天井シーリングライトとプロジェクター機能が融合した2in1モデルでお馴染みの「Aladdin X」

あの人気ゲーム「スイカゲーム」を開発・提供しているメーカーでもありますが、そんなAladdin Xから、ブランド初となるポータブルプロジェクターが登場しました。

その名も Aladdin Poca(アラジンポカ)。
今回は、この製品をじっくりレビューしていきたいと思います。
ポータブルプロジェクターとしては「大きく、明るく、便利」。最大200インチ投影に対応し、450ANSIルーメンの明るさを誇ります。


さらに、Harman Kardon製の高音質スピーカーを内蔵し、360度回転による自由な画角調整が可能。
コンパクトな収納構造やムーディーなライト機能、そして電源不要で動作するバッテリー搭載まで…
まさに「ポータブルプロジェクターに欲しい機能をすべて詰め込んだ」オールインワンモデルとなっています。
この記事では、Aladdin Pocaの主な特徴や実機を使った感想を、先行レビューとして詳しくまとめています。
▼以下、動画で徹底レビューしてます!▼
本体外観・デザイン

まずは、本体の外観やデザインからチェックしていきます。
Aladdin Pocaの収納形状はこのような感じで、1リットルの紙パック飲料より少し小さい程度の円筒形。
片手で持てるくらいのコンパクトなサイズ感です。
| 直径 | 96.5mm | 
| 高さ | 207.6mm | 
| 重量 | 1.31kg | 
全体的にはシルバーを基調としたスタイリッシュなデザインで、一部にスケルトン仕様のパーツが採用されています。

また、差し色としてオレンジがあしらわれており、非常におしゃれな印象です。

プロジェクターのレンズ部分は、円筒形状の内側に収納されています。
本体を「カチッ」と少し持ち上げるとロックが外れ、回転するようになり、下部からレンズが現れる仕組みで、このギミック感のある構造も、個人的にはかなり魅力的に感じます。

主な投影スペックは、以下のとおり。1920×1080ピクセルのフルHD画質(4K入力対応)で、明るさは450ANSIルーメン。
コントラスト比は1500:1。色域はDCI-P3 90%に対応し、投影サイズは40〜最大200インチまで対応します。
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) | 
| 明るさ | 450ANSIルーメン | 
| コントラスト比 | 1500:1 | 
| 色域 | DCI-P3 90% | 
| 投影サイズ | 40〜200インチ | 
なお、Aladdin Pocaシリーズは2機種展開で、このモデルはスタンダードタイプ。
一つ上には、「Aladdin Poca Laser」がラインナップされ、レーザー光源を採用、550ANSIルーメンの明るさやより広い色域・高コントラストを実現する上位モデとなっています。画質の違いについては後ほど紹介します。

側面には多数のパンチング開口、これはハーマンカードン製6Wスピーカー(2基)のサウンド出力部です。
このスピーカーのおかげで、Aladdin Poca単体だけでも、臨場感ある音と映像を同時に楽しめます。


ボタンや端子類を見ていくと、側面には充電用USB-C端子と電源ボタン、反対側にはUSB-A端子とARC対応HDMI端子を搭載しています。

背面には滑り止めゴム足があり、安定した設置が可能。中央には三脚固定用のネジ穴も装備されています。

また、側面にぶら下がっている小さなアイテムはミニリモコンです。
これを外して使用でき、選択・決定・音量調整・戻るボタンなど、シンプルながら直感的な操作が可能です。

さらに、通常サイズのリモコンも付属。
電源ボタンのほか、Netflix・YouTube・Amazon Prime Videoのショートカットボタン、フォーカス・ホームボタンなど、基本操作を一通り備えています。


付属品としては、充電用の電源プラグ兼ケーブル、取扱説明書類、そして「Aladdin Lens」と呼ばれる面白いアクセサリーレンズが同梱されています。
このレンズの使い方については、後ほど詳しく紹介します。
Aladdin Poca(アラジンポカ)実機レビュー

ここからは、Aladdin Pocaの主な特徴や機能性について、ポイントごとに実機の使用感含め、紹介していきます。
大画面・明るい高画質投影

まずは、プロジェクターとして最も重要な「画質」と「明るさ」から見ていきましょう。
Aladdin Pocaは、1920×1080pのフルHD画質で、明るさは450ANSIルーメン。
コンパクトな本体とは思えないほど、くっきりとした鮮明な映像を投影してくれます。

色域はDCI-P3 90%対応、コントラスト比は1500:1。
このスペックであれば、通常の映画鑑賞やゲームプレイには十分すぎるほどで、メリハリのある美しい高画質映像を楽しめます。

また、明るさについても特筆すべきポイントがあります。
一般的なポータブルプロジェクターでは、200ANSIルーメン程度が多い中で、Aladdin Pocaはその2倍以上となる450ANSIルーメンを実現。

夜間の使用はもちろん、昼間であっても、カーテンを閉めれば十分明るく視聴できるレベルです。
この高画質と高輝度を、手のひらサイズのミニマムボディで実現しているのは、本当に驚きです!
最大2.5時間再生できる内蔵バッテリー

次に便利なポイントが、内蔵バッテリーの搭載です。
Aladdin Pocaは20,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しています。
これは大容量モバイルバッテリーとしても通用するほどの大きな容量で、プロジェクター単体での電源レス稼働が可能です。

連続再生時間は最大2.5時間。
映画1本を、電源コードなしで最後まで再生できるほどのバッテリー性能です。

ちなみに、電源未接続時には自動で省エネモードに入り、輝度がやや抑えられますが、それでも十分明るく見やすい映像を維持します。
もちろん、設定メニューから手動で明るさ調整することも可能です。

アウトドア利用はもちろん、自宅での設置でもケーブルレスで使えるのは非常に快適。
充電さえしておけば、どこでも自由に投影できるこの手軽さは、大きな魅力と言えます。

ちなみに、Bluetoothスピーカーとして使用した場合は、約6時間の連続再生が可能です。
NETFLIXにも対応!Aladdin独自のスマートOS

続いてはOS関係。
Aladdin Pocaには、Aladdin Xが独自に開発したシステムが搭載されています。
Netflix、YouTube、Amazon Prime Videoなどの人気ストリーミングサービスはもちろん、国内ではDisney+やTVerといったアプリにも対応。

音声検索機能を使えば、アプリを横断してコンテンツを探すことも可能です。

Aladdin独自のシステムの良いところは、専用アプリが非常に充実している点。

スマホのミラーリング機能にも対応しており、iPhoneやAndroid端末の画面をそのまま投影することができます。

また、子ども向けの教育アプリや、ムード演出・ミニゲームなども搭載されており、特にファミリー層にとっては使い勝手の良い構成になっています。


さらに付属品の「アラジンレンズA/B」を装着すると、自動で専用アプリ「ほしぞらさんぽ」が起動。

オレンジ色のレンズAでは星空や天体のコンテンツを投影でき、手のひらをかざすと操作が可能です。
青色のレンズBではぼかし演出による入眠サポートが行えます。
就寝前に親子で星空を眺めながら楽しむような使い方もでき、特に子育て家庭にはぴったりな機能だと思います。
自由な設置を実現する360度回転ジンバル構造

Aladddin Pocaは本体構造も非常に優れています。
フルメタル製のスライドレールを搭載し、耐荷重は10kgと非常に頑丈。
本体重量が約1.3kgなので、安定感は抜群です。

収納状態から引き起こすと、縦方向に360度回転でき、自在な画角調整が行えます。
このギミックは実際に使ってみると本当に便利で、どんな位置や角度からでも理想的な映像を投影できます。

他社の回転構造プロジェクターでは、可動範囲に制限があることも多いですが…
Aladdin Pocaはその点まったく妥協なし!
あらゆる環境に柔軟に対応できる、非常に完成度の高い設計です。
高精度なリアルタイム補正機能

投影後の自動補正機能も非常に優秀です。
Aladdin Pocaは、投影位置が移動したことを自動で検知し、リアルタイムで台形補正を行ってくれます。


例えば、天井面から壁面へ大きく向きを変えた場合でも、本体が自動でその移動状況を判断し、瞬時に自動台形補正を実行。
この補正精度が相当高いため、ほとんど手動操作なしで、理想的な映像位置を自動で簡単に維持できます。
もちろん、必要に応じて手動補正も可能なので、細かな調整をしたい場合でも安心です。
Harman Kardonスピーカー&ライト演出

Aladdin Pocaは画質だけでなく、音質面も非常に優れています。
本体内部には、高音質なHarman Kardon製の6Wスピーカーを2基搭載。
Dolby Audioにも対応し、360度方向に音が広がるステレオサラウンド構造になっています。

コンパクトサイズながら、驚くほど厚みのあるサウンドを再生してくれるのが印象的です。
実際に音源を流してみても、低音の響きや音場の広がりがしっかり感じられ、非常に満足度の高い音質です。
YouTube動画でスピーカー音質の比較も紹介していますので、ぜひ御覧ください!
▼以下、動画で徹底レビューしてます!▼
さらに、プロジェクターを収納した状態で電源を入れると「Bluetoothスピーカーモード」として使用可能。

その際、レンズ部分のライトカラーが点灯し、ムードライトとして空間を演出してくれます。
リモコンやアプリからライトの明るさや点灯パターンを調整できるため、視覚的にも楽しめる仕様です。
遅延ほぼなし!快適なゲームプレイ

最後に、ゲームをプレイする人にも嬉しいポイントを紹介します。
Aladdin PocaはARC対応HDMI端子を備えており、ニンテンドースイッチ(2)やPS5などの家庭用ゲーム機を直接接続できます。

そして…プロジェクターでゲームをするときに気になるのが“入力遅延”ですが…
Aladdin Pocaはゲームモードを搭載しており、操作と画面のズレがほとんど感じられません。

HDMIで接続すると自動でゲームモードがONになるため、設定不要でスムーズにプレイ可能。
FPSやアクション系でも、入力遅延なく、快適に楽しめる点は大きな魅力です。
まとめ

今回は、Aladdin X初のポータブルプロジェクター「Aladdin Poca」をレビューしました。
コンパクトな筐体に高画質・高音質・高機能がぎゅっと詰まった、まさに“全部入り”のモデルです。
Aladdin Pocaの発売情報については、通常価格が 69,900円(税込)。
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