FlexiSpot E7 Pro レビュー:コの字型の超優秀な電動式昇降デスク。見た目スタイリッシュで使いやすさも抜群。

本記事では、電動式昇降デスクでお馴染みのFlexiSpot社から発売されている「E7 Pro」をレビューします。

左右足の形状が一般的なT字型ではなく、コの字型をしている点が特徴で、デスク天板内の足下空間を最大限広く使えるメリットがある電動式昇降デスクです。

天板として組み合わせるのは、同じくFlexiSpotが扱う純正の「レッドオーク(集成材)」。

「E7 Pro」の使用感とともに、「レッドオーク(集成材)」天板の色味や質感も分かるかと思いますので、詳細は以下レビュー記事でどうぞ。

この記事で分かるコト
  • FlexiSpot E7 Proの評価まとめ・オススメ度合い
  • FlexiSpot E7 Proの主な特徴・スペック
  • FlexiSpot E7 Proを実際に使ってみて分かったこと(メリット・デメリット)
  • FlexiSpot E7 Proがおすすめな場面・おすすめな人

本記事はメーカーより、製品提供を受けています。

目次

FlexiSpot E7 Proの評価・おすすめ度まとめ

FlexiSpot E7 Pro
FlexiSpot E7 Pro

FlexiSpot E7 Proのレビュー/評価の総評として、実際に使ってみて分かったこと、メリット・デメリット、オススメ度を以下箇条書きにまとめています。

本体の性能・機能
悪い
1
2
3
4
5
良い
デザイン
ダサい
1
2
3
4
5
良い
使い勝手・便利さ
使いにくい
1
2
3
4
5
使いやすい
価格
コスパ悪い
1
2
3
4
5
コスパ良い
総合評価
微妙
1
やめとけ
2
要検討

3
そこそこ
4
結構良い
5
超優秀
超おすすめ
口コミ的レビュー by ニノ

機能性
左右の電動脚がコの字型形状で足下スペースを広く使える
ロック機能/メモリ機能付きのタッチパネルコントローラー
障害物検知機能で異物を感じた際には自動停止
昇降動作
ケーブル配線収納トレー付き

デザイン

電動脚カラーは、ホワイト・ブラックの2種類から選べる
を選べる

コの字型が特徴のE7 Pro
コの字型が特徴のE7 Pro
レッドオーク天板
レッドオーク天板

使い勝手
の電動脚により、足下スペースが広く、本体フレームと体が干渉しない
りシーン別のデスク高さ昇降調整が超簡単
左右に搭載するデュアルモーター仕様で昇降動作がストレスなくかなりスムーズ
耐荷重は100kgまでだが、40インチウルトラワイドモニターでデスク構成しても重量的に全く問題なし
付属の配線カバーはほんの気持ち程度の収納容量。本格的な配線整理なら別途アクセサリー等が必要。

価格
FlexiSpot社の豊富な電動昇降デスクの中でも、E7 Proは公式サイト限定製品。比較的高級なカテゴリーに属し、電動昇降脚のみで約6万円強。
導入コスト的に気軽には手を出しにくい価格であるが、製品の機能性・デザイン美を考慮すれば、価格相応以上の満足感が得られる

総合評価】
数ヶ月間にわたりE7 Proを日々使用してきた中期的な所感としては、電動昇降デスクとして申し分のない極上の使い勝手という超好印象
足下の広いゆとりスペースや、スタイリッシュな見た目等、唯一無二のメリット有り
スムーズな昇降動作、快適な昇降スピード、障害物検知機能による万が一の安心感で日々快適◎
さまざまなメディアでベストバイや高評価を獲得している電動昇降デスク、というのも十分に納得できる製品クオリティ

FlexiSpot E7 Proの良いところ(メリット)

コの字型形状の電動脚で足下スペース広い、見た目もスタイリッシュ

電動式昇降デスクでは貴重なコの字型
電動式昇降デスクでは貴重な「コの字型」脚

FlexiSpot E7 Proの最大の特徴は、左右の脚部分に「コの字型」形状を採用していること。

一方、他社製品も含め、多くの電動式昇降デスクは、一般的にT字脚をしているものがほとんどです。

FlexiSpot EG8(販売終了品)
参考:T字脚のFlexiSpot EG8[販売終了]

コの字型とT字型、それぞれの電動脚のメリット/デメリットを簡単にまとめるとこんな感じ。

コの字型
(E7 Pro)
T字型
(E7/E7Hなど)
足下スペース
・すっきり広い

・見た目がスタイリッシュ
・電動ユニット部分と膝が干渉しにくい

・膝に電動ユニット部分が当たる場合も有り
耐荷重
・耐荷重がT字型よりは低め

・構造上、コの字型よりも耐荷重に優れる
コの字型とT字型の電動脚の違い

「足下スペースのゆとり」と「耐荷重スペック」は、コの字型・T字型形状の違いという点では、互いにトレードオフの関係にあります。

E7 Proの実際の使用感ですが、コの字型のメリットである足下スペースのゆとり具合は着座するとすぐに実感。

従来のT字型脚ではありがちだった、天板裏の電動ユニット部分に当たる違和感が、すっきり解消されます。

深めに座って脚

上画像の状態では比較的浅めに座っていますが、これよりさらにデスク奥に脚を入れ込んでも膝先がデスク裏のユニットに接触することは一切ないですね。本当に足下スペースが広くて良き…!!

また、見た目的にも、床から支える左右の支柱部分が壁側に奥まって配置されるので、見た目がスッキリするメリットもあります。

ニノ

コの字型とT字型の見た目を比べたら、断然コの字型がスタイリッシュです!!

「耐荷重」は100kgまで。割と何でも設置できる!

E7 Proの耐荷重は100kg
E7 Proの耐荷重は100kg

さきほどのコの字型とT字型比較であったように、E7 ProはT字型に比べると耐荷重は低めです。スペック値は100kg まで。

主要モデルの耐荷重を比較するとこんな感じ。

耐荷重
E7 Pro100kg まで
E7125kg まで
E7H160kg まで
FlexiSpotの主要モデル耐荷重

コの字型という構造上の問題があるのか、E7 Proの耐荷重は、E7 Proを含む主要モデルの中でも一番低い数値です。

ただですね、この100kgという数値…
冷静に考えると、「デスクギア合計で耐荷重の100kgを超過することは、ほぼあり得ない」のではないかと思います。

100kgあれば余裕でデスクアクセサリーを設置できる
100kgあれば余裕でデスクアクセサリーを設置できる

そんなこんなで色々置けます。

例えば、僕のデスクで一番重そうなモニター部分だけを抜き取って考えると…

  • 40インチのウルトラワイドモニター(LG40WP95C)→10.2kg
  • モニターアーム(エルゴトロンHX)→7.0kg
  • デスク天板→約20kg!?くらい

合計しても約37kgほどなので、耐荷重的にはまだ60kgくらいは余裕があって色々設置できる感じです。

ニノ

一式で37kgにキーボードやマウス、充電機器など考慮しても全部で50kgはいかないくらいに納まってる感じです!

こんなことから、コの字型の耐荷重は他モデルと比較すると低い数値ではありますが、通常のデスク使用であればE7 Proの耐荷重値は全く気にすることのないポイントかと思います!

障害物検知機能で万が一の際も安心

昇降操作
昇降操作

電動式昇降デスクの天板高さを昇降させる際、実際の使い勝手としては、シーンごとにあらかじめ設定しておいたメモリーにより、上げ下げさせることがほとんど。

そうなると、プリセットした指定の高さまでは、上昇動作、あるいは下降動作がずっと続きます。

安心な障害物検知機能
安心な障害物検知機能

結果、その昇降する範囲内にあるデスクチェアの手すりとか、デスク脇の棚とか、何かしら干渉するモノが出てきてしまうことも結構あるんですね…

E7 Proは障害物検知機能が搭載されているので、このように障害物に当たったとしても柔らかくすぐに停止します。

稼働するモーター部分にも、当たってしまった障害物側の双方に大きな負担をかけることなく、安心です。

デュアルモーターで昇降がスムーズで快適・安定感も抜群

デュアルモーター搭載でスムーズ
デュアルモーター搭載でスムーズ

電動式昇降デスクは、モーター1つという駆動がシングル仕様の製品も多い中、E7 Proは左右脚にそれぞれモーターを搭載したデュアルモーターを採用しています。

それゆえ、デスクの昇降が非常にスムーズかつ高速で余裕のある昇降動作。ストレスフリーに使えます。

また、コの字型形状ながら、デスクの安定感もかなりあって、日々使用している不安要素はないかと思います。

ニノ

タイピング時に揺れることもなく不動状態をしっかりキープ。安定自立してます!

昇降範囲が広く、座り作業から立ち作業まで柔軟に対応

高さ60cmの状態
高さ60cmの状態
高さ125cmの状態
高さ125cmの状態

E7 Proのデスク昇降高さ範囲は、60〜125cmとかなり広め。

ユーザー個々の体格に応じ、最適な高さへと柔軟に合わせられるのは有り難いポイント

個人的には、一番下まで下げた状態だとチェアに腰かけた状態よりも低く、着座の際は70cmくらいで使っています。また、上方向に伸ばした時は高さ110cmで使っています。

デスク天板高さを限界まで下げると良いことは、デスク上のモニターを設置するときに重量物を高い位置まで持ち上げなくて済むこと。

反対に限界まで上げると良いことは、天板下の配線整理作業が非常にやりやすくなることです。

ニノ

デスクが電動昇降するとデスク作業からメンテナンス作業まで幅広いシーンで活躍してくれます!

純正のレッドオーク天板、色味や質感が良い

レッドオーク天板
レッドオーク天板

E7 Proにセットしている天板は、同じく純正のレッドオーク(集成材)を組み合わせています。

オーク木目の落ちついた質感とあたたかみのある特徴を合わせ持っていて、主張感の少ないナチュラルな見た目が良い感じです。

デスクギアとも相性良く馴染む
デスクギアとも相性良く馴染む

ディスプレイ、キーボード、デスクマットなどの多くのデスクギアを並べても、違和感なく全部馴染みます。

デスク環境の写真撮ったり、天板を背景にガジェット撮影しても良い感じに映えてくれます。

デスク天板のパッと見の印象ってやはり超大事なポイントなので、レッドオークの深みある落ち着いた味わいの中でデスク作業するのは控え目に最高です!

FlexiSpot E7 Proの気になるところ(デメリット)

配線整理用のケーブルトレーは軽めな用途に限定

本体の配線隠し+αくらいの用途限定
本体の配線隠し+αくらいの用途限定

E7 Proの特徴の1つとして、ケーブル配線トレーが搭載されていますが、このトレーで整理できるのはE7 Pro自体の本体配線に加えて、+αで2、3本くらいが限度かな、という印象です。

要は、ケーブルの収納容量的に全然もの足りないです。

実際のデスク上には、ディスプレイや、PCスピーカー、充電ステーション、延長コードなど、あらゆるケーブルが設置されることになるかと思います。

それらを全部隠すのは完全にキャパオーバーです。

僕は、この天板下のケーブル問題を解消するため、Tower(山崎実業)のケーブルラックを使っています。

【山崎実業】 デスク下天板ケーブルラック
【山崎実業】 デスク下天板ケーブルラック

E7 Proの電動ユニット奥側にちょうど良いスペースがあり、この山崎実業の デスク下天板ケーブルラックをシンデレラフィットで設置できますよ!

ニノ

E7 Pro自体のケーブルトレーは、ほんとに気持ち程度の収納容量、と思っておくと無難です

まとめ

見た目も使い勝手も抜群なE7 Pro
見た目も使い勝手も抜群なE7 Pro

電動昇降デスクにも色々な製品がありますが、今回の中期レビューを通して、このE7 Proのコの字型形状は本当にメリットの多い構造と感じました。

E7 Proの導入により、デスク環境の快適性能や作業効率は何倍にも増したと実感しています。

E7 Proを導入してよかったこと
  • コの字型形状で見た目がスタイリッシュ
  • 足下スペースが広く、空間を有効活用できる
  • 電動昇降動作がスムーズかつストレスフリーな速度で稼働
  • 耐荷重スペックも一般的なデスク用となら全く問題なし

E7 Proは、Flexispot公式サイト限定のみで買える限定製品なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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