「パツッ、パツッ」と重しの利いた音が指を握る度に心地良く鳴る。
これまで何十年も経験してきたことが、全く別のコトのように感じます。
自分自身の身だしなみを整えるということは、生きている限りずっとメンテナンスしていかなければならないこと。
だからこそ、価格ではなく品質の高い扱いやすいものを気持ち良く使い続けたい・・・
10代・20代の頃はあまり深く考えたことはありませんでしたが、30代に入ってからはこのような考えをするようになりました。
今回の記事は、日常的な身だしなみ整理グッズの1つである「爪切り」。
抜群の扱いやすさと切れ心地を持つ高級爪切り「Klhip The Ultimate Clipper」と爪やすり「Klhip Stone Nail File」のレビューです。
究極という名にふさわしいテコ型の爪切り
ニッパー型、テコ型など爪切りにはいくつかの形状があります。
それぞれ特徴があるので、どれが使いやすいということは一概に言えませんが、もっとも一般的な形状であるのが「テコ型」の爪切り。
このKlhip The Ultimate Clipper(クリップ ザ アルティメット クリッパー)はテコ型の形状をしています。
テコ型はテコ型でも、高硬度の無機質なステンレス素材が形取る爪切りは、どことなくスタイリッシュな感じを受けるデザインです。
人によっては少し奇抜なデザインと感じるかもしれませんが、これは人間工学に基づいた機能美を追究したことによるもの。
実際に手に握ってレバーを押し下げてみると、軽やかに上下動するテコの感触が手に馴染みます。
Klhipのサイズ自体はかなりコンパクトな仕上がり。大柄な体格であるぼくの手には少し小さく感じるほどのコンパクトさですが、手に握ると最高のグリップ感を提供してくれるもの。
高い技術力を誇る刃物の町 “岐阜県関市”で製造
爪切りの握りやすさも大事ですが、爪切りが行うタスクとして最も重要なのが爪切りを使った時の切れ味。
その切れ味にもっとも起因するのが刃先の精度です。
テコを押し込み刃先の面を合わせたときに両側の刃がピッタリと合うことにより、切れ味がより増しかつ切断時の快適さを生み出します。
実際にKhlipの刃先を合わせてみると、目視でも正確さがわかるほど両刃先端がピッタリと合致。
一般的なテコ型の爪切りはある程度の製造コストを考慮しているため、ミクロ単位で確認すると刃先の精度がそれほど良い状態ではありません。
それでも爪が切れないということはないですが、快適さは決して生まれません。
Klhipの爪切りは、米国籍の会社でありながらも、製造拠点は岐阜県関市にあるとのこと。
関市といえば、全国的にも有名な刃物の町として知られている場所で、職人さんの腕は日本の伝統とも言うべき高い技術であると思います。
その高い技術力が結集して製造された刃先で行う爪切りは快適そのもの。
実際に爪を切ると「パツッ、パツッ」という重みのあるような音がなり、力を大きく加えなくても軽い力で軽快に爪を手入れできると強く感じました。
テコ型の爪切りでは、体験したことのないような感覚でクセになるほど心地よい切れ味です。
さらに小さいサイズも相まって、両手の爪、足の爪など、正確に切りたい場所を狙ってしっかりと取り回せます。
痒くて中々手が届かないような細かな部分も、Khlipでの爪切りによって快適なメンテナンスに変えられるのは嬉しいポイントです。
風合いの良い専用の革製収納ケースも付属
高級爪切りとただ単に保管しているのでは少し心配と感じるかもしれません。
Khlipには、専用の革ケースが付属。ステッチが入った温かみのある革素材で、これまたライフスタイルグッズの購買欲を駆り立てるような風合いの良い素敵なデザインです。
中央部に小さな穴が空いていて、爪切り本体の角部分を引っ掛けると、革ケースから落下することなくしっかりと保管できます。
高級な爪切りであるからこそ、大切に保管して長期間使用したいもの。
精密に製造された耐久製の高い本体とこの革ケースでの保管で、長い間愛用できる爪切りであること間違いなし!
爪切りの後はフランス産の岩盤を使った爪やすりでアフターフォロー
爪切りの後は、爪やすりを使うと切断面を滑らかにでき、小さな子どもと触れあう時にも安心です。
せっかくKhlipで快適な爪切りをした後なので、やすりも使いやすいもので行いたくなるはず。
そのアフターフォローを実現してくれるのが、同じKhlipブランドの爪やすり「Khlip Stone Nail File」(クリップ ストーン ネイル ファイル)。
この爪やすりの特徴は、フランスのピレネー山脈の岩盤で創られているものということ。
ピレネー山脈の岩盤が他に比べてどれくらい良いといううんちくについては素人なので全く分かりません。
ただ、爪やすりを製造する上で、フランスの岩盤を使用するという時点で、素材へのこだわりを感じることは確かです。
爪切りのあと、数点角が出ているような爪先をこすってみると、かなり滑らかな仕上がりになります。
個人的に、一般的なテコ型爪切りのハンドル部分についている爪やすりだと、ギザギザする感触が爪先から伝わり、あまり得意でないんですよね。
このピレネー山脈の岩盤はキメが細かくできているようでギザギザとざらつよくようなこともなく、指先に優しい研磨を実感できます。
日常的に使うものだからこそ馴染みやすい快適なツールで。
爪切りは定期的に行わなければならない身だしなみを整えるもの。
そして、一度購入したら長い間使えるものなので、決して高い価格帯の製品であっても損になることは全くないと思います。
むしろ、この爪切りと爪やすりを1度使うと病みつきになるほどの快適さを覚えます。
自宅用として使うのはもちろん、親しい方へのプレゼントにも良いかもしれませんね!
Khlipの爪切りと爪やすりで至極の快適さをぜひとも体験してみてくださいっ!!