本記事では、革新的なロボット掃除機を展開するNarwal社の最新機種「Narwal Freo X Ultra」の実機レビューをまとめています。
Narwal Freo X Ultraは、前機種「Narwal Freo」の後継機。
強力なゴミ吸引力、7週間ゴミ捨て不要なゴミ圧縮機能、パワフルな水拭き機能、自動モップ洗浄など、日々の部屋清掃に求めたい機能がギュッと1台に詰まったロボット掃除機です。
- Narwal Freo X Ultraの個人的評価まとめ・おすすめ度
- Narwal Freo X Ultraの主な特徴・スペック
- Narwal Freo X Ultraで実際に吸引・水拭き掃除してみて分かったこと(メリット・デメリット)
- Narwal Freo X Ultraがおすすめな人
【結論】Narwal Freo X Ultraの評価、口コミ的レビュー、おすすめ度
早速ですが、Narwal Freo X Ultraの実機使用を踏まえ、項目別におすすめ度や口コミレビューなど、個人的評価としてまとめました。
オススメ度評価
口コミ的レビューまとめ
- 8200Paの超強力なゴミ吸引力
- 高いマッピング精度と障害物回避機能
- 7週間ゴミ捨て不要なゴミ圧縮技術採用
- 12Nのパワフルな水拭きモップ清掃
- 洗剤投入・モップ洗浄・モップ乾燥が全て自動
- 床の汚れ具合を分析しキレイになるまで徹底清掃
- 白を基調とした清潔感のあるデザイン
- ゴミ吸引、モップメンテナンスを全て行うベースステーションがオシャレ
- ロボット掃除機本体の高さがあるため、家具下の掃除ができない場合もある
- 圧倒的なゴミ吸引・水拭きモップの清掃力で部屋が超キレイ!
- 家具や障害物にほぼ当たらない優秀な障害物検知機能
- 全自動のモップ洗浄・乾燥が便利
- 7週間ゴミ捨て不要で日々のメンテナンスが楽
- アプリでいつでもどこでも遠隔管理・操作可能
- 汚れ具合の判定による自動掃除プランが良い感じ
- 標準モードであれば音がほぼ気にならない静音動作
- 高さがあるため、家具下を掃除できない場所がある
- 本体価格は基本価格が約16万円と高めだが、セールや割引クーポンを駆使すると、20〜30%ほど割引価格で購入可能
- 導入コストこそ高いが、圧倒的なゴミ吸引・水拭きモップによるパワフルな清掃力やメンテフリーの機能性を考慮すると、コスト以上の価値を得られるパフォーマンス力は十分持っていると評価
- ゴミ吸引・水拭きモップ清掃共に抜群の清掃力。家の清掃全てがこの1台でOK!
(他社の水拭き機能付きロボット掃除機より遙かに上の清掃力レベル) - 前機種で都度必要だったゴミ捨てが7週間不要に進化した恩恵が大きい
- 優れた障害物検知機能で家具を傷つけず、丁寧な走行動作で良い
- モップ自動洗浄/乾燥で、水拭きモップ清掃後すぐのメンテナンス不要な点が快適
- 床の汚れ検知による複数回の自動清掃実行機能が優秀
- 本体導入コストは高いが、清掃パフォーマンスは高価格を上回る満足感あり
- 本体サイズ(特に高さ)が大きいため、家具の隙間によっては清掃できない部分もある
これまで数々のロボット掃除機をレビューしてきましたが、個人的にはこのNarwal Freo X Ultraがベスト機種と考えています!
Narwal Freo X Ultraを実際に使ってみて良かったところ(メリット)
ここからはNarwal Freo X Ultraのスペック・機能性、実際の清掃実機レビューを踏まえ、良かったと感じた部分をまとめました。
卓越した二刀流清掃能力:圧倒的なゴミ吸引力でどんな汚れにも無敵
ロボット掃除機Narwal Freo X Ultraで、まず注目しておきたいのは、二刀流の「ゴミ吸引」と「水拭きモップ清掃」が、ともに卓越した清掃力を持っている点です。
まずゴミ吸引では、最大吸引力が前機種の「Narwal Freo」の3000Paと比較して、その倍以上となる最大8200Paに引き上げられ、相当パワフルなゴミ吸引をしてくれます。
機種名 | Narwal Freo X Ultra | Narwal Freo (前機種) |
最大吸引力 | 8200Pa | 3000Pa |
もともと初代Narwal Freoでの3000Paの吸引力でも、個人的にはそれほど大きな不満はなかったのですが、これが大きく8200Paに引き上げられたことで、相当パワフルな吸引掃除が実現可能に。
例えば、キッチン周りで発生しがちな子どもの食べカスや、部屋の隅の方にたまりがちなゴミのサイズとしては大きめでしつこそうな物体でも、無敵状態でグングンと吸ってくれます。
ロボット掃除機排気口の近くに手を近づけると、扇風機「強」運転のような強い風圧を感じるほど、強力です!!
なお、「Freoモード」をONにすると、吸引力も自動調整されるため、指定は特にありません。
一方、手動モードでは清掃吸引力の項目のうち「超強力吸引」が8200Paのお掃除運転に該当します。
基本的には、このNarwal Freo X Ultraの特徴でもあるFreoモードにより、部屋の汚れ具合を自動で検知して最適な吸引力による清掃をしてくれるので、この機能にお任せするのがベストです。
しかも吸引力だけでなく、走行回数などの清掃レベルも自動で調整してくれるので、もうコレ便利すぎて…すごいでうs。
日々、Narwal Freo X Ultraを動かしている印象としては、超強力吸引の8200Pa、というよりは、「通常」モード程度の吸引力で静かにロボット掃除機が動作している感じです。これで十分に清掃◎!!
またゴミ吸引清掃で重要なブラシ部分には、独自開発されたフローティングブラシを採用しています。
通常、このようなブラシは両端の軸先をそれぞれロボット掃除機に差し込んでセットするのが一般的ですが、Narwal Freo X Ultraのフローティングブラシでは片方だけこれで、もう一方は浮いている構造です。
これにより、長い髪の毛やペットの抜け毛など、ブラシに絡まって掃除効率が悪くなったり、取れなくなったりする手間は全くなくなります。
ゴミ吸引を一通り回った後の床具合はというと…
ホコリ無し!髪の毛無し!食べかす無し!の超キレイな状態になっているので、もう申し分ないレベルの満足感ですねコレは。最高です!
卓越した二刀流清掃能力:パワフルな水拭きモップ清掃で床がサラサラに
Narwal Freo X Ultraの水拭きモップ清掃も大注目ポイントです。
控え目に言っても最高って感じで、この水拭き清掃機能、本当にハンパない清掃パフォーマンス発揮してくれます
ロボット掃除機に水拭き清掃機能が付加されている2 in 1製品は、市場にありふれていますが…
Narwal Freo X Ultraのモップ清掃はもう桁違いレベルでスゴい清掃能力です!!
ベースステーション内に2つあるタンクの内、青っぽい方のタンクに水道水をたっぷり溜めるだけ。
あとは、ベースステーション内で適度にモップを濡らしてくれ清掃を始めてくれます。
Narwal Freo X Ultraのモップ清掃は、毎分180回転もするモップが最大12Nの力で床をしっかりと加圧清掃。
最大モップ圧力 | 最大12N |
モップ回転数 | 180 RPM |
なでるだけのやる気のなさそうなモップ掛けとは全く対岸で、しっかりと手の平で床にグッと押し当ててモップ清掃するような…超強力な具合ですね。
床上をウェットシートですべり進むだけのロボット掃除機と違うのはココです。
水拭きモップ清掃でも、ゴミ吸引の時と同じく、「Freoモード」による床汚れのリアルタイム検知や、モップの洗浄の際に汚れレベルの分析などして、自動判定で床が綺麗になるまでひたすらモップ清掃を繰り返してくれます。
ベースステーション内の水タンク内側に洗剤をセットできるスペースがあり、ここに専用洗剤をセットすると、モップ清掃の際の洗剤も自動投入してくれて便利です。
強力な水拭きモップ清掃を終えて帰還後、汚水タンク内を恐る恐る見ると…もう真っ黒すぎる水…!!!
フローリングの見た目的に全然分からないのですが、コレだけ汚れていたことにビックリ、
というか、この見えない汚れまで、水と回転モップだけでしっかり洗い落としてくれたNarwal Freo X Ultraの清掃力はホント卓越している水拭きモップ清掃と強く感じます。
Narwal Freo X Ultraで水拭きモップ清掃をかけたあとの床は、果てしないサラサラ感が心地良く足裏に伝わってきます。
ゴミ吸引だけでなく、モップ清掃まで本格的なプロクオリティのロボット掃除機で、清掃能力は文句無しに最高のパフォーマンスです!
7週間ゴミ捨て不要で日々のメンテナンスが楽に
Narwal Freo X Ultraで進化した特徴の内、7週間ゴミ捨て不要のゴミ圧縮機能、がかなり便利です。
初代Narwal Freoでは、清掃が終わるたびに都度ダストボックスを確認し、ゴミ捨てとフィルターの清掃を行わなければなりませんでした…
このゴミ回収作業、毎日地味に結構な面倒でした…
Narwal Freo X UltraではHEPAフィルター付き使い捨て1Lダストバッグが標準で3個付属。
これを本体にセットすると、この袋内にゴミ回収します。
7週×3個=合計21週間分のダストバッグが入っています!
ゴミ収集の清掃が終わると、Narwal Freo X Ultraはベースステーションにもどり、このゴミを一気に圧縮して、次回以降のゴミが入るスペースを同じダストバッグ内で作ってくれます。
もちろん、この一連の作業、全部自動です。
このとき、圧縮されたゴミが7週間もダストバッグ内に滞在すると、ゴミ周りでの雑菌繁殖やニオイが気になるところですが…Narwal Freo X Ultraではダストバッグ内の自動乾燥機能も搭載しています。
雑菌繁殖やニオイ発生のもとになるゴミに含まれる水気を乾燥してキープしてくれるので、1週間ほどたったゴミがある状態でもダストバッグ付近でニオイが全くしないレベルです。
また、ダストバッグによる圧縮であってもゴミをためるのが嫌だ…という人用に、従来と同じくの都度清掃が必要なダストボックスも付属しているので、好みやスタイルに合わせたゴミ回収方法を選択可能です。
スムーズな走行:家具に不用意な衝撃を与えない優れた障害物検知機能
Narwal Freo X Ultraはトリプルレーザーを搭載し、LiDAR SLAM4.0という技術を採用。
走行中でも、目の前にあるさまざまな障害物を適確に避けて走行してくれるので、不用意に家具にぶつかったり、床に置いてあるモノに衝突することが一切ないほど、非常にスムーズな走行です。
センサー機能がイマイチな格安系のロボット掃除機だと、ガツガツ家具や壁に当たることが日常茶飯事ですよね…あれ結構イヤ。
これらセンサーにより室内空間を適確に捉える高いマッピング能力も優秀。
初回起動時にマップ作成が必要なのですが、わずか10分もかからずに家全体のマッピングが完了。
しかもかなり正確な感じで、マッピング精度は抜群です。
よく見るとソファやアイランドキッチンなど、構造物の形までしっかり認識しています…スゴい!!
こんな感じで、Narwal Freo X Ultraの高いセンサー性能による空間認識能力と障害物検知機能は本当に優秀。
家財をキズつけないスマートな清掃時の走行で超安心です。
自動モップ洗浄・乾燥で、水拭き終了後のメンテナンス手間に余裕が出る
水拭きモップ清掃後は、Narwal Freo X Ultraはベースステーションに帰還。
すぐにモップ洗浄を開始し、そのままモップの乾燥に入ります。もちろんこのモップ洗浄と乾燥も全部自動です。
乾燥時間は、大体4〜5時間くらいで大体イイ感じに乾くかなって具合です。
この自動洗浄と自動乾燥機能により、水拭きモップ清掃後も特にニオイが発生することはなく、モップがかなり清潔な状態になります。
もちろん、全て自動クリーニングに頼るわけにはいかないため、定期的にモップを外して洗濯したり、ベースステーションも取り外して洗浄することは必要。
ただ、これら人の手を加えたクリーニングはそれなりに手間がかかるため、モップ清掃後すぐにこれを行わなくても、とりあえずなモップメンテナンスは全部自動でやってくれるという点は非常にありがたい限りです。
モップ清掃後に放置してしまっても…自動クリーニングなので、汚れや水気によるニオイ発生は一切なし。不衛生にならず安心です!
アプリでいつでもどこでも遠隔監視・操作可能
既にこの記事で何度かアプリのスクショを掲載していますが、Narwal Freo X Ultraは専用のアプリを使って、遠隔でステータス状況を監視したり、清掃指示を出すこともできます。
このアプリの使い勝手がかなり良い感じで、リアルタイムでNarwal Freo X Ultraの清掃状況を確認したり、マップの編集や清掃プランの編集、スケジュールタスクの追加など、あらゆる機能が使えます。
こんな感じで、清掃後のレポートも詳細に確認可能。走行したルートも分かりやすく確認できます。
このNarwal Freo X Ultraの専用アプリさえあれば、外出先からいつでもどこでも遠隔確認・指示ができるので、自宅にいない状態でも自宅清掃ができて、ライフタイムの時間効率化を最大限な状態に引き上げてくれます。
日々の床清掃は人がいない間がベスト。遠隔操作で効率良く掃除できてめちゃ快適です。
Narwal Freo X Ultraの気になるところ(デメリット)
本体高さがあるため、家具下の隙間を清掃できない場合がある
清掃性能や自動メンテナンス機能など、全く申し分ない満足度なのですが、1点だけ気になるのは本体サイズが大きいため隙間掃除に制限があること。
本体サイズ | 350×350×107 mm |
本体重量 | 4250±100 g |
ベースステーションサイズ | 長さ415×幅370×高さ434 mm |
ベースステーション重量 | 8500±100 g |
特に気を付けたいのは、本体の高さ107mmという数値。
実際に我が家では、ソファ下の隙間と高さ低めのベッド下の隙間にはNarwal Freo X Ultraが入っていけず、隙間清掃が叶いませんでした。
その後、ベッドは脚の高さを変えることで、清掃してもらえる状況にカスタマイズしました!
ただ、デカい本体サイズなりにいける場所にはとことん入って清掃する!、というガッツある清掃スタイルな部分は高評価です。
Narwal Freo X Ultraを導入する場合は、本体の大きさ…特に家具下の隙間に入るかどうか、事前に分かっておくと後悔がでないと思うので、一度サイズ感をチェックしておくことをオススメします!
【比較】Narwal Freo X Ultraと初代Narwal Freoの違い
今回レビューした「Narwal Freo X Ultra」と初代「Narwal Freo」、外観がかなり似ているのでパッと見だと見分け付きにくいんですが…
以下、スペック比較と実際に使ってみてどのような違いがあるか、まとめました。
機種 | Narwal Freo X Ultra | Narwal Freo |
AI清掃機能 | DirtSense 2.0 ・汚れ自動検知 ・汚れているエリア判別 | DirtSense 1.0 ・汚れ自動検知 |
最大吸引力 | 8,200Pa | 3,000Pa |
ゴミ自動 収集機能 | 1L使い捨てバッグ ゴミ圧縮 7週間以上保管可 | 480mlダストボックス (都度、清掃必須) |
メインブラシ | 絡まりゼロ フローティングブラシ | ゴム&毛ブラシ |
ダストボックス 乾燥・除菌機能 | ○ | × |
自動モップ リフトアップ | 12mm | 12mm |
モップ形状 | 回転加圧式 おにぎり型三角形モップ | 回転加圧式 おにぎり型三角形モップ |
モップ圧力 | 最大12N | 最大12N |
自動モップ洗浄 及び乾燥 | ○ | ○ |
洗浄液 自動投入 | ○ | ○ |
センサー | トリプルレーザー 赤外線 超音波 LDS | 赤外線 超音波 LDS |
バッテリー 持続時間 | 約210分 | 約210分 |
※進化ポイントに太字・黄マーカー
このようにスペック比較してみると随所で進化しているポイントが多々ある感じです。
すでに実機レビューのメリット部分で色々と書いていますが…
個人的にNarwal Freo X Ultraへ進化したアップデート内容の中でも、特にその良さを大きく実感したのは、以下の3点について。
特に良いところ
- 最大吸引力が8200Paに増強され、さらにゴミ吸引力がパワフルになったこと
- 7週間ゴミ捨て不要で衛生面にも配慮された使い捨てダストバッグの採用
- トリプルレーザーによる障害物検知機能の進化によるスムーズな走行
床上のゴミ吸引力が2倍以上に増えたため、これまでの清掃後に残っていた食べかすゴミのようなしつこいゴミまで、ほぼ残すことなくしっかり清掃してくれるようになりました。
毎日、帰宅すると床がマジでめちゃ綺麗です
また、7週間ゴミ捨て不要のダストバッグが採用されたため、毎日のダストボックス・清掃が不要になり、超メンテナンスフリー。この進化はかなりデカいっすね
夜の家事手間が減り、3分間の時間節約。積み重ねると大きい時間に!
さらに、障害物のよけ方がハンパなく性能良いので、我が家のように子どもがおもちゃ等や荷物を展開しているような場面が多い家庭でも、絡まる心配なくロボット掃除機を走行させられます。
壁などの構造物や固定設置しているテーブルはもちろん、倒れやすそうな観葉植物の鉢にも当たらず、転倒させる心配もゼロです!
こんな感じで、初代Narwal Freoでは特に不満と感じなかったことでも、Narwal Freo X Ultraへの進化により、さらに使い勝手が便利になると、もうコレ無しではいられませんね!最高です。
Narwal Freo X Ultraレビューまとめ
本記事では「Narwal Freo X Ultra」の実機レビューについて、我が家での清掃体験も存分に交えまとめてきました。
圧倒的なゴミ吸引力と、パワフルな水拭きモップ清掃で、徹底した清掃能力を持っているだけでなく、自動モップ洗浄・乾燥や7週間ゴミ捨て不要の圧縮技術による超メンテナンスフリーな楽さ加減・・・
日々部屋清掃を担うロボット掃除機に求めたい機能が、性能MAXな状態で最大限に詰め込まれている、という評価です。
- 床上のゴミ吸引掃除を徹底して行いたい人
- 水拭きモップ清掃にパワフルさを求めたい人
- ゴミ捨て・モップ洗浄/乾燥の手間を減らしたい人
- ロボット掃除機の走行に丁寧さを求めたい人
Narwal Freo X Ultraは、現状のロボット掃除機全ての中でベストな機種と考えています。うちでも日々大活躍!
気になる人は、不定期的ですがセールも開催され、クーポンで安く購入できることがあるので、ぜひチェックしてみてください!
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