こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ(@fatherlog)です。
デジタル化やペーパーレス化が進む中、iPadなどのタブレット端末を使って、手書きノートや手書きメモのデジタル化及び管理をしている人も多いかと思います。
タブレット端末による手書きメモアプリでは、アプリ上のデータでしか手書きコンテンツを残すことができないのが若干の難点。
時には、手書きしたコンテンツをアナログ的にも手元に残したいこともあります・・・
そんな悩みがある時にぜひ使いたいのが、液タブでの人気ブランド「HUION」から出ている「Huion Note」というデジタルツール。
A5サイズの手書きノートに実書きすることで、アプリ経由でリアルタイムの手書きノートデジタル化が可能な優れモノです。
本記事では「Huion Note」の特徴やデザイン、実際に使ってみて感じたことをまとめました!
- アナログな手書きノートをリアルタイムでデジタルデータ化
- 付属のA5ノートは何度でも好きなA5ノートに交換可
- 好みの書き味を選べる高感度のHuion Scriboペン付属
- 手書きノートのデータには録音した音声データの紐付けもできる
- アプリに充実したデジタルノートの編集ツール搭載
- ベクター線で記録されデータの再編集が可能
- PCと接続してペンタブとしても活用できる
- 付属されているHuion Scriboペンのケース固定(マグネット吸着)が弱め
本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。
Huion Noteの主な特徴・スペック・外観デザイン
Huion(フイオン)は、コスパ良き液タブを多く展開する深セン発の人気ブランド。
Wacomなど、業界大手の液タブブランドと性能的に互角以上の製品が安く手に入るだけあって、近年急速にシェアを伸ばしているメーカーかと思います。
そんな筆圧感知できるデジタルツールを得意とするHuionが手がける「Huin Note」は、アナログな手書きノートをリアルタイムでデジタル化でき、手書きコンテンツのアナログとデジタルを共存させられるスマートツールです!
Huion Noteの主な特徴・スペック
Huion Noteの主な特徴とスペックは以下のとおり。
- 実際に手書きしたノートをアプリでリアルタイムにデジタル化
- 好みの書き味を選べる高感度のHuion Scriboペン付属
- 付属のA5ノートは何度でも交換して利用可能
- 手書きノートのデータには録音した音声データの紐付けもできる
- アプリに充実したデジタルノートの編集ツール搭載
- ベクター線で記録されデータの再編集が可能
- PCと接続してペンタブとしても活用できる
製品名 | Huion Note |
サイズ | 241 x 178 x 13mm |
重量 | 約433g |
ノートサイズ | A5 |
付属ペン | 第2世代 Huion Scriboペン(電池不要) |
読み取り解像度 | 5080 LPI |
筆圧感知 | 8192レベル |
傾き検知 | ±60° |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
最大通信距離 | 5〜10m |
端子 | USB-C |
本体バッテリー容量 | 1300mAh |
本体バッテリー持ち | 連続18時間、待機時間30日間 |
対応OS | Windows 7以降 macOS 10.12以降 Android6.0以降 Harmony2.0以降 iOS 11以降 |
Huion Noteの外観デザイン
Huion Noteのパッケージ同梱物は以下のとおり。
- Huion Note本体(A5ノート50枚付属)
- Huion Scriboペン(ケース付属)
- 充電用USB-Cケーブル
- ボールペンリフィル×4、プラスチックペン先×2
- クイックスタートガイド
本体の保護カバーはプレミアムPUレザーを採用。
ロゴ刻印を含め全体的に統一されたブラウンカラーで仕上がっていて、ヴィンテージ調な高級感あるデザインが素敵です。
刻印されているロゴもオシャレで良い感じ。
本体重量は約433g、厚みは13mm。
A5ノートとは言えども、デジタルツールであるため、それなりに本体の厚みや重さは感じるかと思います。
本体上部側面に充電用のUSB-C端子を搭載しています。
本体内側にノートの片側表紙を差し込むように、オリジナルのA5ノート(50枚)が付属されています。
付属のA5ノートを使い切って交換する場合、100均で売っているような代替A5ノートへの交換でもOKです。
Huion Noteを開いた右上には同期ボタンを配置。
例えばHuion Noteだけを持ち出してオフライン作業をした後、スマホアプリとデータ同期する際には、こちらのボタンを押してデータ同期します。
こちらは、Huion Noteでの手書き入力で使う第2世代のHuion Scriboペン。
金メッキ風の差しカラーにブラック基調のペンカラーというデザインで、デジタルペンながら高級感ある見た目が良い感じ。
マグネット固定できるプレミアムPUレザー製のペンケースも付属しています。
このペンケース、Huion Noteの本体表紙面に上画像のような感じでマグネット吸着固定することが可能。
ただし、マグネットの吸着力はかなり弱めなので、ちょっと押すだけで簡単に動いてしまう点は結構気になるポイント。
結局は、Huion Noteとは別に、ペンケースに入れた状態で別管理しておく必要が出てきそうです。
Huion Scriboペンは、ペンタブのスタイラスペンとして使えるだけでなく、通常のボールペンと同じように手書きすることも可能。
そのため、本体付属品には、プラスチックペン先が2セットと、ボールペンリフィルが4セットも付属しています。
セット付属する交換用アクセサリーとしては十分な量です!!
ペン先を交換する際には、付属のピンセットを使って、こんな感じで引き抜いて交換可能です。
Huion Noteを実際に使ってみて感じたこと
ここからは実際にHuion Noteをアレコレ使ってみて、便利だと感じたことや気になるポイントなど、個人的な使用感をまとめました。
手書きノートが遅延なくアプリにリアルタイム同期されデジタル化
Huion Noteアプリと連携し、このアプリを開いた状態でいざHuion Note本体に執筆を開始すると…レスポンス良すぎてめちゃビックリ!!
遅延というようなタイムラグを一切感じることなく、手書き文字がそのままアプリ上のデジタル画面へとシームレスに反映されていきます。
スマホアプリ上のデジタル化された手書きノートを見ていると、まるでスマホ画面上で直接スタイラスペンを走らせて書いているような感覚。
でも、実際の作業は至って普通の紙のノート上でボールペンを転がしているだけ。
アナログとデジタルがリアルタイムで融合されていく体験は、これまで味わったことのない斬新な感覚です。
手書きノートのアナログ的な良さと、手書きコンテンツをデジタルデータ化できる便利さを同時に手に入れられます!!
豊富なアプリ機能で手書きノート+αの表現をデータ化ができる!
Huion Noteには、手書きノートをデジタルデータ化する上で、便利に活用できる装飾機能がそれなりに揃っています。
例えば、アプリ上でカラー変更すると、手書きメモがアプリ画面に反映される際の色を任意に変えることや、ノート背景色や用紙タイプを変更することも可能。
手書きノート上では黒色の線や文字でしか表現できませんが、アプリ画面上はポイントカラーを入れたりできるようになるため、よりリッチな表現のデジタルコンテンツに仕上げられます。
使い方次第でかなり壮大なクリエイティブでオリジナルコンテンツを作れるかも!?
まとめて一括オフライン同期機能が便利
ふとしたタイミングで手書きのメモを取ったり、会議中に手書きノートを書いたり…
実際に手書きで何かペンを走らせる時、わざわざアプリを開いたスマホ画面を横に置くということは、自然な流れでしないですよね。
そもそも多くの人はそんな習慣が付いていないのが当然なので。
でも、Huion Noteなら安心。
手書きノートを書いている際、横にアプリを開いていなくてもOK。
オフライン保存された手書きノートのデータを、後からまとめて一括データ同期可能です。
好きなタイミングでHuion Note本体とアプリを連携した状態でスマホを開いたら、本体右上のオフライン同期ボタンを押すだけ。
いつもどおりノート1つだけでアナログ的な手書きメモする習慣でも全然問題なしです!
アプリにノートのデータと一緒に音声データを紐付け可能
ここはデジタルらしいメリットが光るポイント。
Huion Noteのアプリには、ワンタッチで録音する機能が備わっているので、手書きノートをデータ化するだけでなく、音声データを録音し紐付けることもできます。
録音された音源データは、手書きノートのデータと一緒に保存されます。
例えば、打合せや講義などで手書きメモを取る際、そのアクティビティ中の内容を録音することで、ノートで振り返るだけでなく、音声データとしても振りかえられますね。
手書きメモと音声付きデジタルノートのデータで、抜群の臨場感溢れる手書きノートが完成します!
手書きノートの制作過程をタイムラプス動画に残せる機能も!
これはHuion Noteを使ってみた中でも、個人的に結構面白いと感じた機能。
Huion Noteのアプリ上で、手書きしている執筆過程をタイムラプス動画として保存してくれます。
試し書きで作ったタイムラプス動画はこんな感じ。
さらさらと手書きメモが完成していく様をみていると、自分の汚い字と拙い絵でも結構エモく感じますw
手書きノートのタイムラプス動画は、映像コンテンツの一部としても十分活用できそうです!
まとめ:アナログとデジタルの融合体験。手書きノートをハイブリット活用できる優れモノ!
これまでのメモアプリは、タブレット画面上でのデジタルデータを基本としているモノがほぼ全て。
Huion Noteは、このようなデジタルなデータとして保存することはもちろん、手書きの良さをそのままアナログコンテンツとしても残せる画期的なツール。
アナログとデジタルの良さをそれぞれ最大限に引き出して融合させているスマートデバイスと評価します。
- 日常的にタブレットのメモアプリで手書きコンテンツをデータ化している人
- 手書きメモをデジタル化したいが、タブレット画面上での独特な描画感になれず紙の上の書き心地にこだわりたい人
こんな人には、ぜひとも体験してもらいたいアナログでデジタルなノートツールです!!
気になる方はぜひチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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