Apple Watch Series 2のwatchOSを5.0.1へアップデートしていたところ、初めて経験する不具合に遭遇しました。
症状としては、画面に謎の赤い「!」マークが表示されているもの。デジタルクラウンを回しても再度ボタンを押しても、ひたすらこの赤い「!」マークしか表示されず、Apple Watchが反応しない操作不能状態に。
このトラブルに遭遇した際の対処方法についてまとめてみました。
Apple Watchに赤い「!」マークが表示される症状が発生した経緯と原因
赤い「!」マークが表示された経緯から。
サブのApple Watchとして使っていたApple Watch Seires 2。
久々にソフトウェアを更新するため、中にインストールされている「watchOS 4.0」を「watchOS 5.0.1」へアップデートしていました。
ソフトウェアのダウンロードを完了し、「今すぐイントールボタン」を実行。
順調にインストール作業が進んでいるものと思われましたが、30分経っても1時間経っても終わる気配がなく、そのままさらに放置していたところ、Apple Watchの画面には見慣れない光景が広がっていました。
大きなアイコンで赤い「!」マークが表示されています。そして下には、「www.apple.com/help/watch」というURL。
”help”という単語が入っている時点で何だかヤバいと思っていましたが、やっぱりコレ、重大なトラブルでした。
先ほどのURLをたどり、居住国(日本)を選択すると対応策が表示されます。
どうやら今回遭遇したのは、ソフトウェアアップデートした後に表示されるトラブルのよう。
実はコレ、何らかの原因でソフトウェアアップデートがうまく完了できなかったために、システムの入れ直しが必要とApple Watchが自己判断しトラブル表示の赤「!」になった可能性が高いエラー。(Appleサポート確認済み)
かなり稀な例だとは思うのですが、見事に引き当ててしまったようです。
Apple Watchを強制再起動してみる
重大かつ致命的なエラーが起きたらまずはコレ。
伝家の宝刀「強制再起動」です。
[box class=”yellow_box” title=”Apple Watchを強制再起動する方法”]
- Digital Crown(デジタルクラウン)とサイドボタンを10秒以上同時に長押し
- 画面に白いAppleロゴが表示されたら指を離す[/box]
この2手順で強制再起動はOKです。
そこまで致命的なエラーでなければ、この操作で直ることがほとんど。
一方で、改善されない場合にソフトウェアシステムの入れ替え(Appleでの修理)が必要となります。
ぼくの場合、10回くらいこの強制再起動をしてみましたが、直ることはありませんでした。
Appleサポートに修理依頼
強制再起動でも解決しない場合、次の対応策はシステムの入れ直しです
このシステムの入れ直し作業は、手元にあるiTunesやiPhoneでは不可能なため、Appleでの修理が必要となります。
迷わずAppleサポート(0120-27753-5)にすぐに修理依頼を出しましょう。
サポートに問い合わせて症状を伝えれば、修理手配までスムーズに進みます。
手続きには何だかんだで20分くらいかかったかな。お時間には余裕を持って。
購入後2年以上経過、AppleCare+の期限は切れていたが無償修理とのこと
心配だったのは修理にどれくらいの費用がかかるかということ。
一応、画面割れなど以外の原因の場合、Appleでの修理代金はSeries 2(アルミニウムケース)で25,400円。べらぼうに高い。これなら最新のApple Watch Series 4を購入した方が良いのでは!?と思い始めるように。
しかも購入後2年を経過していて、もちろんAppleCare+の期限もとっくに過ぎていることがこの金額がかかるものと思っていたのでなおさら。
結果、画面割れや水漏れがない場合の修理については、修理費用は一切かからないとのこと。今回はシステムの入れ直し作業となるので、外的損傷による故障ではないことから無償修理対応となりました。ひと安心です。
修理品の引き取りまでに2日ほどかかり、その後ヤマト運輸が集荷に来て持っていきました。もちろん着払いです。これまた嬉しい。
預かり後は3〜5営業日で再び自宅に配送されるそうです。
正味Apple Watchが1週間ほど使えなくなるのは困りますが、かといって製品がすぐに直るわけではないので、ココは我慢のしどころです。
同じようなトラブルに合われたらぜひともこれら方法で解決してみてください!
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