iPhone操作時に画面そのままの操作感の良さを味わいたい、という一心で、最近のiPhone生活では画面にフィルムを貼ることなく使用しています。
ただし、iPhoneの良さを指先でそのまま感じられることとは対照的に、日常生活を過ごしてく中でiPhone画面上は徐々に傷が増えていってしまうもの。
この画面傷をなんとかできないものかと、ネットで対応策を調べていたところ、いくつか身近なものでできそうな方法を発見しました。
- ベビーパウダーを付けて画面を擦る
- 重曹を付けて画面を擦る
という、画面傷を消せるとされている(!?)2つの方法なのですが・・・
実際にiPhone画面キズ消しに有効なのかどうなのか、正直なところ半信半疑。
そこで、僕の愛用しているiPhone 13 Pro Max実機を使って、これiPhone画面キズを消せるかどうか実際に検証してみました!
検証1、ベビーパウダーを使ってiPhoneの画面キズを消してみる
まずは、【ベビーパウダー】を使う方法。
ベビーパウダーといえば、あせもやかぶれがある時に皮膚に付けるものですが、本当にこんなんで傷は消えるんでしょうか。
元ネタの記事には、水とベビーパウダーを1:2程度の割合で混ぜるとあったので混ぜます。
この状態からよく混ぜて、iPhoneの画面傷に垂らします。
ベビーパウダーの細かな粒子が、iPhoneの細かなキズ表面に入り込んで消えるという原理らしい。
ということで、マイクロファイバーのクロスを使って刷り込んでいきます。
まぁ、当然ですが、ベビーパウダーと水の合わさった物質は、水分だけがマイクロファイバーのクロスに吸い取られ、ベビーパウダーのカスみたいなものだけ残ります。
これ、水とベビーパウダー混ぜる意味ある!?笑
傷を消したいという一心で、このベビーパウダーのカスがなくなるまで刷り込みました。
はい、結果発表です。
全く効果なし。
びっくりするくらい。
まぁそりゃそうだ。の一言に尽きます。
ベビーパウダーと水を使って画面傷が消えたら、誰も苦労しないし、画面フィルムも不毛な存在になってしまいますからね。
ベビーパウダーを使った傷消し方法は全く効果なし
検証2、重曹を使ってiPhoneの画面キズを消してみる
ベビーパウダーに続いて、もう1つのキズ消し方法として紹介されていたのが重曹を使う方法。
重曹はお掃除でも度々お世話になっている粉なので、なんとなく効果ありそうな感じもしますが、果たして・・・。
さきほどと同じく、元ネタに書かれていた水と重曹を1:2という謎の配合率で混ぜます。
これを画面キズの上に垂らして、同じくマイクロファイバーのクロスを使って刷り込んで磨いていきます。
10分くらいかけて丁寧に優しく磨きました。
重曹で我が家の汚れは色々落ちているので、この方法は正直かなり期待大。
はい、結果です。
めっちゃキズ。
重曹を使った画面傷を消す方法も全く効果なし
まとめ
ベビーパウダーと重曹を使った画面キズを消す方法は全く意味がないことが分かりました。
正直、これだけ身近なモノで画面キズが消せれば、世紀末の大発見レベルな喜びに変わっていたことでしょう。そんな世の中甘くないということですね。
というわけで、iPhoneの画面にキズがついてしまった人は素直に諦めましょう。
どうしても画面キズを直したいのであれば、AppleCare+を使って、iPhoneの画面ガラスを交換するというのも1つ手。
そもそも、画面キズが気になるのであれば、画面フィルムを貼るのはやはり絶対条件ですね。
そして、最後にAppleに一言。
「iPhoneディスプレイにサファイアガラスを早く採用してください」