どうも、NINO(@fatherlog)です。
iPhoneケースでお馴染みの「AndMesh」シリーズ。
背面に独特のメッシュ地がデザインされたiPhoneケースで、愛用している人も多いと思います。
知らない方はFatherLogでも「AndMesh」のiPhoneケースをレビューしているのでぜひご覧いただければ!
さて、今回は部長ナビの部長さんよりお誘いをいただきまして、カジュアルなiPhoneケースを展開する「AndMesh」や、高級ブランドとなる「SQUAIR」を展開している株式会社DAQのショールームにお伺いさせてもらいました!
そこには最高のこだわりと至極の製品が溢れていました。
西麻布のショールームへ
広尾駅でDAQの佐藤さん(COO)と待ち合わせ。
そして、一行は、株式会社DAQの本社がある西麻布のショールームへ。
外苑西通りを少し中に入るとDAQ本社のショールームがあります。
西麻布を外見で表しているような何ともオシャレなビルへ。
回転扉を通り中に入るとすぐにショールームがあります。
おお!AndMesh製品が見えますね!素敵な空間に並べられています。
高級ブランド「SQUIAR」の真意
まずは、DAQのiPhoneケースで高級ブランドとして展開している「SQUAIR」シリーズから。
ここで、皆さんにお聞きしたいのですが、iPhoneケースの価格として相場はどの程度と思いますか?
「とりあえず保護できれば1,000円〜2,000円ほどで良い」
「人とは違うデザインのものが良いので3,000円から5,000円ほど」
「レザー製品を好むので本革仕様の5,000円〜10,000円くらいが良い」
など、装着しているiPhoneケースの価格帯や相場観は人それぞれあると思います。
DAQの「SQUAIR」シリーズはまさに高級ケースブランド。
モノにもよりますが、その価格は最低でも3万円ほど。
iPhoneケースという一般的な相場観からするとかなり高い価格帯に入るモノです。
ありふれたiPhoneだからこそ必要な特別な存在感
iPhoneは発売以降、私達の生活をさらに豊かで便利なもの変え、デザインへのこだわりが詰まったiPhoneを所有するという満足感を与えてくれています。
ジョブズの考える製品デザインは明らかに市場に展開されている他社製品とは一線を画すほど、目を見張るものがあるからです。
iPhoneが世に一斉に広まったiPhone 3GS。独特な丸味を帯び曲線美を追求した筐体と背面の磨き上げられたステンレスというデザインに惚れ込み使っても眺めても満足できる完成度でした。
それから、毎年発売される新たなiPhoneに人々は熱狂し、iPhoneはそのシェアをさらに広げていきます。
ぼくもその一人。毎年iPhoneを買いかえては最先端の技術やデザインに触れることを楽しんでいます。
すっかり世に広まったiPhone。
しかしこの裏をかくと、皆が持っているありふれたiPhoneという存在にもなっているのかもしれません。
「iPhoneを再定義する」
iPhone 3GSまで採用されていた丸味を帯びたデザインはiPhone 4から一変。
角張った筐体で周囲が面取りされるシャープなデザインへと変化。これがiPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5sとしばらく引き継がれました。
あの丸味を帯び曲線美を追求していたデザインはどこへいってしまったのか・・・。
「ならば、丸味を帯びたあの曲線美をケースで再現しよう」
それはただの高価格帯なケースにとどまらず、皆が持っているiPhoneという製品に特別な存在感を持たせたいという開発者の思いが詰まっています。
高級なケースを装着することにより、iPhone自体に新たな価値を定義させようとしています。
超々ジュラルミンを切削加工
行きついたのケースの素材は「超々ジュラルミン(Super Extra Duralumin)」
超々ジュラルミンは航空機素材にも使われるほど軽量で頑丈な素材。
手に持ってみると、見た目の重厚感や堅牢性に反し、その軽さが存分に伝わってきます。
この1枚板をまるごと削りだすことにより、「SQUAIR」を生み出します。
このケースを作る精密な削り加工に相当な技術力が必要なことは一目瞭然。
開発チームは5軸加工を引き受けてくれる技術者を探すのに相当苦労したとのこと。
繊細な削り加工を経て完成したSQUAIRケースは見ているだけでも惚れ惚れするほど美しいです。
デザインへのこだわり、ケース本来の耐久性、iPhoneへの価値の再定義、製品化への技術。
特別な何かがそこにはあります。
これら数々の苦労を乗り越え、これまでなかったiPhoneの高級ケース市場を開拓するべく「SQUAIR」が登場したのです。
超々ジュラルミンから高級レザーへ
素材本来の美しさや質感を存分に感じることができるのがレザーの特徴。
「SQUAIR」ブランドのケースは、超々ジュラルミンからレザーケースへと変遷していきます。
レザーケースを製造するのはフランスの老舗革製品メーカー「Jean Rousseau社(ジャン・ルソー社)」
卓越した技術と最高の品質を誇るJean Rousseau製レザーが、「SQUAIR」ブランドのブックタイプケースとして新たな価値をiPhoneに与えてくれます。
こちらのレザーケースに使われているのはミシシッピアリゲーターと呼ばれる希少なワニ革。
高級アパレルブランドで知られるエルメスの革製品にも使用されているようなラグジュアリーな皮革です。
美しい艶や皮目が斑目が大きいのが特徴でiPhoneにこの上ない高級感を与えてくれます。
ケース周囲を見ると革製品なのに縫い目がなく、シームレスに加工されていることが分かります。フランスの老舗革製品メーカーであるJean Roussea社の巧みな技術が垣間見えますね。
クレジットカードケースも1枚しか入らないような設計に。ケース自体の性能を確保しつつも、無駄は徹底的にそぎ落としているとか。
ブックタイプケースだとiPhone装着側の四隅にプラ枠が設置されているものが多いですが、SQUAIRのレザーケースにはそれがなく、粘着シートのみ。
ここにも接着力が高い特別なシートが採用されています。
ブックタイプケースを閉じる時のパカッとしまる速度まで設計に考慮。
90度の角度を過ぎた瞬間から絶妙な速度でパカッとキレイに閉まります。
この心地良い閉まる速度を実現するためにmm単位の革の厚さ加工をしていることを考えると、製品デザインの奥深さを感じます。
精密加工された超々ジュラルミンからレザーへの変遷。
素材は変われども、iPhoneを再定義するために生まれた「SQUAIR」ブランドの真意は揺らぎません。
「SQUAIR」は、素材・加工技術・ユーザー目線の使用感・デザインといった細部に至るまで一切の妥協がないこだわりが詰まった、ありふれたiPhoneを再定義するのに相応しい高級iPhoneケースです。
着せ替え文化を広める「AndMesh」
数万円する高級iPhoneケースと対照的なブランドとしてDAQで展開しているのが「AndMesh」シリーズ。
FatherLogでもiPhoneケースのレビューに何度か登場しているアイテムです。
背面にちりばめられたメッシュ地のカジュアルなデザインが特徴。
ケース素材には、日本製のエラストマーと呼ばれる特殊な素材が採用されています。
エラストマーは、ケースとして形成されて固まるまでの環境条件がシビアな素材だそうです。
日々変わる気温や湿度により条件が製造工程が微妙に異なる、言い換えれば一つ一つが最高の条件に合致したときに初めてAndMeshケースとして世に出ることになります。
ケース裏側にはデイトマークとよばれる製造年月日を刻印することにより、そのAndMeshケースがいつ製造されたものなのか把握し、製品のアフターサービスに有効活用されます。
毎日グリップするiPhoneに最高の握り心地を与えてくれるAndMesh。
ケース本体素材のエラストマーは耐摩耗性も高いのでポケットやカバンから何度も出し入れするiPhoneには最適です。
そして、カラー展開が豊富なのもAndMeshシリーズの特徴。これはユーザーが気軽に着せ替えができるようにと展開しているもの。
2つ3つと異なるカラーのAndMeshのケースを持ち、毎日の気分やファッションに合わせて着せ替える文化を広めたいという開発者の思いがあります。
AndMeshを装着して毎日異なるiPhoneの顔を楽しみたいですね!
2つの異なるブランドで異なる新たな価値を
今回DAQの佐藤さんより色々熱いお話をしていただきました。
iPhoneを再定義する高級ケース「SQUAIR」、カジュアルに着せ替えができるケース「AndMesh」。
この2つのブランドは全く異なるユーザー層に向けた商品であり、各々の良さや価値が詰めこまれています。
ケースを装着するということは、単なる衝撃からの保護だけでなく、まわりにありふれた誰でも持っているiPhoneだからこそ、自分なりにそのiPhoneに特別な存在感を持たせるアイテムなのかもしれません。
DAQで展開している「SQUAIR」「AndMesh」は自分だけにしかないiPhoneの新たな価値観について深く考えさせてくれるものでした。最高のケースですね!!
iPhoneのケースをお探しの方は、この2ブランドをぜひともチェックしてみてはいかがでしょうか!?