Apple、「iOS11」を発表!個人間送金できるApple PayやLive Photosの編集など新機能満載!【WWDC 2017】

どうも、NINO(@fatherlog)です。

AppleはWWDC 2017初日の基調講演で、iPhoneやiPadの根幹となるOSの最新版「iOS11」を発表しました。

イベントでの発表内容や新機能をまとめました!

 

目次

iMessageはクラウド管理、Apple Payの個人間送金も可能に!

基調講演に重要項目6個中、4番目の項目として発表されたのが「iOS」について。

まぁWWDCなんで、毎年恒例のiOS新機能発表ときたかって感じですね。

 

ティム・クックCEOによれば、iOS10は86%のインストールベースがあるのに対して、Android7はわずか7%だとか。Android 6.0で考えれば、まだまだ増えるとは思いますが、iOSとAndroidでこれだけの違いがあるって結構すごい・・・。

 

はい、お待たせしました!「iOS 11」登場です!

 

まずは、Messageアプリの新機能について。

App Drawerのデザインが生まれ変わりました!Apple Payやスタバのタブもありますねー。

 

メッセージ自体は、iCloudで管理されるようになり、複数端末でメッセージの同期が可能になりました。

クラウド管理へ移行することにより、メッセージによる余計な容量を消費することもなくなり、ストレージへのストレスも軽減。嬉しいですねー。

iMessageの機能刷新についてはiOS10でも十分に進化したのですが、これらiOS11での改善によってさらに使いやすくなってますねー。

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まぁ、LINE最強な日本でiMessageユーザーが増えるといいんですが・・・。

 

そして、コレ凄い!

Apple Payが個人間の送金に対応しました。Keynote右下がこれまでのイメージ。カフェでの会計を割り勘しているって感じですね。

 

Apple Payを使った個人間送金は、iMessageを使ってやりとりできます。

支払いにはWalletに登録してあるデビットカードやクレジットカードを使用。

 

Apple Pay Cashを使えば、銀行口座への振り込みも可能になるとのこと。いやー本当に便利。

余談ですが、僕は財布を持つのがあまりすきでないので、外出先では常にクレジットカードを使用する派。

中でもApple Payが使えるお店は本当に便利すぎなんです。特にコンビニの買い物はもはや最強。iPhoneかざすだけで簡単決済できます。

これまで対企業への支払いしかできなかったApple Payで、個人間送金ができるようになれば、iPhoneさえあれば何でもできますね。

仲間内の飲み会でもお金くずして両替したり、お金なくてツケにする心配もなし!すごい機能!

 

デモでもこの個人間送金が行われていました。

iMessageで金額の話題になると、Apple Payマークが出現。ってか地味にこの時点ですごい。

 

送金する金額を設定します。

 

あとは、これまでのApple Payでの使い方と同じく、Touch IDで認証します。

これでiMessageでの支払い完了。

友達や家族へお金を払いたいときにとてつもなく便利ですよ!

 

翻訳機能も登場なSiri

新しいSiriのアイコン。なんだか激しくなっていますね。それだけ機能が増したってこと!?

 

ディープラーニング機能で、より自然な会話ができるようになっています。

英語ではそうですが、日本語でもそうなってくれるのかは不明。日本語は難しいですからねー。

 

さらにベータ版の翻訳機能も搭載。英語から、中国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語に翻訳できます。

ちなみに日本語は現状で非対応。かなり時期を遅くして対応されるものと思われます。

Evernoteなど、サードパーティアプリでもSiriが大活躍。

Siriでの日本語対応は遅れがちなところがありますが、リアルタイム翻訳機能は対応が楽しみ!

精度にもよりますが、それなりなものだったら、iPhone1台で世界中を旅できますよ。

カメラ機能も大幅に向上、特にLive Photosの編集機能が充実

iPhoneのカメラ性能といえば、もはや言うまでもなく高性能です。

簡単に超キレイな動画や写真が撮れるのは周知のとおり。

これがiOS11でさらに進化しています!

動画はH.264コーデックに対応し、より高効率が動画の保存が可能に。

JPG写真も圧縮率が2倍以上になりました。

 

人物にフォーカスしたポートレートモードの画質向上や、TrueToneフラッシュ、HDRも改良されています。

 

撮影した写真や動画を自動で編集して短編ムービーを作成してくれるメモリー機能に、新たに「Portrait movies」が追加。

 

特に面白いと思ったのが、「Live Photos」の編集機能。これがかなり盛りだくさんです。

「Trim」「Select key photo」「Mute」「Loop」「Bounce」「Long Exposure」が紹介されました。

「Select key photo」では、Live Photosの中の一番良いシーンをキャプチャしてサムネイルにすることが可能。

「Loop」ではアニメーションのように、同じシーンを繰り返しできます。

 

こちらは「Bounce」で逆再生ができます。プールに落ちたシーンを逆再生していました。

斬新な機能ながらも、正直あまり日の目を浴びてこなかったLive Photosだと思いますが、これだけの編集機能が追加され、かなり面白いカメラ機能に仕上がっているので、ユーザーが触れるかもしれませんね。ぼくもとりあえず早くやってみたい!

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コントロールセンターのUIが刷新

みて一目瞭然。ぜんぜんいままでのUIと違います。

すべての管理が1画面にというコンセプトで、集約されたUIになっています。これは便利。

iOS10だと、コントロールセンターで音楽の再生停止するときには、2画面目にスワイプ移動しなければならなかったのが地味に面倒くさいなーと思っていました。

すべてが1画面に納まりすばやくアクセスして管理できるのはかなり嬉しい!

Mapアプリも使いやすく、CarPlayもより便利に

主要空港の案内図も表示されるように。こういうのがあると海外旅行で便利ですねー。

 

地図をナビゲートしてくれるマップアプリに「車線」を教えてくれる機能が搭載されます。

土地勘のない場所、特に都心部へ行ったりすると、複雑な車線って多いじゃないですか。キャプチャ画像みたいに、5車線の内、宇右折1車線だけだったり・・・。

車線を含めナビしてくれたら、もはやスマホナビ最強ですよ!

個人的には、Mapのナビはよく使用するので、この機能には大いに期待したいです。

 

CarPlayを使うユーザーにもより安全な機能が搭載されました。

 

その名も「Do Not Disturb」。うまい言い回しが思いつかないんですけど、「邪魔するな!機能」ってことです。

 

これまで、運転中でもお構いなしに通知が入ってきていましたが・・・

 

「Do Not Disturb」のおかげで、通知が一切入ってこなくなり、運転に集中できます。安全運転最高!!

 

ホームの新機能「Speakers」で家中に音楽を流せる

 

Homeの新機能「Speakers」では家中のAppleデバイスの音楽再生をコントロールすることが可能になります。

というか、コレ、後ほど発表される新しいスピーカー「Home Pod」のための新機能といっても過言でないです、ハイ。

 

生まれ変わる「App Store」

iPhoneやiPadをより便利に快適なものにしてくれるアプリ。このアプリをダウンロードできる玄関口「App Store」が大きく変わります。

まず、みてのとおりアイコンが変わっているんですが、中のUIも刷新されています。

 

「Today」タブが追加されています。「今日のオススメ」って感じですかね。スワイプするとアプリの詳細を見れます。

 

ゲームユーザーのために、「Games」タブも新設。

ぼくはほとんどiPhoneでゲームはしないですが、すばやくApp Storeで表示できたら便利ですよねー。ゲーム好きの人ならホイホイ買っちゃいそう。

 

AR Kitで拡張現実「AR」にも対応

これまでAppleは、ARやVRといった次世代の映像技術分野では他社より劣りがちな印象でした。

iMac ProでVRコンテンツへの対応が大きくデモされていたように、AR Kitで、ARコンテンツも楽しめるようにデモがありました。

 

まとめ:「iMessage × Apple Pay」で一般レベルの普及なるか!?

iMessageはメッセージをやり取りするアプリ、Apple PayはiPhoneで決済ができるアプリ。

どちらも便利な機能が満載なのは間違いないんですが、日本では普及していないといのは現状ですね。

メッセージアプリではLINEが市場シェアのほとんどを占めている状態。

現金決済主義の日本では、Apple Payも正直まだまだ伸びしろがあると思います。

iMessageに個人間送金できるApple Payが加わって、相乗効果で普及が広まるか注目したいですね!

「iOS11」のリリースは2017年秋頃の予定です!楽しみにしておきましょう!

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