Litheli W1 Proレビュー:キャンプ・フェスで大活躍必至な電動キャリーワゴン!スマホ充電用モバイルバッテリーとしても使える!

こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ(@fatherlog)です。

キャンプや音楽フェスといったアウトドアなアクティビティでは、チェア・テーブル・クーラーボックスなど、色々な荷物がどうしてもかさばりがち。

そんな時にぜひ使いたいアイテムとして、大きな荷物をラクラクと運べる電動キャリーワゴン「W1 Pro」がLitheli(ライテリ)から登場!

本記事では電動キャリーワゴン「W1 Pro」の主な特徴やスペック、実際に使ってみて感じたこと・製品評価など、一通りレビューとしてまとめています。

キャンプや音楽フェスなど、荷物が多くなりがちなアウトドアシーンで大活躍必至な電動キャリーワゴンで、これからキャリーワゴンの購入を検討している人や、手動キャリーワゴンではもの足りないと考えている人にピッタリなギアです!

【電動キャリーワゴン「W1 Pro」がオススメな人】

・これからキャリーワゴンの購入を検討している人
・手動キャリーワゴンで重たい荷物を引っ張るのは大変と考えている人
・荷物が多くなりがちなファミリーキャンプによく出かける人
・音楽フェスに毎年参戦している人
・BBQや公園遊びなど、アウトドアアクティビティを好む人

本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。

Litheli W1 Pro 電動キャリーワゴン
総合評価
( 4 )
メリット
  • 重たい荷物を楽に運べる専用バッテリーを使った電動キャリーワゴン
  • 原付一種の電動バイクに相当する最大500Wの動力
  • 最大60kg、17°の勾配まで電動走行対応
  • 約3.4kmの電動走行ができ駐車場から距離がある場所も安心
  • SUVやオフロード車にも使用されるオールテレーンタイヤを採用
  • 簡単に折りたたみ可能な構造
  • スマホやモバイル機器充電用のモバイルバッテリーとしても使える
デメリット
  • キャリーワゴンとしてはかなり重量感のある重さ
  • 折りたたみ時のサイズもそこそこな大きさがある
目次

Litheli 電動キャリーワゴン「W1 Pro」の主な特徴・スペック・

Litheli(ライテリ)とは

Litheloとは!?
Litheloとは!?

Litheli(ライテリ)は、2017年の設立後、電動工具や園芸工具を主軸として世界で1100以上の特許を保有する製品を数多く展開しているブランド。

2022年には日本市場に進出している今注目の新興企業です。

Litheli公式サイトより引用

今回レビューする電動キャリーワゴンにセットする専用バッテリーを、ブロワーや草刈り機といった他の電動工具用としても使い回すことが可能で、HiKOKI(ハイコーキ)やmakita(マキタ)のような使い勝手が特徴的です。

上陸間もないブランドですが、優れた性能面はもちろん、製品デザインが結構良い感じで、電動工具界の刺客的存在として今後日本でも多くの製品が展開されていくと思います。

Litheli W1 Proの主な特徴・仕様

Litheli電動キャリーワゴン「W1 Pro」
Litheli電動キャリーワゴン「W1 Pro」

Litheli W1 Proは、専用のバッテリーをセットすることで電動駆動による荷物移動が可能なキャリーワゴン

最大60kgまでの重たい荷物を搭載でき、移動時には労力を使わずにハンドルを握るだけで簡単に荷物運搬できるツールです。

ニノ

キャンプや音楽フェスなど、アウトドアシーンの荷物運搬でめちゃ重宝するパワフルなヤツ!!

電動キャリーワゴン Litheli W1 Proの主な特徴とスペックは以下のとおり。

Litheli 電動キャリーワゴン「W1 Pro」の主な特徴
  • 重たい荷物を楽に運べる専用バッテリーを使った電動キャリーワゴン
  • 原付一種の電動バイクに相当する最大500Wの動力
  • 最大60kg、17°の勾配まで電動走行対応
  • 約3.4kmの電動走行ができ駐車場から距離がある場所も安心
  • SUVやオフロード車にも使用されるオールテレーンタイヤを採用
  • 簡単に折りたたみ可能な構造
  • スマホやモバイル機器充電用のモバイルバッテリーとしても使える
スクロールできます
項目スペック内容
製品名W1 Pro
サイズ(展開時)1022 × 704 × 599 mm
ハンドル高さ1069mm
サイズ(折りたたみ時)640 × 325 × 785 mm
重量15.2kg
最大容量200L(ダウンテールゲート開放時)
最大荷重60kg(静止状態では100kg)
電動運転速度無段変速 0.6〜1.3m/s(後輪駆動)
W1 Proの主なスペック
U-20バッテリー
U-20バッテリー

また、電動キャリーワゴン W1 Proにセットして使用する専用の「U-20 バッテリー」については以下のとおり。

項目スペック内容
製品名U20 バッテリー
定格容量、定格電圧20000mAh、20V
出力Type-C 45W、Type-A 18W
入力Type-C 45W
サイズ127.5 × 81.9 × 39.5 mm
重量510g
U-20バッテリーの主なスペック

Litheli 電動キャリーワゴン「W1 Pro」の外観

広さ十分な荷室スペース

W1 Proのパッケージ一式
W1 Proのパッケージ一式

こちらが、電動キャリーワゴン W1 Proのパッケージ一式。

折りたたみ状態のキャリーワゴン本体の他、U-20バッテリー、今回はオプション品のアルミテーブルトップ一式もセットです。

折りたたみ状態
折りたたみ状態

折りたたみ状態はコンパクト・・・とは言い難いサイズ感ですが、最大60kgまでの荷物を運べる電動キャリーワゴンというスペック面を考えると、こんなもんかと思います。

広げる時は中心部分を下に押すだけ
広げる時は中心部分を下に押すだけ

折りたたみ状態の電動キャリーワゴンを使う時は、中心部分のストラップ付近を下に向かって軽くおすだけ。超簡単です。

広げた時の荷室スペースは、結構な広さを感じます!

ニノ

一般的な手動キャリーワゴンよりも一回り大きい荷室スペース。
かなり多くの荷物を運べそうな余裕があります!!

ドリンクホルダーにも便利そうなポケット付き
ドリンクホルダーにも便利そうなポケット付き

進行方向には小物入れやドリンクホルダーとして便利そうなポケットが2ヶ所設置。

パワフルそうなサイズ感
パワフルそうなサイズ感

こんな感じでW1 Proを室内で広げると結構なサイズ感ありますね。

反面、それだけ多くの荷物を載せられるというキャパの大きさは実感できます。

ストッパー付きで安心
ストッパー付きで安心

電動キャリーワゴンを停車させておく際に便利なストッパー付き

ロックを降ろすとかなりしっかり止まるので、勾配が多少ある路面でも滑り落ちる心配はなさそうです。

安心設計な専用バッテリー

U-20バッテリーの中身一式
U-20バッテリーの中身一式

こちらは、電動キャリーワゴンに付属する、U-20バッテリーの中身一式。

バッテリー本体のほか、USB-C – USB-Aのケーブルが付属しています。

バッテリー自体のサイズ感としては、他社の20000mAh級モバイルバッテリーと大差ないようなサイズ感かと思います。

このバッテリーをハンドル付近のバッテリーボックスにセットすれば、電動キャリーの準備完了です。

バッテリー収納スペース
バッテリー収納スペース
U20バッテリーをセット
U20バッテリーをセット
差し込むように簡単にセット可能
差し込むように簡単にセット可能
安全対策のロックキー挿入で稼働
安全対策のロックキー挿入で稼働

W1 Proは安全を考慮した設計で、バッテリーを入れただけでは電動機能は利用できず、オレンジ色のロックキーを差し込むことでバッテリー稼働する仕組みを採用。

小さな子どもがいる家庭では誤作動を防止できるのでかなり安心かと!

オプションのロールテーブル装着で簡易テーブルとしても活用

アルミ製ロールテーブル(オプション品)
アルミ製ロールテーブル(オプション品)

電動キャリーワゴンW1 Proのオプション品であるアルミ製ロールテーブルを装着すると、このキャリーワゴン自体を簡易的なテーブルとして使うことができて便利です。

アルミ製ロールテーブルを使う際は、以下手順の組み立てが必要です。

4隅のキャップを交換
4隅のキャップを交換
ベースとなるポールを組み立て
ベースとなるポールを組み立て
交換キャップのフックにポールを設置
交換キャップのフックにポールを設置
ロールテーブルを装着
ロールテーブルを装着

組み立てにかかった時間は5分程度で、難しい手順は一切なく、至って簡単かと思います。

キャリーワゴン上にロールテーブルを設置
キャリーワゴン上にロールテーブルを設置

こんな感じで設置完了。

1点気になったことを書いておくと、ロールテーブルを両側のベースポールに向かってはめ込む作業時に、サイズ感がきつめに作られているようで、若干テーブルをはめ込みにくいような感じもしました。

アルミ製のロールテーブルですが、表面は木目調仕上げのデザインで、台車のアイボリーカラーともマッチしているので、見栄えが結構良い感じです

Litheli 電動キャリーワゴン「W1 Pro」を実際に使ってみた感想

重たい荷物も超楽々に移動でき、キャンプやフェス移動時に最適!

キャンプやフェスの荷物移動で本領発揮
キャンプやフェスの荷物移動で本領発揮

音楽フェスに行くと、ポップアップテント、チェア、クーラーボックスなんかが役に立ちますよね。
キャンプではこれらに加えて、シェラフやテーブル、ランタンなど・・・もう荷物がいっぱい。

特に、フェス会場は駐車場から拠点の設営場所までかなり距離があることが多く、道中の路面状況も悪かったりで重い荷物を引くのは苦労することが多いです・・・

電動キャリーワゴン W1 Proの持つ、最大60kgもの積載力3.4kmを電動走行できるスタミナがあれば、アウトドアイベントでも怖いもの知らず!重たい荷物を楽々と運べる神ツールですコレ!

ニノ

会場移動での体力消耗問題や腰の痛み問題からようやく開放されました!!

片手で楽々と操作
片手で楽々と操作

荷物移動するときは、ハンドルを握り片手で楽々と操作できます。握るとキャリーが自発的に動き出す感じです。

初めて使うときには、自動でキャリーワゴンが動く感じと、ウイーンというタイヤを動かすモーター音にちょっとビックリするかもです・・・!!

走行時のモーター音はそこそこ耳に入ってきますが、慣れれば特に気にならない音量レベルかと。

無段階に調節できる変速ダイヤル
無段階に調節できる変速ダイヤル

電動キャリーワゴンは後輪駆動で無段変速 0.6〜1.3m/sで調節可能です。

一般的に人が歩く速度は0.8 〜1.3m/s程度とされているので、ユーザーごとに異なる歩くペースにそれぞれ合わせられます。

足が取られやすい路面でもしっかり走行
足が取られやすい路面でもしっかり走行

オールテレーンタイヤの効果もあってか、足が取られやすい路面でも足つきがよく、しっかりと走行してくれます。

緩やかな勾配面で試してみても、辛そうな感じもなく、スイスイ進んでくれますね。このキャリーワゴン、ホントすごい。

使い終わったら引っ張ってたたむ
使い終わったら引っ張ってたたむ

キャリーを使い終わったら、引っ張ってたたむだけの10秒片付け。

こんな感じで、荷物運搬用のキャリーワゴンとしては、電動駆動の利便性や、機能性も含め、キャンプやフェスの時に相当重宝すること間違いなしです!!

荷物搭載スペースが広く、効率良い運搬ができて便利!

広い荷室スペース
広い荷室スペース

外観チェックの際にも触れていますが、電動キャリーワゴンW1 Proの荷室スペースは思ったよりも広めに作られています。

キャンプチェア2脚、テント、タープ、シングルマットを全部詰め込んでも、こんな感じでまだ余裕が若干あります。

パワフルな運搬力
パワフルな運搬力

長物を立てたり、隙間に細かい荷物を詰めたりと、搭載方法さえ上手にやりくりすれば、もっと荷物載せられると思います。

たくさんの荷物を一度にまとめて運べ、しかも電動で力要らずなので、超効率良い運搬作業を実現してくれますよ!

付属のベルトで荷物を固定
付属のベルトで荷物を固定

荷物が溢れてしまいそうな時は、付属の固定ベルトを使うと便利

この固定ベルトが結構良い仕事してくれる印象で、路面からの振動による荷物落下を防止できます。

アウトドアシーンでの走行は路面が安定しないことが多々あるため、この固定ベルト使用はおすすめ。

動力源の専用バッテリーはスマホ充電用のモバイルバッテリーとして利用可能!

モバイルバッテリーとしても使える
モバイルバッテリーとしても使える

電動キャリーワゴンW1 Proの動力源に使うU20 バッテリーは、スマホやモバイル機器充電用のモバイルバッテリーとしても利用可能。

しかも、容量は20000mAh最大出力45Wという強々なスペックなので、パワフル系モバイルバッテリーとほぼ同等スペックで活用できます!

USB-C×1、USB-A×1を採用
USB-C×1、USB-A×1を採用

モバイルバッテリーとして使える端子はUSB Type-Cポート×1(最大45W)と、USB Type-Aポート(最大18W)×1の計2端子。

ためしにiPhone 15 Pro Maxを接続してUSB-Cケーブル接続で充電してみたところ、約26W出力を確認できました。

iPhone充電で約26Wの出力を確認
iPhone充電で約26Wの出力を確認

スペック的にUSB-PD対応かどうかは記載がないものの、それと同等の高出力で急速充電ができて便利です。

アウトドアで急にスマホやモバイル機器の充電が切れてしまったとしても、電動キャリーのバッテリーを転用して緊急的に対処できる点は、かなり心強いかと思います。

パワフルな電動キャリーワゴン性能と引き換えに、サイズ・重量への覚悟が必要

サイズと重量がネックに
サイズと重量がネックに

電動力も搬送力もパワフルなW1 Proですが、便利な電動キャリーワゴンという一方で、本体サイズの大きさや重量への覚悟も必要です。

折りたたんだ状態でもある程度の大きさがあることに加え、本体重量は約15kgあります。

約15kgの本体
約15kgの本体

車に乗せこむ時、降ろす時、家の倉庫にしまう時など、この電動キャリーワゴン自体を手動で持ち上げ下げする場面はどうしても発生してしまいます・・・。結構な重量があるので、ある程度の力が要るという点には注意が必要です。

車に積むには結構なスペースが必要
車に積むには結構なスペースが必要

また、こんな感じで折りたたみ状態で車に積んだとしても、それなりにスペース確保が必要です。

見て分かるとおり、W1 Proを1台搭載するだけで、車の荷室を結構な割合で占領するので、他荷物スペースを圧迫します。

W1 Proの折りたたみサイズでの搭載した場合どのような状態になるのか、所有している車のトランクスペースとW1 Proの折りたたみサイズを事前によく確認しておくことをオススメします。

ロールテーブルは荷物設置台くらいの用途がベスト。調理用で使うには気になることも。

荷物設置台くらいがちょうど良いロールテーブル
荷物設置台くらいがちょうど良いロールテーブル

これはユーザーの使い方や好みにもより大きく変わることなので、あくまで個人的な意見ですが・・・

オプション品のロールテーブルを使う際には、ランタンや簡単な荷物を置くスペースぐらいがちょうど良い用途で、公式で紹介されている調理スペースや飲食スペースとしては若干不向きかと思いました。

ロールテーブルの隙間、その下は荷室スペース
ロールテーブルの隙間、その下は荷室スペース

ロールテーブルの構造上、節と節の間に若干の隙間があります。

そして、このロールテーブルの下はキャリーワゴン内の荷室スペースであるため、仮に調理や飲食による水分や油分がこぼれた場合、荷室スペースを思いっきり汚す可能性があります。

電動キャリーワゴンの荷室内をキレイに使いたいと考えている場合は、このような影響も考えられるため、よく考慮した方が良さそうです。

なので、個人的にはランタンの設置台や直置きしたくない荷物を載せるスペースに最適かと思います!

Litheli 電動キャリーワゴン「W1 Pro」のレビューまとめ

アウトドアでの荷物運搬にパワフルに役立つW1 Pro
アウトドアでの荷物運搬にパワフルに役立つW1 Pro

これまでキャリーワゴンは常に手動タイプで一生懸命引っ張り役を担当してきた僕ですが、電動キャリーワゴンW1 Proの楽々さを一度体験してしまうと、手動にはもう一生後戻りできなそうです・・・

ニノ

本当に荷物移動が楽すぎてヤバいですコレ!!

荷物が多くなりがちなファミリーキャンプや音楽フェスといったアウトドアシーンで相当な力を発揮してくれるツールだと思います!

一方で、電動キャリーワゴン自体の保管スペースが必要なことや、車搭載時のスペース問題があるため、導入したい人は事前にサイズ感や各所スペースをチェックしておくことをオススメします。

家族でファミリーキャンプに出かける人、音楽フェスによく行く人、BBQや公園遊びなど、アウトドアアクティビティを好む人にオススメなので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

【電動キャリーワゴン「W1 Pro」がオススメな人】

・これからキャリーワゴンの購入を検討している人
・手動キャリーワゴンで重たい荷物を引っ張るのは大変と考えている人
・荷物が多くなりがちなファミリーキャンプによく出かける人
・音楽フェスに毎年参戦している人
・BBQや公園遊びなど、アウトドアアクティビティを好む人

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