BenQの人気モニターライト「ScreenBar」シリーズから、史上最大の照明範囲を持つデュアルモニターライト「ScreenBar Pro」が新たに登場しました。
本記事では、このデュアルモニターライト「BenQ ScreenBar Pro 」の実機レビューとして、製品の特徴、実際の使用感、使ってみて分かったメリット・デメリット、同社ScreenBar Haloとの違いなどについてまとめています。
- BenQ ScreenBar Proの評価まとめ・おすすめ度
- BenQ ScreenBar Proの主な特徴・スペック
- BenQ ScreenBar Proを実際に使ってみて分かったこと(メリット・デメリット)
- BenQ ScreenBar Proがおすすめな場面・おすすめな人
【結論】BenQ ScreenBar Proの評価まとめ、口コミ的レビュー、おすすめ度
早速ですが、デュアルモニターライト「BenQ ScreenBar Pro」の実機使用を踏まえ、項目別におすすめ度や口コミレビューなど、個人的評価としてまとめました。
【結論】BenQ ScreenBar Proの評価、口コミ的レビュー、おすすめ度
オススメ度評価
口コミ的レビューまとめ
- ScreenBarシリーズ従来機と比べ、より広い照明範囲を実現
- デスクユーザー感知によるライトの自動点灯・消灯に対応
- ワンタッチで直感的に操作可能なコントロールボタン
- 新型クランプにより設置対応モニターの幅が拡大
- クランプ部の特殊構造によりモニター上部のマイクやカメラと干渉しない
- 主張の少ないミニマル系デザインで、モニター筐体の一部として自然に馴染む
- 照明範囲が広い上、明るさも抜群。1台で常に明るい快適なデスク照度
- 自動点灯・消灯・調光の組み合わせでストレスフリーな照明環境
- 照明の手動コントロール時も操作しやすいデザイン
- 従来機種のようなワイヤレスコントローラーが不要なため、デスクがスッキリ
- モニター上部に簡単に設置可能
- 自動消灯のタイマー時間が長め(5分間で消灯)
- モニターライトのトップブランド相応で実売価格19,900円、導入時コストは高め
- 高級価格帯の製品だが、得られるパフォーマンスは製品価格以上の満足感がある
- ScreenBar製品の中では抜群すぎるほどデスクライト光量を確保できて快適
- 自動点灯・消灯・調光機能が便利でほぼ操作不要
- 手動操作で好みの色温度や照度に細かく調整可能◎
- 光源が視線に入り込むこと無く、デスク全体をしっかり明るく照らす
- モニター上に設置しやすいクランプ構造
- 自動消灯のタイマーが5分間から変更できない
デスク環境のライティングパフォーマンスを最大レベルに引き上げてくれる1台!!
効率良いデスク作業には絶対欠かせない最高のモニターライトです!!
BenQ ScreenBar Proの良かったところ(メリット)
デスクの広範囲を照らす完璧なモニターライト
BenQ ScreenBar Proの照明範囲は、ScreenBarシリーズ史上最大の照明範囲を持つスペックで、デスク全体が本当に超明るくなります。
実際に最初にScreenBar Proを最大輝度で点灯してみた時は、「明るっ!!」と思わず驚きの声が出るレベル。
良い意味で「明るすぎ」といっても過言ではないです(最大輝度時)
以下、スペック上の数値をScrennBar ProとScreenBar Haloで比較してみました。
ScreenBar Pro | ScreenBar Halo | |
照度 | 中央照度1000ルクス (照射面から50㎝の場合) | 中央照度800ルクス (照射面から45㎝の場合) |
照明範囲 | 85cm x 50cm | 63cm x 40cm |
照明範囲の広さもスペック上でこの通り。抜群レベル。
ScreenBar Proの進化した照明範囲は、ScreenBar Haloと比較しても、ヨコ方向で20cm以上、タテ方向も10cm照明範囲が広がっています。
各、非点灯時、最小輝度、50%輝度、最大輝度の画像を比較するとこんな感じ。
(正確に比較するため、画像はリサイズ圧縮以外は全て非加工の状態)
↓まずは寒色光(6500K)の比較から。
↓つづいて、暖色光(3000K)の比較。
この比較画像では輝度による違いがそこまで大きくないように感じますが…
体感的にScreenBar Proの照明範囲を肉眼で感じる分には、コレよりも更に明るく感じます!めちゃくちゃ明るいです。
スペック的には、ScreenBarシリーズ史上最大の85cm x 50cmという照明範囲を持つScreenBar Pro。
160cm幅ある我がデスクの端の方であってもScreenBar Proのモニターライト1台のみで十分に照らせていることも分かります。
今回のScreenBar Proと、前作のScreenBar Haloの最大輝度を比較するとこんな感じ。
中央付近では違いが分かりにくいですが、デスク左右の両サイド近辺で違いが分かります。
左画像のScreenBar Proの方が、右画像のScreenBar Haloに比べて、黒い影部分がすくなく、よりディテール部分まで明るく照らされています。
画像での違いよりも、実際の肉眼で見る両者比較の違いは体感値5倍くらいハッキリ分かります!!
室内の照明は全て切った状態で、ScreenBar Proのみの点灯でコレだけ十分に明るくなるので、デスク手元の明るさは十分に確保可能。
例えば、デスク手元のキーボードやマウスを見るのはもちろん、手元でメモを取りながら、資料を広げて作業するときも超快適です。
昼夜問わず、周囲の明るさに左右されずデスク作業効率を最大限に高めてくれます。
必要と思う手元照明を、必要以上の期待に応えてしっかり照度確保してくれるモニターライトです。
自動点灯/消灯・自動調光の便利さがレベチ
ScreenBar Proのもう一つの大きな特徴として挙げておきたいのが、自動点灯・消灯機能を搭載していること。
デスクに座る→モニターライトをONにする、という一連の流れを全て自動化し、モニター前にユーザーが来ると自動でScreenBar Proを点灯してくれる非常に優れた機能です。
モニターライト中心部には超音波センサーが搭載され、画面の前方の60±10㎝の範囲内で動くユーザーを検知。
この精度がかなり優秀で、デスクに座ると即座にフワッと反応して、ScreenBar Proが点灯します。
反対に、デスク前を通過した際にも反応してしまうのでは!?…という懸念もありましたが、この辺は特に気にならないレベル。
ScreenBar Proを設置したモニター前にある程度滞在(例えば、デスク近辺を掃除していて、モニター前で静止した状態になりがちな時など)と反応してしまう可能性はありますが、日常的にスルーする程度でデスク前を通過する分には、余計な反応はしないため良い感じです。
モニター前に5分間動作が無い状態で、自動消灯してくれます。
さらに、ぜひともオススメな使い方として紹介したいのがコレ。
ScreenBar Proの自動調光機能もONにしておくと、究極に全自動化されたモニターライトになるのでめちゃ便利です。
- モニター前に座る↓
- モニターライト付ける↓
- ほどよい明るさに調光する↓
- デスク作業終了後、モニターライト消す
従来のモニターライトでは必須になるこの4つの工程を全て自動化。
モニターライト自体に一切触れなくても、フルオートで快適なデスク照度を確保できるようになります。
自動点灯/消灯・自動調光機能のONは、神レベルに使い勝手◎で、異次元にオススメしたい機能です。
リモコンがなくても使いやすい、直感的操作ができるコントロール系
ScreenBar Proの照明を手動でコントロールするには、本体筐体中心部付近に搭載しているコントローラーを使用します。
さきほど紹介した便利すぎる自動点灯/消灯・自動調光機能に加えて、手動によるモニターライト調光ももちろん操作しやすいです。
このあたりは、流石のモニターライトでトップランカーに君臨するBenQの高品質らしさが存分に出ている点と感じます。
格安な他社のモニターライトとは、雲泥の差がある本体デザインや操作感です。
ボタン部には余計な文字は一切なく、各ボタンアイコンと調整ゲージのみ。
めちゃくちゃミニマル系のUIで見た目カッコ良き。
もちろん、直感的で操作しやすく、説明書なしでも使いこなせる点は素晴らしい!
僕自身、長年ScreenBar Haloを使用してきたので、ワイヤレスのコントローラーによる照明操作に慣れていますが、ScreenBar Proへの乗り換えでワイヤレスコントローラーがなくなっても、案外苦労しませんでした。
むしろ、本体ボタン部の直感的操作の方がやりやすい、と感じるほどです..!!
Haloのようなワイヤレスコントローラーを設置するスペースも不要になります!!
ボタン部分の見た目はもちろん、モニターライト筐体全体の見た目的な主張も少ないので、モニターと一体的に馴染む点もGoodです◎
湾曲も対応!どんなモニターでも簡単に設置しやすい
ScreenBar Proのクリップ部分は、従来のモニターライトよりさらに進化し、特許を取得した新グリップが採用されています。
設置作業時も難しい手順は一切なく、クの字のグリップ部分を開いて、モニターに挟み込むだけ。超簡単にScreenBar Proを設置できます!!
僕のデスクは40インチの湾曲ウルトラワイドモニターを使っていますが、ヨコから見てもこの通り。
全く問題なく、非常に短時間で安定した設置ができました。
我がモニターにフロントカメラはありませんが、ScreenBar Proはモニター上部のカメラを塞がない仕様で安心!
ちなみに、ScreenBar Proの電源はUSB-Cケーブルから給電。
最近は、モニター背面なんかにUSB-C端子自体を搭載したモデルも随分多くなってきた印象なので、付属の充電器を使ってコンセントに差さなくても手軽に電源取れて便利です。
ScreenBar Proの電源配線の整理もモニター背面だけで完結します!
BenQ ScreenBar Proの気になるところ(デメリット)
自動消灯のタイマー時間が、非動作5分間から変更できない
ScreenBar Proのメリット部分がかなり大きいため、正直コレといって大きなデメリットはないんですが…
唯一挙げるとすれば、自動消灯のタイマー時間が5分間から変更できない、ってところですかね。
先ほどの自動点灯/消灯機能搭載で、モニターライトの一連動作が全て自動化されるって話なんですけど、もう1歩踏み込むと、この自動消灯が機能するまでにちょっと時間がかかる印象です。
小さい頃から「使ってない電気はすぐに消しなさい」的な教育を受けてきたので、すぐにライトが消えないのはちょっと気になる点です。
まぁ、この自動消灯までの時間は、個人ごとに異なる好みという名のさじ加減だとは思いますが、すぐにでもライトを消したいと思う人にとっては、タイマー起動までの5分間は長く感じてしまうかもしれません。
日本ではこの辺のもったいない無駄を無くす文化が割と普通に浸透していると思うので、すぐにライトを消したい派は意外と多いのかも…
どうしてもすぐにScreenBar Proを消したい場合は、手動でモニターライト操作部分の電源ボタンを押せば消せます!
今後の製品アップデート等で、「自動消灯までのタイマー時間が短くなる」 or 「好みにタイマーを可変できる」ような機能が搭載されると、ScreenBar Proが完全体に進化するように感じました。
BenQ ScreenBar Proレビュー:まとめ
モニターライトが1台あると、デスク作業時に欲しい照明要素を補完できます。
特に、このBenQ ScreenBar Proによる照明環境は、補完というレベルではなく、作業効率の良いデスク作業環境を整える上で十分すぎるほどの照明をもたらしてくれるモノです。
ScreenBar Haloとは異なり、ワイヤレスコントローラーは付属されませんが、本体部分の使いやすくオシャレなコントロール系を搭載し、シリーズ初の自動点灯/消灯機能も相当な利便性を感じる目玉機能です。
さらに、ワイヤレスコントローラーが不要な分、ScreenBar HaloよりもScreenBar Proの方が5000円ほど安い価格なのも嬉しいポイント◎
- ハイスペックなおすすめのモニターライトを探している人
- モニターライトの光量をしっかり確保したい人
- モニターライトを簡単かつ確実に設置したい人
- いちいち操作するのが面倒なので、点灯・消灯・調光を全て自動化したい人
- 最高のデスク作業環境をしっかり整えたいと考えている人
これからモニターライト導入を考えている人にも…現在モニターライトを使っていて買い替えを検討している人にも…このハイスペックなデュアルモニターライト「ScreenBar Pro」は超オススメな製品。
ScreenBar Pro導入のメリットはかなり大きく、デスク作業環境を最高レベルに引き上げてくれるツールと評価します!
コメント