こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ(@fatherlog)です。
夏は暑い日差しの下で、冬は照り返しのきつい雪道運転でサングラスを使っています。
そんな場面で活躍してくれるサングラスですが、日差しの照度によっては、もう少し日差しを和らいで欲しいと感じることや、反対にレンズ越しの視界が暗すぎるためにもう少し明るくなってくれたら…と思う場面があります。
今回紹介するスマートサングラス「Dusk」は、本体ボタンやアプリでレンズ濃さの調光が可能!
さらに本体フレーム両側にスピーカーを搭載しているので、ペアリングしたスマホを使って音楽再生もできる優れモノです!
早速レビューしていきます。
本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。
スマートサングラス「Dusk」の主な特徴・スペック・外観
スマートサングラス「Dusk」は、米国発のAmpereというブランドが展開している製品。
Ampereは、日本ではあまり馴染みのないブランドかもしれませんが、モバイルバッテリーや各種充電アクセサリー、シャワーの水流を活用したBluetoothスピーカーなど、ガジェット好きのツボを良い感じについてくるような製品を多く扱っています。
Duskの主な特徴・仕様
中でも、今回レビューするスマートサングラス「Dusk」は、先行して行われたアメリカのクラファンサイト”Indiegogo”で約6000万円もの支援を集めた超人気案件。
満を持して日本上陸となり、Makuakeにてクラウドファンディングが実施されています!
Duskは、アプリや本体ボタンでコントロールできるレンズ調光機能を搭載している他、左右フレームに搭載したスピーカーとマイクで音楽再生や音声通話もできるスマートサングラス。
主な特徴やスペックは以下のとおり。
- 本体ボタン/アプリ操作で瞬時にレンズを調光
- スピーカー・マイク搭載で音楽再生や音声通話が可能
- フレーム搭載のスピーカーにより耳が解放され、事故リスクを低減
- 定番スタイルのフレームとカラーを採用
- 上記スピーカーとマイク機能を除いた廉価版「Dusk Lite」も取扱い有り
サイズ | フレーム幅:141mm テンプル長さ:166mm レンズ幅:48mm ブリッジ幅:19 mm ※鼻パッド→薄 |
重量 | 35.1g |
レンズ | 偏光TAC |
フレーム | TR90 |
防水性能 | IP4X |
レンズ透過率 | 4%〜38% |
バッテリー容量 | 110mAh |
稼働時間 | レンズ調光:約7日間 音楽再生:約4時間 |
Bluetooth | 5.0 |
注意点として、スマートサングラス「Dusk」には通常版と廉価版の「Dusk Lite」があり、今回レビューしているのはスピーカー・マイクを搭載した通常版モデルの「Dusk」です。
廉価版の「Dusk Lite」は本体価格を抑えてある分、スピーカー・マイクは非搭載である点にご注意を。
Duskの製品外観をチェック
こちらがDuskのパッケージ中身一式。
- Dusk本体
- 収納ケース
- 磁気充電ケーブル
- クリーニングクロス
- 交換用鼻パッド
- 取扱説明書一式
Duskは黒カラーを基調としたサングラスのデザイン。
決して派手な感じではありませんが、飽きの来ないシンプルなデザインとマットな質感が特徴的です。
こちらは鼻と接触する鼻パッドの部分。
デフォルトの状態で薄めの鼻パッドが付いていて、安定感が足りないようであれば、付属の厚めの鼻パッドへ交換することも可能。
ただし、繰り返し使用はできないようなので、カスタマイズする際にはよく考えた方が良さそうです…
フレームの左右にはそれぞれボタンが配置され、各種操作が割り当てられています。
操作項目 | 右アームボタン | 左アームボタン |
シングルタップ | 再生/停止 通話応答/切断 | ボタン1回押すごとにレンズ濃度変更 (透過率8%→14%→30%→38%) |
ダブルタップ | 曲送り/通話拒否/オーディオ切替 | ー |
トリプルタップ | 曲戻し | ー |
3秒長押し | 電源ON/OFF | ー |
(短)長押し | 音声コントロール | レンズ調光機能ON/OFF |
耳かけ部分にはオープンイヤー型のスピーカーを搭載。
左右のアームそれぞれに設置されています。
右フレームのボタン後ろ側には、充電用の磁気ポゴビンコネクタを搭載しています。
付属のUSB-C – ポゴビン充電ケーブルでこんな感じで充電できます。
充電性能は相当優秀で、約1時間の充電で100%満タンにできるだけでなく、なんとコレ、15分で80%充電まで回復するという驚異的な急速充電性能を持っています!!
身の回りのガジェットツールは意外と充電すること自体を忘れてしまいがちなので、この高速充電は時間がないシーンで役立ちだちそうです。
スマートサングラス「Dusk」を実際に使ってみて感じたこと
サングラスの調光機能が相当便利!特に車運転時に重宝!
スマートサングラス「Dusk」で一番注目したいのは、やはり最大の特徴であるレンズの調光機能です。
レンズ透過率は4%〜38%の間で可変させることができ、日差しの強さが変わるシーンに応じて最適な遮光環境を実現してくれます。
レンズ透過率を可変させるとこんな感じ。
まずは透過率38%↓
続いて透過率14%↓
最後に透過率4%↓
透過率変更は、左アームボタンを押すと、デフォルト設定の透過率8%→14%→30%→38%で変化させられる他、専用のAmpereアプリを使うとさらに細かな透過率調整ができます。
また、僕は特に使いませんでしたが、プリセットを事前に設定しておくと、アプリのワンタップで好きな透過率に変更できて便利そうです。
さらに、アプリ画面右上の車アイコンをタップするとドライブモードへ設定が可能。
運転中の安全な視界確保のため、8%以下の透過率には下げられないよう制限が入ります。
今回、僕が主にDuskを活用したシーンは、車の運転中がほぼ全て。
というのも、日によって晴れたり晴れなかったり…雪による照り返しがすごくて眩しかったり…
雪国の新潟は冬の運転時で日射条件がかなり振れ幅大きく変わるのですが、Duskのサングラス調光機能によって、常に安全な視界をしっかりと確保できるので、車の運転がめちゃくちゃ快適でした!!
Duskのサングラス調光機能は日頃から車の運転をするドライバーにおすすめ!!
通常、サングラスは一度購入すると、その製品自体の透過率に固定されてしまいますが、このように自在に透過率を可変させることで、色々な場面でサングラスを活躍させられるので、マルチに使いこなせると思います!!
装着感がかなり軽い!
調光ができて、スピーカーも搭載してて、バッテリーも積んでて…なんて聴くと、このサングラス、かなり重そうに感じますよね。
実際、Dusk自体の見た目もブラックカラーで統一されているせいか、重厚感を少なからず感じます。
しかし、これを手に持った瞬間、そのイメージは180度変わります!めちゃ軽いんですよコレ!
重量約35gなので、スマホよりもはるかに軽い重さ。
実際にDuskを装着すると、サングラスをかけている負担は全くなく、時間が経過すると装着していること自体を忘れてしまうほど軽いです。
ランニング中、サングラス装着しながらオープンイヤーで音楽を聴ける!
通常版のDuskには、スピーカーとマイクをサングラスのアームに搭載。音楽鑑賞や音声通話に対応しています。(Dusk Liteはスピーカー・マイク非搭載)
ワークアウト中、サングラス装着しながら音楽を楽しむといった近未来的な使い方ができるんです。
さらに、周囲の環境音をオープンイヤーで拾えるので、イヤホンのように耳を完全に塞ぐことはなく、イヤホンの外音取り込みよりもさらに安全的であると感じました!!
Duskのスピーカー音質はどの程度か!?
肝心のDusk搭載のスピーカー音質について。
結論としては、まぁそれなりというような感じで、音質は決して良いものではないという感想。高音質とかそういう感じの過度な期待はしない方が無難です。
低音出力はほぼ皆無な状態なので、ロックやEDMを聴くと、もの足りない感じがすごく残ります。
反対に、中音から高音にかけては意外にもクリアな感じを出してくるので、静かめなバラード曲やピアノソロ曲、クラッシック音楽を聴く分には、それなりに聴ける印象です。
また、音声通話では相手の声がクリアに聞こえ、こちらの声も通話相手にしっかり届いているようなので、通話品質としては特段問題なく使えるレベルかと思います!
「Dusk」レビューまとめ:活用シーンが大きく広がるスマートサングラス
スピーカーを搭載したサングラスはこれまでもいくつか製品が出ていますが、電子制御的にサングラスのレンズ濃度を自在に変えられるスマートサングラスは、恐らくこのDuskが史上初なのかな!? 着眼点が良い感じですよね。
実際に、自動車運転中にDuskを装着すると、天候にかかわらず万能に遮光対応してくてるので本当に運転が快適になります!
しかも、Dusk搭載のスピーカーとマイクで、ハンズフリー通話もできるので、これまた便利!
Duskの最適活用シーンは「運転中」が圧倒的にオススメです!!
スマートサングラスDuskが気になる方は、ぜひMakuakeをチェックしてみてください。
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