日常の騒音が一瞬で静寂な空間に!BOSEノイズキャンセリングイヤホン「QC20」レビュー

どうも、NINO(@fatherlog)です。

我々の日常の生活は、あらゆる雑音や騒音に囲まれています。

車が行き交う道路、電車などの走行音、飛行機のエンジン音など交通関係の騒音だけでもたくさんありますね。

まだまだあります。工事現場の音、人々の話し声、行き交う足音など、いい意味でも悪い意味でも全て騒音です。

この騒音により知らず知らずの内に日常的にストレスがたまっていませんか?静寂を求めたい時ってありませんか?静かな空間で音楽を楽しみたいことってありませんか?

これら日常の騒音をほぼ完全にシャットアウトしてくれるイヤホンがあるんです!

今回はBOSEから発売されているノイズキャンセリングイヤホン「QC20」のレビューです。

このイヤホン、どんな騒音でも一瞬でかき消して静寂な空間を作り出すことができる”天才的なイヤホン”なんです!

目次

BOSEノイズキャンセリングイヤホン「QC20」

QC20はその高音質や製品クオリティにおいて、音響業界では最高級の定評があるBOSE社製品

価格帯も高い製品ですが、その価格を出す相応の仕事をこなしてくれる天才的なイヤホンなんです。

 

どうやって騒音を消すの?ノイズキャンセリングとは?

さまざまな騒音を打ち消すのに使われる「ノイズキャンセリング」は、対象の騒音と逆位相の音を出すことにより、人工的に騒音を打ち消し音がない世界を作り出します。

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このイヤホンにはコントロールモジュールがついています。これがこのQC20イヤホンの頭脳部分。

それぞれの耳に装着するイヤホンのハウジングについているマイクから今いる環境の騒音を拾い、このコントロールモジュールで解析・演算した逆位相の音がイヤホンから流れることにより、静寂な時をつくることができます。

 

いざ開封の儀っ!

僕はAmazonでQC20の黒を購入しました。

もちろんメーカー直販のボーズ・オンラインストアからも購入できます。

ボーズ・オンラインストアなら送料無料・30日間返品返金保証

 

では、開封の儀といきましょう!

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イヤホンにしては随分と豪華な箱に入ってますよ。大きさだけで言えば辞書くらいのサイズ。

重さは意外とサクッとした重さです。でもどことなく詰まっているような感じ。

 

本体化粧箱側面はこんな感じ。

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続いてパッケージ背面。

英語で色々とパーツの名称やら機能やら、商品の説明が書かれています。

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箱をOPENっ!

すーっと引っ張って中の箱を取り出します。この密着感がたまらないですねー。ワクワクがとまらない!

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んで出てきたのはこんな箱。青いパッケージが眩しい!白文字でBOSEロゴが真ん中に堂々と描かれています。

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そしてこの眩しく輝く青いフタを開けると、黒い板状の緩衝材が!

この下にイヤホン本体が眠っています。では、眠りから目覚めさせましょう。

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おはようございますっ!

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プラスチック製のケースに隙間をあけることなくピッタリとはまっていて、とてもスタイリッシュなイヤホンが入っていました!

 

このケースの下からは乾燥剤も入っています。徹底した品質管理ですねー。イヤホンに乾燥剤ですよ。

まさにキング オブ ノイズキャンセリングイヤホンにふさわしいVIP待遇っぷり。

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そして専用の収納ケースも付属。ナイロン製で低反発クッションの様な緩衝材が効いたソフトキャリングケースです。もちろんBOSEロゴがしっかりと入ってます。チャックの部分に水色の差し色が使われていてオシャレ。

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ケース内部には充電用USBケーブルや交換用イヤーチップを収納できるメッシュポケットがついています。

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交換用イヤーチップは「StayHear+」という名称。BOSE独自の長時間使用を考慮した疲れにくく遮音性も高い高性能チップです。

「StayHear+」はSとMとLの3サイズがあります。デフォルトでMサイズが装着されているので、予備用としてSサイズとLサイズのチップが袋詰めされてます。

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充電用USBケーブルももちろん付属です。

ただし、アダプタは付属されていないので、家庭用コンセントから充電したい場合は、所持しているスマートフォン充電器のアダプタに差すなどする必要があります。

もしアダプタがない方は複数のUSBポートがついたものが値段もお手頃なのでオススメです。複数のガジェットを効率良く急速充電できます。

イヤホン本体外観レビュー

入力端子すぐそば10cmくらいの位置に黒い板状のコントロールモジュールがついています。

ここでメインの電源ON/OFFをすることができます。充電時もこちらのモジュールにUSBを差して行います。

充電時間は2時間約16時間使用することが可能です。

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黒を購入したので、ケーブルはブラックに差し色としてブルーがライニングされています。

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衣服などに留めるクリップもついています。可動式なので好みの位置に移動できます。

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イヤホンのハウジング部分。この外側のパンチングから周囲の騒音を拾います。

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StayHear+チップ。これが優しく耳にフィットするので、疲れること無くまた違和感なく装着することができます。

しかも遮音性能が高いのでノイズをカットしたクリアな空間で音楽を存分に楽しむことができます。

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こちらはイヤホンとコントロールモジュールの中間部分にあるリモコン部分。

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この面には3つのボタンがあります。音量+ボタン、音量-ボタン、中央ボタンです。

再生及び停止は中央ボタンを1回押します。

次のトラックに進みたい時は中央ボタンを続けて2回押し、前のトラックに戻りたいときは中央ボタンを続けて3回押します。何曲も戻したい場合は少しやっかいな操作になりそうですね。そんな時は再生端末側で操作した方が早そうです。

 

リモコン側面には青いボタンが1つあり、モードを切り替えることができます。

通常は完全にノイズキャンセリングをしてくれますが、モード切替を行いAwareモード(アウェアモード)にすると、ノイズキャンセリングをしつつも人の話し声など周囲の音を聞き取りやすい状態を作り出します

このAwareモードが意外と便利!

街中を歩きながらといった場面や、電車の中でアナウンスを聞きたい時など必要な音だけを透過したい時に有効です。

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ただ、Awareモードは”周囲の音を聞きやすくする=騒音が聞こえやすくなる”ので、完璧な静寂を求めたい方はAwareモードをOFFにした方が良いです。

どれくらいの騒音を消せるのか?

日常で出くわす代表的な騒音に対してどの程度ノイズキャンセリングできるのか、個人的な見解をまとめてみました。

飛行機の機内で!

もう代表的な例ですね。飛行機に搭乗すると当然ジェットエンジンの音がものすごいです。

飛行機はこのノイズキャンセリングイヤホンが大活躍する場!最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

ビジネスクラスではノイズキャンセリングヘッドホンの貸し出しサービスがある程です。

ゴォーという騒音が常に鳴り響く機内ですが、ノイズキャンセリングイヤホンQC20のスイッチをONにした瞬間に全くの無音空間になりました。

これ本当にすごい

何の音もなくなり、シーンとした静寂な空間に変わります。

エコノミークラスではおなじみの飛行機前面ポケットに入っているヘッドセットがありますよね。これだと音楽聴くにも映像見るにも一番小さい音量では騒音にかき消されて聞き取ることは不可能。そこそこボリュームを上げないと楽しめません。

QC20であれば、ノイズキャンセリングをONにした瞬間に無音空間になるので、最小の音量でも十分聞き取ることができ楽しめます。ちょっとボリュームを上げれば、そこには再生している音楽しかありません。とてもクリアに聞こえます。

映画を見ている時の小さなささやき声のセリフだってバッチリ聞こえます。

photo credit: via photopin (license)

photo credit: via photopin (license)

そして他の人の話し声やCAさんの声も聞こえなくなります。

「お飲み物いかがですか?」と聞かれたら困るなぁというときにはAwareモードにすると便利!

Awareモードにしてみると多少のゴォーという騒音が聞こえるようになりました。そして、人の話し声を聞くことができます。音楽を聴きながらでも十分

 

もう1つ気付いたのがCAさんのアナウンス。

ノイズキャンセリングイヤホンでこのアナウンスを聞くと大きすぎるくらいのボリュームで聞こえます。CAさんの吐息の音までしっかりと聞き取れるくらい。

アナウンスの際はボリューム下げた方が良いですね。

 

電車の車内で!

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続いては電車の車内。

これまたスゴイです。ノイズキャンセリングをONにした瞬間にパッと静寂な空間に入り混みます。

今までのガタンゴトンといった音やアナウンス、話し声なんかもほとんど聞こえなくなります。

通勤通学で電車に乗っているとき、「そこそこ音量を大きくして音楽を楽しみたい」という人にとって気になるのが「音漏れ」。

このQC20イヤホンであれば、周りが静かな状態で音楽を聴けるので音量を上げても音漏れが気になることもありません!

感覚的には、通常のイヤホンだと自身の耳にとって大きく聞こえるレベルだと、ズンチャカズンチャカと絶対音漏れしてますよね。ボリュームつまみを70%くらいにしているイメージ。

ノイズキャンセリングイヤホンでは同じ音量の聞こえ具合ですが、ボリュームつまみは40%くらいなイメージです。

通常のイヤホンに比べて電車走行時の騒音をかき消す必要がないので、その分小さな音量でも同じ大きさに聞こえるのです!

もちろん大きくしすぎたら音漏れするので注意してください。

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もう1つ車内アナウンスにもある意味注意が必要です。

乗り慣れている路線であれば良いですが、あまり乗ったことのない路線ではアナウンスを聴きながら駅名を模索する状態になると思うので、ノイズキャンセリングによりアナウンスが聞こえないと大変ですね。

そんな時はAwareモードにしましょう。これによりしっかりとアナウンスは聞こえます。

 

タイプの違うノイズキャンセリングヘッドホンとの比較

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今回レビューしているのはカナル型のノイズキャンセリングイヤホンですが、5年くらい前に発売されたノイズキャンセリングヘッドホンも所持しているので、ノイズキャンセリング度合いを飛行機内で比較してみました。

結果は、断トツでこのイヤホンの方がすごい。点数で言えば、イヤホンタイプを100点とすれば、ヘッドホンタイプは70点くらい。

まぁ5年前より技術が随分と進歩しているとは思うので当然かもしれませんね。今発売されているヘッドホンと比較すれば互角だと思います。

後は装着感の違いです。ここらへんは個人の好みの違いにもなってきます。

ヘッドホンタイプだと側面からの締め付けがあるので長時間使用すると疲れることもありますが、イヤホンタイプであればそれもないので長時間使用でも疲れません。ぼくはイヤホンタイプの方が好きです。

 

まとめ

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QC20のノイズキャンセリング機能は本当に素晴らしいです。

電源をONにした瞬間、世界が変わります。

高価な製品ですがその価値以上の機能を果たしてくれているので、「買って良かった!」と自信を持って言えます。それくらいスゴイ!

もう毎日のイヤホンライフからこのQC20は手放せません!

音楽を聴かなくても、ノイズキャンセリングだけONにして静寂を楽しむって使い方もアリだと思いますし。

迷っているのであれば、絶対買いですね!自信をもってオススメできます!
 
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