サーフィンやサイクリングといったアウトドアスポーツやドライブレコーダーとして使える「アクションカメラ」が最近注目されています。
テレビ番組で芸能人がジェットコースターに乗るときとかスカイダイビングをするときとかに、ヘルメットに装着して顔のリアクション映像を撮影しているアレです。
アクションカメラといえば「Go Pro」が有名ですが、高性能カメラがゆえ値段も高いのでなかなか手に届かないという市場です。
今回、スポーツシーンではないのですが、車のドライブレコーダーとしても活用できるということで、リーズナブルに入手可能な高機能カメラである「MUSON アクションカメラ」を車に設置してみたので、レビューします!
MUSON アクションカメラのスペック・仕様
MUSONアクションカメラの特徴は、高画質で多機能ながら値段が安価であること。
もちろん、Go Proといった高級機種と比較をすれば物足りないところはあるかもしれないですが、初心者が使うアクションカメラとしては十分な機能が備わっています。
MUSONアクションカメラ スペック | |
解像度 | 1080p(1920×1080) 30fps |
広角レンズ | 140° |
ディスプレイ | 2インチ |
カード | Micro SDHC(付属なし) |
入力/出力 | Micro USB/HDMI |
バッテリー容量 | 900mAh(約1.5時間) |
サイズ | 59.3×24.6×41.1mm |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
撮影モード | ビデオカメラモード 写真撮影モード 連続撮影モード タイムラプスモード |
スポーツ仕様のアクションカメラなので、付属のアクリル製の防水ケースにいれれば水周りでの撮影もOK。水深30mまでの防水対応となっています。
さすがは、スポーツカメラ!
ツーリング、サーフィン、ハイキング、カヌー、シュノーケリング、スキー、スノーボード、水上スキーといった多彩なスポーツ用途に使用することができます。
雄大な自然を楽しみながら行うアウトドア系のアクティビティって映像におさめたいなって思うことないですか!?
雪山にスノボーにいったときに、山頂から滑降していく景色とかたまらないですよね!
これは、2年前くらいに雪山の山頂までいったときのiPhoneで撮影した写真。滑っているときは最高の景色だったんですが、アクションカメラ1台さえあれば余すことなく撮影することができるんですね。
コンパクトな本体、付属品も豊富であらゆる場所へ設置可能
こちらがMUSONアクションカメラのパッケージ。
パッケージを開封すると、アクションカメラ本体以外にさまざまなアタッチメントが同梱されています。
ヘルメットへの装着や自転車などのハンドル部への装着ももちろん可能。車のドライブレコーダーとして使用する場合は、フロントガラスに設置することももちろん可能です。
取扱説明書にはそれぞれの場所への設置方法が簡易的に書かれているので使い分けてみましょう。
もう1つメーカー側で頑張って欲しかったのはアタッチメントの詳細な使い方かな。部材が豊富なものの、設置に関しては、これだけの部品があるので慣れたら問題ないですが、最初戸惑うことがあるかもしれません。
ハンディサイズのアクションカメラ本体。手に持ってみるとよくわかるんですが、本当に小さい。こんなコンパクトで本当に1080pクオリティの動画がとれんのかい!?って感じです。
本体側面には、microUSB端子、miniHDMI端子、記録用のmicroSDHCスロットがあります。
microSDカードは標準付属されていないので、別途用意する必要があります。
車内にドライブレコーダーとしてアクションカメラを設置してみた!
ダイビングはしないし、スノボーシーズンな冬はまだまだ先。ということで、今回は車内にドライブレコーダーとして設置してみました。
ドライブレコーダーとして使用する場合は、車のフロントガラスに設置。防水機能は必要ないですが、アタッチメントを装着するためにはケースに入れる必要があります。
3M製の粘着テープなのでしっかりと窓ガラスに設置できます。ちなみにはがすときは少し力とコツが入りますが、外したあとも窓に粘着痕が残らないので安心してください。
貼り付けるだけで簡単に設置完了。
こちらは外から見た写真。粘着部分はちょっと格好悪いですが、まぁこんなもんですね。
アタッチメントを使ってフロントガラスにアクションカメラを設置すると、カメラ向きが反対になってしまうので、カメラの本体設定から上下反転をあらかじめしておいた方がよいです。「SETTINGS>回転する_180」という項目から設定できます。
あとは、撮影開始したい時にボタンをワンタッチ押すだけ!
景色が綺麗な場所をドライブしている時にムービーにおさめるのもよし。使い方色々です。
ドライブ動画を撮ってみた!
撮影した動画はMOV形式のファイルで録画されます。
今回は、景色が綺麗な場所はドライブできなかったのですが、高速道路のトンネル内と一般道で撮影してみました。
こちらが高速道路のトンネル内。暗い場所でもしっかりと撮影ができています。
Vineでの動画のため、ファイルが一部圧縮されてしまっていますが、実際はかなり鮮明に撮れています。
続いて一般道での動画。
ちょっと紹介するには物足りない街中での撮影ですが、絶景地でのドライブを撮影すればかなりイイ感じに撮れるはず!!
写真も撮ってみた!
実際に写真も撮ってみました。比較対象として、iPhone 6s Plusで撮影した画像と比較してみます。
まずはiPhone 6s Plusで撮影したもの。
続いて、MUSON アクションカメラで撮影した写真。
広角レンズのため、魚眼が効いてしまっているので、場合によってはあまり静止画には向かないかもしれません。
反対に動画では、広角で撮影できるため、定点から全体的なムービーが撮れるので余すことなく撮影することができますね。
まとめ
1万円未満で入手可能な上、動画も高画質、アタッチメントも豊富なので、アクションカメラを気軽に試したいという入門機にかなりオススメな機種です!
「アウトドアスポーツをムービーに撮影したい」「絶景ドライブ中のフロントガラスからの映像を撮影したい」なんて場合には、最適ですね。
気になる方はぜひチェックしてみてください!