全国ご当地ラーメンというものは、どこにでも存在するもの。
我が新潟県では、長岡のしょうが醤油、燕三条の背脂といったご当地モノがありますが、新潟でも人が集まりやすい新潟市は割とトレンドがなく、あらゆるラーメン店が集結しているように感じます。
今回は、新潟市内に数あるラーメン店の中でも口コミレベルで特に人気の高い「ラーメン いっとうや」のかさね醤油ラーメンを食してきました。
あまりにも美味しかったので紹介しておきます。
アクセスは車で。国道8号新新バイパス近くにあるお店
新潟駅郊外にある「ラーメン いっとうや」。
バスや徒歩でくるにはちょっとツラい場所かもしれませんので、車でのアクセスがおすすめ。
新潟市内の大動脈となる国道8号新新バイパスの弁天インターか紫竹山インターが最寄りで便利です。隣にあるセブンイレブンが目印。
車は15台くらい駐車できそうなスペースがあります。
おすすめメニューは「かさね醤油」
提供されているラーメンは魚介だしの「醤油」、魚介&豚骨のWだしの「かさね醤油」、大葉とみょうがのつけダレで食べるつけめん(辛つけめん)と豊富。
一番おすすめしたいメニューは「かさね醤油」です。
魚介と豚骨というスープの味を引き立てる2つの主役が贅沢に使われています。
「かさね醤油 ちゃーしゅう」を注文。
「お待たせしました!」と威勢の良い感じでスタッフの方が持ってきたラーメンを見てびっくり。
芸術作品かと思うほどの盛り付けのキレイさに驚きました。
魚介と豚骨が効いたWスープの味から。
魚介ベースのあっさりした味わいと、豚骨が引き出す濃厚さが絶妙に混ざりあって美味。
スープを口に含んだ瞬間は、魚介だし、豚骨だしそれぞれがお互いの旨味をこぞって主張してくるようにとがっているようにも感じますが、喉を通過する頃になると調和のとれた味へと変わり、スッキリとしつつも深い味わいを演出してくれます。
スープに入っているわずかな魚粉が風味をさらに引き立ててくれます。
絶妙に調和するように計算されたW出汁が、もちもちとした細麺に絡む。旨みがたっぷりと絡まった麺をすするのは快感。
「やみつき」という表現は、このラーメンに使うのが相応しい。
一口たべるとすぐにスープを絡めた次の麺をまたすすりたくなる。
そして、このちゃーしゅうの豪快さ。
普通のラーメンには1枚、ちゃーしゅう入りにすると3枚INします。
表面が香ばしく焼き上げられ、しっかりと味付けされた厚みのあるちゃーしゅうは食べ応えがあり、いっとうやラーメンの具材の主役といっても良いかもしれません。
煮込み具合やあぶり具合も完璧で、歯ごたえがありながらも、柔らかく食べやすい。そして、何よりも本当に美味い。
メンマも分厚いメンマが使われ、かさね醤油のスープとマッチしています。
ラーメンの具材にも相当気合いが入っていることが十二分に感じられます。
店内は小上がりのざしき席、カウンター、テーブル席と充実していて、1人でも家族でもゆっくりとしてらーめんを味わくことができます。駐車場もゆったりとした敷地なので安心。ただし、混雑時は満車のこともあるので、駐車もちょっと苦労するかもしれません。
休日に店に足を運ぶと長蛇の列を成しているので、ある程度の覚悟はしておいた方がよいです。たとえ混雑していても、客の回転は良く割と列の進みは良いように感じます。
列にならんでいるときに事前に注文をしておくと、テーブルに座ってから短時間でラーメンが運ばれきます。混雑を待ったとしても、店内での提供スピードとしてはピカイチ。
新潟に来た際には、ぜひとも食してもらいたい美味ラーメンです!!