どうも、NINO(@fatherlog)です。
LEGOは考えながらブロックを組み立てるので、子供の思考力を発達させるオモチャとして良いのかなぁと始めたのがきっかけですが、今では、子供のみならず親子してLEGOのとりこ。完全にハマっています。
ぼくの子供の頃からLEGOはありましたが、その時代の旬なモノとコラボした製品シリーズが次々と発売されるので、何年経っても飽きないですよねぇ。このデンマーク製のブロックの魅力は本当に奥が深い。
そして、LEGOというブロックを組み立てて遊べるだけでなく、プログラミングをして動かせる「LEGO BOOST 17101」が発売されました!
プログラミングは今後小学校でも必修化が決まっているだけに、これからIT社会を生きていく子供にはぜひとも小さい頃から身に付けてもらいたい、と親の一人として強く思っています。
ということで、わが家では早速コレを購入!
LEGOを組み立ててプログラミングで動かせる「LEGO BOOST 17101」を紹介します。
レゴ(LEGO) ブースト レゴブースト クリエイティブ・ボックス 17101
日本でも遂に登場!組み立てたLEGO(レゴ)をアプリでプログラミング
もともとLEGOといえば思考回路を育てる教育玩具として人気のおもちゃですが、「LEGO BOOST 17101」はただLEGOを組み立てるだけでなく、最終的にはアプリ上でプログラミングを使って動かすところが他の製品と大きく異なるポイントです。
海外では先行して発売されていましたが、日本でも遅れてようやく発売されました。
中に入っているブロックパーツを組み替えれば、ロボット、ギター、ネコ、ローバー、生産ラインの5つの完成モデルをそれぞれ組み立てられます。
プログラミングというとロボットというイメージが強いので、ロボット以外にもこれだけの完成品として遊べるのは素直に嬉しい。子供はもっと嬉しいことでしょう。
中を開けると、プレイマットのようなものと、パーツごとに番号が振られブロックがつまった袋が11個。
かなり組み立てがいがありそうです。
まずは組み立て!説明書は専用Appで表示
と・・・、早速組み立てようとしたところで、組み立てるための説明書がないことに気付きました。
いくら探しても出てこない・・・。なぜだ・・・。
実は、LEGO BOOST 17101は、組み立ての説明書が最初から入っていません。
専用の「LEGO BOOST」という無料アプリをダウンロードして、アプリ上に表示させて組み立てます。
まずはこの「LEGO BOOST」アプリをダウンロードしましょう。
iPhoneなどのスマートフォンでも操作できますが、画面の大きい方が操作しやすいので、タブレット端末を持っている人はぜひ活用しましょう。ぼくは10.5インチのiPad Proにインストールしました。
ダウンロードしたら早速アプリを起動。
何やら楽しそうな画面が表示されますが、まずは基本動作を学ぶ部分から。
この画面左したのモジュールです。
プログラミングをして動かす基礎部分のモジュールから組み立てていきます。
各完成モデルではセクションが区切られていて、レベルの応じて基礎から応用まで遊べるような構成になっています。
最初は簡単な動かし方から学び、それをクリアすると次のアクションを学べるようになっていく仕組み。
基本的にそれぞれのセクションごとにブロックの組み立て説明が表示され、完成したらアクションをプログラミングによって行うという流れです。
駆動させるには単4乾電池が必要
LEGO BOOSTを動かすには当然電源が必要。駆動は単4形乾電池6本を使用します。
購入時は意外と気付かない方もいるかもしれないので、LEGO BOOST購入と同時に用意しておきましょう。
パナソニック EVOLTA 単4形アルカリ乾電池 12本パック LR03EJ/12SW
背面のカバーを留めているネジを外すには+ドライバーも必要です。
ドライバーを使って外します。小さい子であればここは大人がやってあげた方が良いですね。
続いて、用意した単4形乾電池6本をセットして戻します。
使い方や遊び方は基礎から学べる!
電源を確保できたらいよいよ組み立てです。ここからは4歳の我が子にやってもらいました。
アプリ上に表示される手順に従って、決められたパーツをそれぞれはめていきます。
時々、間違いながらあるいは迷いながらという具合に試行錯誤を繰り返していました。
複数あるモジュールを組み合わせケーブルをセットしたらとりあえず初号機の完成です。
ここまでかかった時間は10分くらい。子供でも飽きずに真剣にできる尺でイイ感じ。
完成すると前に進む動作、後ろのプロペラを回す動作、回転する動作といったアクションの基本部分をアプリ上でプログラミングしていきます。
アプリ上での操作は非常に簡単!
プログラミングの中身は、アクションのシンボルとなる絵が描かれたアイコンをただつなぎ合わせていくだけです。
最初にプログラミングする際には、「ココにこのアクションアイコンをスライドして置く」というガイドが出るので、子供で十分理解できると思います。
再生ボタンを押すとプログラミングしたアイコンの順番どおりのアクションで動いてくれます。
まずは、上画像の赤枠で囲った「前に進む」→「右に曲がる」→「回転する」という3つのアクションを実行。
以下動画をご覧ください!
おおお!これは凄い!!本当に動いた!!
アプリ上で動かしている時に一緒に音声も流れるので、楽しさが増しますね。
初めて組みたてたモノ初めて動く瞬間・・・子供は大喜びでした!
LEGO BOOSTはセンサーも搭載しているので、センサー感知によるアクションも実行できます。
箱に入っているプレイシートを広げ、
「LEGOを組み立てて作ったミニロボットに向かって進み、ぶつかりそうになったら音を出しながらしゃべる」
という動作を行ってみます。
動きは見事!
しっかりとアプリ上で組んだとおりの動きをしてくれました。
前に進むアクションと同時に、センサーが感知したら特定の音を鳴らすというアクションを並列的にプログラミングして、同時に実行しています。
にしても、音声が何とも海外製品っぽい感じ。あ、良い意味でですよ。
ロボットを組み立ててプログラミングして遊んでみた!
基本動作がわかったところで、今度はプログラミングの王道ともいうべき、ロボットを組み立てて動かしてみます。
最初はこんな部分からスタート。
かなり細かなパーツがいろいろあり、組み立てには結構時間がかかります。
ちなみにわが家では4歳の子だけでは少し難しい部分もあったので、一緒に組み立てました。
もくもくと組み立てること30分。上体部分が仕上がりました。
ロボットの足部分がないとぎこちなさしかない。まぁソコは大目に見て、上体部分を組み立てると首の動作のプログラミングで遊べます。
首を左右に振って、最後の決め言葉は「Thank You!」
かなりベタなセリフですが、LEGOを組み立ててココまで従順に動いてくれるのは、感動モノ。
最初から完成形まで全部組み立てて、完成したら全てのアクションを一気にやるのではなく、細かくセクションが区切られていることにより段階的にアクションを学べるので、子供でも無理なく覚えられるのが良いですねえ。
セクションごとに足のキャタピラ部分、ロボットハンドを組み立てて、遂に完成です!
見るままにロボット!素晴らしい!!
このロボット・・・かなりしゃべります。もちろんロボットボイス。しかも英語で!
ロボットの肩の部分にミサイルを装着して的当てゲームもできますよ!
ロボットだけとっても、プログラミングで行えるアクションの多さには驚きです。
前後左右動くだけでなく、センサーを使った動作、音声を組み合わせたアクションなど、遊び方は無限大です。
プログラミングを楽しく学べる本格派LEGO
直感的な感想としてまとめるなら「LEGO BOOST 17101」を開ける前も遊んだ後も、ワクワク度は全く変わりないまま。
これだけ興奮させてくれるおもちゃは他に中々ないですね。評判も絶対に良いはず!
本体価格は2万円前後と決して安くはないですが、遊びの幅やプログラミングでの学習性を考えるとかなり満足のいくモノだと感じています。
これからの時代、プログラミングはマストな領域。特に、日本は世界に比べてもプログラミング教育で遅れをとっている状況です。
LEGOという子供に人気のあるオモチャを介して自然とプログラミングの概念が身に付いていくので、実際にプログラミングを学ぶ時には抵抗のない人間になっているはず!飛躍しすぎた話かもしれませんが、その学習を元に応用して世界を変えられるような立派なプログラマーになってもらえたら嬉しいですね。
そんな期待をしつつ、今日も我が子と楽しみながらLEGO BOOSTで遊びたいと思います!
レゴ(LEGO) ブースト レゴブースト クリエイティブ・ボックス 17101