 5000は、くっつけるだけでiPhoneをワイヤレス充電できるMagSafe機能に対応した、バッテリー容量5000mAhのモバイルバッテリーです。

MagSafe機能は、iPhone 12/13/14シリーズなど、iPhone 12シリーズ以降のモデルで対応しています

ケーブルレスでスマートに充電できるほか、亜鉛合金製のキックスタンドが背面に付いていて、iPhoneを充電しながらスタンド利用もでき、iPhone充電中の「ながら使い」ができるモバイルバッテリーです。

Belkin MagSafe Wireless Battery 5000の主な特徴は以下のとおり。

バッテリー容量	5000mAh
サイズ	93.7 x 63.8 x 165 mm
重量	177g
入力	5V/2A 最大10W, 9V/2A 最大18W
出力	USB-C端子：5V/2A 最大10W MagSafeワイヤレス：最大7.5W
付属品	USB-C to USB-Cケーブル
カラー	ブラック/ホワイト
実売価格	約5,490円（Amazon）

Belkin(ベルキン) MagSafe対応モバイルバッテリー 5000の外観チェック

こちらがBelkin MagSafe Wireless Battery 5000の正面外観。

シリコン系の素材が使われていて、モバイルバッテリーとiPhoneが接触しても傷がつかないよう配慮されています。

こちらは背面側。

Belkin MagSafe Wireless Battery 5000の特徴である亜鉛合金製のキックスタンドが、高級感とスタイリッシュな感じを出していて良い感じ！

底面側には入出力兼用のUSB-C端子を1ポート搭載しています。

iPhone充電がメインという性質を考えると、基本はMagSafeでくっつけて充電する方法が主軸になると思うので、USB-C端子は主にモバイルバッテリー自体の充電を行う入力端子になるかと思います。

側面にはバッテリー残量がわかるよう、4段階のLEDインジケータが設けられています。

国内の電気用品安全法に適合しているPSEマークもあり安心といえば安心なのですが。なぜかシール貼付による表示。

せめて本体の刻印表記にこれも入れ込んで欲しかったですね…

Belkin MagSafe Wireless Battery 5000のスタンドを立てるとこんな感じ。

耐久性の高い亜鉛合金製というだけあって、かなりしっかりとモバイルバッテリーを支えているので、安定感は抜群です。

モバイルバッテリー全体の外観デザインとしては、コンパクトかつスタイリッシュにブラックカラーで統一され、モバイルバッテリーらしからぬオシャレさが良い感じです!!

Belkin(ベルキン) MagSafe対応モバイルバッテリー 5000を実際に使ってみた！

「くっつけるだけでiPhoneケーブルレス充電」が超便利！MagSafe対応のAirPodsケースも充電可！

Belkin MagSafe Wireless Battery 5000は、iPhone搭載のMagSafe機能に対応しているので、充電するときはモバイルバッテリー本体をiPhone背面にくっつけるだけ。

ピタッとくっつければ、すぐにワイヤレス充電開始されます。コレがMagSafeの良いところ‼︎

わざわざiPhone充電用のLightningケーブルを用意する必要がないので、外出時の持ち物も軽くなります。

さらに充電中もケーブルが一切露出しないので、コードが絡まったりすることもなく、めちゃスマートでスッキリ。

もちろん、iPhoneだけでなくMagSafe対応のAirPodsケースも、こんな感じでピタッとくっつけて充電できるので、出先で瀕死状態になってるAirPodsの救出もできますね。

余談ですが、Apple Watchは同じ磁力を使ったワイヤレス充電とはいえ、Apple Watch自体がMagSafe非対応なので当然ながら充電できません。

【検証】充電時間や充電性能をiPhone 14 Pro Maxで実測！

Belkin MagSafe Wireless Battery 5000のバッテリー容量は、名称にもあるとおり5000mAhという数値。

モバイルバッテリーとしては決して大きくない容量ですが、予備のバッテリーとして活躍してもらうには、手頃なサイズ感とほどよく充電回復できる容量から重宝されるスペックです。

では、このBelkin MagSafe Wireless Battery 5000を使ってiPhoneをMagSafe充電すると、どれくらいの時間でどれくらい充電が回復するのか…

実際に僕が日々使っているiPhone 14 Pro Maxを使って検証してみました！

【Belkin MagSafe Wireless Battery 5000の充電性能検証】
・iPhone 14 Pro Maxを充電切れの状態からMagSafeで充電
・10分ごとにiPhoneのバッテリー残量を確認

結果は以下のとおり。

経過時間	iPhoneバッテリー残量
10分	2%
20分	10%
30分	16%
40分	21%
50分	25%
60分	29%
70分	34%
80分	38%
90分	42%
100分	45%
110分	50%
112分	50％ モバイルバッテリーの電池切れ （LED点滅）

充電空っぽの状態から約2時間近くかかってちょうど半分の50％まで充電回復できました。正直そんなに速くはないという感じ。

別の方法である出力の大きなiPhone急速充電では30分で50％以上バッテリーを回復できる性能があるため、最大7.5WのMagSafe充電スピードはゆったりしているなという感想。

なので、急いで充電回復させたいというよりは、そろそろ充電なくなりそうだから念のためMagSafe充電しておくか、といった具合に、予備バッテリーとして時間に余裕を持って充電するという使い方向き。

そしてバッテリー容量も5000mAhなので、iPhone 14 Pro Maxの充電回復だと半分程度が限界。iPhone 14 Proだともうちょっと伸びて60％くらいまでは行くのかな!?

いずれにせよ、ガッツリ満タンに急速充電しますぜって感じの性能ではなく、「予備的存在で万が一の際はゆったりお助けします！」というポジションのモバイルバッテリーです。

スタンド付きで動画視聴やビデオ通話しながらの充電がめちゃ楽！

というわけで、充電性能的には緊急時に迅速というよりはソフトに助けてくれる存在であるBelkin MagSafe Wireless Battery 5000ですが、注目したいのはその使い勝手。

特に、モバイルバッテリーとしてはそう多くないスタンド搭載しているという大きなメリットがあります。

このスタンドがかなり便利で、充電しながら縦置きや横置きでiPhoneをスタンド設置できるので、動画視聴やビデオ通話といったiPhoneを長時間使う場面でもイチイチ手持ちしなくても済みます。

亜鉛合金製のキックスタンドは、iPhoneへのMagSafe取付の勝手方向によって、4通りのスタンド設置ができるようですが、実質的には「縦置き」「横置き」という以下2パターンの使い方に収束するのかと思います。

角度測定まではさすがにしていませんが･･･
傾斜角度としては、ほどよい角度の傾斜がつくので、デスク上に設置した際に見やすさは抜群です。

【比較】Belkin MagSafe Wireless Battery 5000とAnker 622 Magnetic Batteryのスタンド機能

ここで同じくスタンド機能付きのMagSafe対応5000mAh級モバイルバッテリー「Anker 622 Magnetic Battery」と、今回レビューしている「Belkin MagSafe Wireless Battery 5000」のスタンド機能を簡単に比較してみます。

サイズ感としては同じ5000mAh級のモバイルバッテリーなので、ほぼ同じような大きさと重量。

縦置きスタンドは両者ともに対応。

Belkin MagSafe Wireless Battery 5000（画像左）の方が傾斜がきつめで、Anker 622 Magnetic Battery（画像右）は若干浅めの角度です。

こちらは横置きスタンドでの比較。

Belkin MagSafe Wireless Battery 5000は横置きスタンドにも対応していますが、Anker 622 Magnetic Batteryはご覧のとおり非対応。

というわけで、スタンド機能の比較ではBelkin MagSafe Wireless Battery 5000の方に軍配が上がりました！

本体サイズがコンパクトなので充電中の手持ち操作も快適！

5000mAのバッテリー容量であるため、本体サイズはコンパクト。

iPhoneにMagSafe充電で付けても、本体の筐体枠に収まりスマートさはそこまで損なわないと思います。

むしろ、背面にちょうど良い弁当箱のようなものが設置されることで、バンカーリングを付けているような感じで、手持ちのグリップ感が大きく増すような印象を受けます。

Belkin MagSafe Wireless Battery 5000の本体自体が角を落として丸く仕上がった製品デザインので、なお一層手に馴染みやすいのかと思います。

USB-C充電やパススルー充電にも対応

MagSafeでの充電に加えて、USB-C端子を使った充電やパススルー充電にも対応しています。

MagSafe接続にしばられないので、iPhone以外のモバイル端末やガジェットアクセサリーもUSB-C端子活用で充電できるのはありがたい。

またパススルー充電にも対応しているので、MagSafe接続した状態でBelkin MagSafe Wireless Battery 5000にUSB-C給電すれば、モバイルバッテリー自体を充電しながら、iPhoneを充電することも可能です。

スタンド設置面には注意が必要

唯一デメリットを挙げるとすればコレ。

亜鉛合金製のキックスタンドはかなり頑丈に出来ているため、スタンドとしての耐久性は申し分ないのですが･･･
このように縦置きスタンドとして利用した場合は、デスクの設置面を傷つけてしまうかもしれません。

ぼくのデスク自体、塗装などの表面処理されていない木材そのままを使ったデスクであるため、もともと傷つきやすいという前提もありますが、縦置きスタンド状態で角度を変えようとしたら、スタンドの角が机とあたり傷のような線が入り込みました。

この辺はデリケートな部分かと思いますので、スタンド利用の取扱は慎重に。

Belkin(ベルキン) MagSafe対応モバイルバッテリー 5000レビューまとめ：日常使いにピッタリ、毎日活用したいモバイルバッテリー!!

僕自身、普段使っているモバイルバッテリーは10000mAh級のモノが多いため、久々に5000mAh級のライトなモバイルバッテリーを使い込んでみました。

特に良さを感じたのは、Belkin MagSafe Wireless Battery 5000のライトなサイズ感と、ケーブルレスで手軽に充電できるスマートさ。

外出時にiPhoneのバッテリーが持つかどうか不安になるような場面でも、ケーブルすら無しにこれ1台さえあれば、小さいモバイルバッテリーながらも大きな安心感を一緒に携行できます!

さらにスタンド利用で充電しながらiPhoneを縦置き・横置き活用できる点も特徴的なポイント。

まさに、生活に密着して日常的に持ち歩きたいモバイルバッテリーとしてピッタリ!!

iPhone 12以降のユーザーで、コンパクトタイプの”使える”モバイルバッテリーを探しているユーザーにはぜひともオススメです。