スマホやタブレットなどを充電する際、コンセント周りが混み合い過ぎて、アダプター取付位置に困った経験はないでしょうか!?
アダプターを壁面のコンセントプラグ穴に差し込むものの、アダプターUSB端子が意図していた方向とは別になり、USBケーブルが挿しにくい等々・・・
こんな問題を解決してくれるアダプターが、充電アクセサリーブランド「Innergie」より登場!
今回は、電源プラグが360度回転しコンセント周りの設置位置がストレスフリーになる「Innergie 45H」のレビューをお届けします!
本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。
充電アダプター「Innergie 45H」の主な特徴やスペック・外観
「Innergie」は台湾に本社を置く世界的な電気機器メーカーである「デルタ電子」が展開する充電アクセサリーブランド。
今回レビューする「Innergie 45H」は、”あらゆる機器を1台のアダプターで充電する”をコンセプトにした同社のOne For Allシリーズの1製品です。
なお、One For Allシリーズの他アダプターは、以下別記事にてそれぞれレビューしていますので参考にどうぞ。
さて、本題に戻りまして…
「Innergie 45H」の主な特徴及びスペックは以下のとおりです。
- 電源プラグが360度回転可能でコンセント周りスペースを有効に活用
- 最大出力45W(単ポート)
- ミニマルなサイズ感
- USB-C/A端子をそれぞれ1つずつ搭載
- USB-PD3.0(PPS)・QC4.0対応
- 海外対応プラグ(別売)と互換性あり
出力端子 | USB-C×1 USB-A×1 |
出力 | 単ポート:最大45W 2ポート同時: 30W(USB-C)+12W(USB-A) |
サイズ | 高さ 56mm 横幅 56mm 奥行き28mm |
重量 | 96g |
対応規格 | PD3.0(PPS) QC4.0 |
海外コンセント対応 | △ (変換プラグ対応。ただし変換プラグは別売) |
付属品 | 日本国内プラグのみ |
こちらがパッケージの中身一式。
Innergie 45Hのアダプター本体と日本国内で使えるAタイプの変換プラグが付属しています。
アダプター本体は白を基調としたスッキリとしたデザイン。
こちらはアダプター本体の側面。
使用には特に影響はないですが、プラグ方向に向かってアダプター本体が斜めに切り込まれているので、側面で立たせると垂直にならず斜めな感じになります。
搭載端子はUSB-C×1とUSB-A×1の合計2ポート。
さらに、電気用品安全法の準じたPSEマーク表記があり、日本国内でも安心して使えます。
コンセント接続するには、同梱の日本国内プラグをアダプター本体へ回し込んで取り付けると使えます。
「Innergie 45H」の電源プラグは360度回転できる!
Innergie 45Hの最大の特徴は、コンセント接続する電源プラグ部分を360度自由に回転できること。
海外コンセントにも対応できる取り外し可能なプラグ構造のメリットを最大限活かした感じです。
通常のアダプターはこんな電源プラグ状態ですよね。
これを回転させてみます。
こんな感じで、取り付けた電源プラグをつまんで簡単にくるっと回せます。
回転させました。
これで元の状態から90度回った状態です。
先ほどとプラグの向きが変わっているかと思います。
これではちょっと回転した効果が分かりにくいので、実際にコンセントに挿した状態での回転前後を見てみましょう。
電源プラグ回転前にコンセント接続したUSB端子方向が上画像のような状況だとします。黒いコンセントタップと平行にUSB端子方向が向いていますね。
これを回転させると…
はい、90度回転させました。
USB入力端子方向が、黒いコンセントタップの平行方向から垂直方向へ変わったことが分かると思います。
アダプター本体をコンセント接続した後、ケーブルが上手く処理しきれない時にも、自由にケーブル取り回しが出来て便利そうです。
「Innergie 45H」の充電出力を実際にチェック!
45W出力(単ポート使用時)を持つ「Innergie 45H」の実際の性能はいかほどか!?
iPhone 13 Pro Maxと12.9インチiPad Proを充電してみて、瞬間的な充電出力を検証してみます。
なお、それぞれ最大出力状態を確実にチェックしたいので、充電に使うiPhone 13 Pro Maxと12.9インチiPad Proは、いずれも充電残量10%以下にしてあります。
では検証!
まずはiPhone 13 Pro Maxを単ポートでUSB-C充電してみます。
USB-C端子を単ポート利用した場合の検証結果は、
9.14V×2.90A→約26W
iPhoneの急速充電に必要な出力が十分に出ている結果です。
続いて、iPad ProをUSB-Cポートで単独充電してみます。
検証結果は、
15.1V×2.11A→約32W
こちらもiPad Proを高速充電するだけの十分な出力を確認しました!
つづいて、USB-AポートでiPhone 13 Pro Maxを単ポート充電してみます。
検証結果は、
4.75V×1.75A→約8W
定格出力が12Wなので、さすがにUSB-A接続だとこれくらいが限界なのかと思います。十分な結果です。
最後に、USB-C端子とUSB-A端子を同時に使って、iPhone 13 Pro Maxと12.9インチiPad Proを同時充電した際の出力を確かめてみます。
USB-C(12.9インチiPad Pro充電):
15.1V×1.89A→約29W
USB-A(iPhone 13 Pro Max充電):
4.85V×1.87A→約9W
同時使用時の定格出力は30W(USB-C)+12W(USB-A)なので、いずれも定格に近い出力で充電できていることが検証できました。
「45W出力」という値は、iPhoneのようなスマホ端末や、iPadといったタブレット端末を効率良く同時充電できる丁度良い出力でかと思います!
Innergie 45H レビューまとめ|コンセント周りのケーブル取り回しが自由になる”ちょうど良い”アダプター
ユーザーによってさまざまな状況になっているコンセント周り事情ですが、充電が必要なモバイル端末が増え続けている今の生活からすると、コンセント周りが充電アダプターだらけで修羅場になっている人もいるのではないでしょうか!?
「Innergie 45H」なら、コンセントプラグを設置場所に応じて自由に回転できるため、スペースの取合いで修羅場になりがちなコンセント周りをきっと解決してくれるでしょう!
さらに、USB-C端子とUSB-A端子をそれぞれ搭載しているので、新型の機器だけでなく、従来の機器などユーザーが所持しているであろう新旧さまざまな機器への充電ができ、汎用性が高い点も魅力です。
コンセント周りのスペース取合いに悩んでいる人はぜひ「Innergie 45H」をチェックしてみてください!
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