EDIFIER D32 レビュー：見た目はレトロ、実力は高性能。音で空間を豊かにするパワフルなBluetoothスピーカー

本記事では、卓上型Bluetoothスピーカー「EDIFIER D32」をレビューにまとめています。

EDIFIER D32は、レトロな見た目で圧倒的にオシャレな外観でありながら、想像以上のパワフルなパフォーマンスを発揮するBluetoothスピーカーです。

EDIFIER（エディファイア）は高コスパなイヤホン・ヘッドホン・スピーカーを展開する新鋭の音響機器ブランドです!

本記事はメーカーより、製品提供を受けています。

EDIFIER D32の評価まとめ、口コミ的レビュー、おすすめ度

早速、卓上型Bluetoothスピーカー「EDIFIER D32」の実機使用を踏まえ、項目別におすすめ度や口コミレビューなど、個人的評価としてまとめました。

EDIFIER D32を使ってみて良かったところ（メリット）

臨場感ある高音質でどんな音楽も豊かに表現

EDIFIER D32は、一体型の2.1chスピーカー。

1インチのシルクドームツイーターを左右それぞれに1つずつ合計2個、4インチのミドルベースドライバーを中央に1つ配置し、非常に厚みや臨場感のあるサウンドを奏でてくれます。

まずはONE OK ROCKで低音強めのロック音楽、ELLEGARDENのテンポアップなナンバーを聞いてみることに。

音量を半分よりちょっと多めの70％くらいに調整して聞いてみると、テーブルにまでしっかり伝わるロック音楽特有の低音の響きや振動が迫力満点。

もうちょっと、パワフルさを体験しようと、さらに大きく90％くらいまでボリューム上げると、たった1台のスピーカーで部屋がライブ会場状態に…笑

アパートだったら下の家の人が絶対に違和感を持つであろう、低音の厚みレベルがスゴいです…!!

もちろん、ハイトーン系のボーカルの音声やギター音など、中音や高音域の音までしっかりとこの1台で表現され、まるでライブ会場にいるような臨場感たっぷりの音質です。

藤井風やBiSH、Vaundyといったポップ系音楽を再生してみると…
これもまた低音でしっかりと固められた土台に、バランスの良い中音・高音がまとまり良くメロディーに乗ってくる感じ。

非常に聴きやすい迫力ある高音質で空間全体が満たされます。

クラシック音楽では、ヴァイオリン演奏だけの演奏（バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ）を音量大きめで再生してみることに。

高音域でも解像度が非常に高く、透明感にあふれる柔らかい優雅な音色に魅了されます。

ちなみに、このEDIFIER D32は、より高音質なLDACコーデック、ハイレゾ音源再生にも対応していますが、僕の端末はiPhoneなのでハイレゾ音源には残念ながら非対応。

しかし、ハイレゾ非対応であっても、前述のように圧倒的に臨場感のある表情豊かなサウンドを楽しめると心から実感できました！

Apple AirPlay 2対応でAppleデバイスとの親和性抜群

EDIFIER D32の音声入力は、Bluetooth接続だけでなく、USB-C接続や3.5mmオーディオケーブルによるAUX端子接続にも対応しています。

中でも個人的に一番注目したいのは、Apple AirPlay 2に対応したスピーカーであること。

音楽再生元のデバイスとして、iPhone/iPad/MacといったApple製デバイスを使っている人なら、EDIFIER D32との親和性は神レベルに抜群です。

EDIFIER D32の設置場所のWi-Fiネットワークに接続したら、同じネットワーク内にいるiPhoneなどのAppleデバイスから、出力先にEDIFIER D32を選び音楽再生が可能です。

特に、このApple AirPlay 2でオススメしておきたいのは動画再生時の音声出力にも全く遅延がないこと！本当にコレが素晴らしい！

通常、Bluetooth接続時のスピーカー再生では、スマホからワイヤレスで音声出力されるまでにいくつかのデータ的な処理工程があり若干の遅延が発生。

音楽再生だけなら全く気になりませんが、動画再生となると話は別で、動画映像の動きと音声出力に体感1秒くらいの遅延ズレが出てきてしまうんですね･･･

このようなラグが生じないように、ワイヤレス接続による映像と音楽のタイミングずれをソフトウェア的に補正して、合わせてくれるのが、Apple AirPlay 2の良きところ！

iPhone/iPad/MacBookで再生している音楽はもちろん、動画コンテンツも音声遅延が生じること無く、EDIFIER D32の最高な音質で楽しむことができて超快適です！

バッテリー内蔵、電源レス使用できる

EDIFIER D32は、5200mAhの大容量バッテリーを搭載。

満タンに充電しておくと、約11時間電源を接続しなくてもワイヤレスのままで音楽再生ができます。

バッテリー容量	5200mAh
連続再生時間（ワイヤレス）	約11時間

電源ケーブルが届く範囲、という制約から解放され、常時同じ場所に設置しておかなくてもOK。

EDIFIER D32を使いたい場所に移動して電源を気にせず使えて超便利です。

ただし、本体のサイズ感・重量感はそれなりにあるため、頻繁に色々な部屋に持ち出したり、外出先に手軽に持ち出したり…というような機動性の良い使い方には不向きかと思います。

あくまで、同じ自宅の居室内でデスク周りからリビングテーブル付近に移動したりといった感じで、移動距離が短く頻度も少なめな設置場所移動には最適かと思います。

レトロな見た目がオシャレ、インテリア要素にGood

EDIFIER D32は、迫力と臨場感ある高性能スピーカーでありながら、本体の見た目は80’sを彷彿させるようなレトロなデザインが特徴的。

この洗練されたレトロな外観から惜しみなく溢れる深い味わいは、他のワイヤレススピーカーとは明らかに一線を画す存在。超オシャレでカッコ良き。

音楽再生していない時でも、EDIFIER D32を設置しておくだけで、その空間自体の質が一気にグンと向上します。

スピーカーの性能だけでなく、見た目にも断然こだわりたいと考える人にはオススメです。

EDIFIER D32の気になるところ（デメリット）

それなりに大きな本体サイズ感

そんなに大きなデメリットって訳でもないのですが…他に特筆することがないため、一応コレだけ挙げておきます。

メリット面でも述べたように、EDIFIER D32は豊かな音質性能を持っているため、その分本体サイズも大きくなっています。

サイズ	奥行16.2 x 幅25 x 高さ17.9 cm
重量	3.04 kg

かなりアバウトですが、体感的には小型の炊飯器くらいのサイズ感はあると思います。

テーブルやデスク、シェルフなど、結構なスペースを占有する感じなので、設置予定場所にサイズ的な余裕があるかどうか、事前に確認しておくことをオススメします。

EDIFIER D32レビューまとめ：見た目も音質もGoodな1台

EDIFIER D32は、スピーカーの音質にこだわりたい人にはもちろん、外観デザインにもこだわりたいという人に最適な卓上型Bluetoothスピーカーです。

スピーカー使用していないときでも抜群の存在感でオシャレ、さらに音楽を出力すれば、臨場感ある豊かなサウンドが空間いっぱいに広がり満たされます。

レトロな見た目ですが、案外どんなインテリアでも自然に馴染んでくれるスタイリッシュさもあるように感じます。

さらに、Apple製デバイス（iPhone/iPad/Mac等）ユーザーであれば、遅延のないシームレスなワイヤレス出力ができるApple AirPlay 2の利便性にもぜひ注目したいところです。

上記おすすめな人に1つでも当てはまる人は、EDIFIER D32の導入によって、満足感の高いスピーカーライフを実現できると思います。ぜひチェックしてみてください！