こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ(@fatherlog)です。
自宅玄関周りの防犯対策としてぜひともオススメしたいのが、セキュリティカメラの導入。
最近では、スマホと連携した自宅用セキュリティカメラ製品が徐々に増え、予算に応じたセキュリティの選択肢が豊富になってきたように感じています。
そんな中、スマートホームセキュリティブランド「Ring」より、センサーライト付きの高性能セキュリティカメラ「Ring Spotlight Cam Plus」が新たに登場!
本記事では、この「Ring Spotlight Cam Plus」を自宅玄関に設置、3ヶ月間長期使用してみて感じたことやメリット・デメリットをレビューとしてまとめています。
自宅玄関周りや駐車場周りに、防犯カメラやセキュリティカメラ導入を考えている人にピッタリなアイテムなので、ぜひチェックしてみてください!
- 1080p解像度の高画質映像
- モーション検知録画で超安心セキュリティ
- 録画データはクラウド保存、スマホで遠隔確認
- 感度抜群のLEDセンサーライト付き
- 双方向通話に対応
- ソーラーバッテリー充電対応(オプション)
- AlexaデバイスやAlexaアプリと連携可能
- 常時録画は非対応
- 限定の無料期間終了後はサブスク契約必要
本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。
Ring Spotlight Cam Plusの主な特徴・スペック・外観
優れたホームセキュリティ製品が勢揃いなRingデバイス
Ringシリーズは、室内用セキュリティカメラやドアベル(インターホン)といったIoT対応のホームセキュリティ製品を多く展開している人気のAmazonデバイス。
このブログでも過去に、スマホアプリで玄関インターホン活用できる「RIng Video Doorbell 4」や、室内用の見守りカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」をレビュー済み。
どちらも我が家をがっちり守ってくれるセキュリティアイテムとして、素晴らしい性能を日々発揮してくれています。
Ringシリーズのセキュリティデバイスは性能はもちろん、使いやすさ抜群です!!
そして、今回レビューする「Ring Spotlight Cam Plus」は、屋外設置に特化した高性能セキュリティカメラ。
モーション検知による録画、LEDセンサーライトによる鮮明な映像、スマホアプリ連携による遠隔監視など、玄関周りの防犯対策にピッタリです!!
Ring Spotlight Cam Plus(ソーラーパネル付き)の主な特徴・スペック
Ring Spotlight Cam Plusの主な特徴は以下のとおり。
- 屋外設置でも安心なIP65等級の防塵防水対応
- 1080p画質の高精細なセキュリティカメラ
- LEDセンサーライト付きで夜間撮影も鮮明
- モーション検知で自動録画しクラウド保存
- スマホアプリで遠隔リアルタイム映像確認や過去録画再生が可能
- 双方向通話に対応
- AlexaデバイスやAlexaアプリと連携可能
製品名 | Ring Spotlight Cam Plus |
サイズ | 76.4 x 80.5 x 126.2mm |
カメラ性能 | 1080p HD、ライブ映像、カラーナイトビジョン |
視野角 | 水平140° |
電源 | 充電式クイックリリースバッテリーパック (最大2個搭載可、標準付属1個同梱) ※別売りソーラーパネルに対応 |
Wi-Fi対応 | 802.11 b/g/n、 wifiルーター周波数帯: 2.4GHz |
オーディオ | 双方向通話対応(マイク・スピーカー搭載) |
耐久性 | -20.5℃ ~ 48.5℃、IP65等級 |
保証 | 1年間 |
Ring Spotlight Cam Plus(ソーラーパネル付き)の外観まわりをチェック
では早速、Ring Spotlight Cam Plusを開封していきます。
これまでのRingシリーズもそうだったんですが、環境に配慮したカーボンニュートラルなパッケージを積極採用している企業って、ほんと好感持てますね!!こういうとこ大事。
こちらがパッケージ一式開けて取り出したところ。
セキュリティカメラ本体の他、充電用USBケーブル、固定用のベースやビスも付属しています。
固定設置用の工具類(ドライバーなど)はユーザーで準備が必要なのでご注意を。
こちらがセキュリティカメラ本体。サイズ的には350ml缶くらいの大きさがあるので、それなりにゴツいです。
側面に丸みを帯びつつ、スクウェアっぽい筐体デザインでスタイリッシュなガジェット感が強いです。良い感じ。
正面中心にカメラを構え、両サイドにLEDセンサーライトを搭載しています。
カメラ側面はこんな感じ。
特に何もないですが、本体とアプリ設定用のQRコードがひょっこり。これは設定の時に使う大事な情報になるのでこのままで。
セキュリティカメラ背面側にはベース取付用の突起部分があります。
その上にボタンのような部分がありますが、これはシリコンのフタが付いているUSB-C電源端子。
搭載している充電式バッテリーで駆動させる場合はこのままで良いですが、別売りの電源コード接続や、ソーラーバッテリー接続する場合は、あこのカバーを外してUSB-C端子電源接続で使います。
本体上部には唯一のボタンを1つ配置。
Ring Spotlight Cam Plusは基本的にアプリと設定操作を行うため、本体操作をすることは一切ないのですが、こちらのボタンは初回設定時や再セットアップ時などで使うボタンです。
本体下部を回すと、充電バッテリー挿入スペースがお目見え。
Ringシリーズのクイックリリースバッテリーパックを最大2個搭載可能で、標準付属品としてバッテリー1個が同梱されています。
クイックリリースバッテリーは充電式なのですが、端子はまさかの・・・microUSBタイプ。コレに久々に出会うとちょっと萎える。
Ring Spotlight Cam Plusをバッテリー駆動で考えている場合、LEDセンサーライトによりバッテリーかなり消費しそうなので、標準の1個に加えてもう1個用意しておいた方が良いかと思います!
ソーラーパネルの外観チェック
今回、Ring Spotlight Cam Plusを運用するにあたり、バッテリー稼働だと充電切れ時の交換など面倒なこともあるかと思い、電源にはソーラーパネルによる給電を採用することに。
ソーラーパネルのパッケージ中身一式はこんな感じ。
ソーラーパネル本体の他、電源コード一式、取付台座、ビスがセットで同梱。
ソーラーパネルの出力は4W。
1日あたり2〜3時間の直射日光で、Ring Spotlight Cam Plusに最適な稼働パフォーマンスを提供するとありました。
サイズは、20.5 cm x 16.9 cm x 1.2 cmで、ちょっと小さめの雑誌サイズ、といったところです。
ソーラーパネルで発電した出力はそのままUSB-Cケーブルを使って、セキュリティカメラ本体のUSB-C端子へ接続し給電します。
USB-Cケーブル先端をよく見ると、屋外でのホコリや水が侵入しないよう、シリコンパッキンのような加工が施されています。こういうとこめっちゃ安心。
屋外設置するためのソーラーパネルの台座はあらかじめ組み立てておくとベスト。
背面にスライドしてはめるだけの簡単な構造です。
これで準備完了!それでは、実際に玄関外壁に取り付けて行きます。
Ring Spotlight Cam Plusを玄関外壁にビス取付。初期設定してみる
では、Ring Spotlight Cam Plusを取り付けてみます。
と、その前に・・・
セキュリティカメラを取り付けて終わってからアプリ連携や設定するのは大変なので、取り付け前に事前にRingアプリ設定をしておくこと強くオススメします!!
まず、スマホにRingアプリをインストール。
先ほど紹介した本体側面のQRコード、または取扱説明書の中に貼ってあるQRコードを読み込んで連携設定を行います。
基本的にはRingアプリの画面指示に従って進めるだけなので、そこまで難しいことはないと思います。
通信設定など基本的な設定項目は約5分もあれば設定完了できる内容。簡単です。
なお、モーション範囲や通知の設定など、セキュリティカメラの細かな設定は実際に取り付け後に細かくカスタマイズする方が効率が良いかと思います。
はいコレでソフトウェア的な設定はおしまい。
では本題に戻って、実際にRing Spotlight Cam Plusを自宅玄関に取り付けます。
設置作業で用意する道具は、プラスドライバー1本くらいでしょうか。
ちなみに・・・こういう時インパクトドライバーがあると時短すぎてめちゃ便利です!!もちろん無くてもOK
あとは、専用のベースや台座、ビスがもともとパッケージに付属しているので、特段必要なしです。
大体どの辺の位置に付けるか、画角もちょっと考慮しつつ決めておくとベスト。
ぼくの場合はソーラーパネルで給電するため、ソーラーパネルの位置もケーブル長を考慮して、設置前に大体決めておきました。
Ring Spotlight Cam Plusのベース部分を壁面にビス固定します。
マンションやアパート住まいの人は、このカメラ固定方法が正直ネックになるかと・・・
色々代替えの固定方法はあるみたいですが、Ring Spotlight Cam Plus自体に結構な重さと大きさがあるため、このようなビス固定のベースがあった方がやはり安心です・・・
ちな、ビス固定でなくてもインシュロックを使って玄関周りの構造物に縛り付けるってのもありかと思います!! (両面テープ固定は多分無理)
続いて、ビス固定したベースに、角度調節用のアタッチメント設置。カチャッとはめ込む感じです。
設置したら、カメラ本体固定用のネジ部分を若干緩めておきます。
ベースを取り付け終わったら最後にカメラを固定。
球のような突起部分を先ほどのベース部分に差し込むように設置して、ベースのネジを締め込んで完了です。
無事に設置完了。こんな感じ。
Ring Spotlight Cam Plus本体は一応屋外仕様であるものの、冬期間の積雪が心配だったので、軒下部分に入れ込みました。
ソーラーパネルは直射日光を最大限とれるように2mのUSB-Cケーブルが限界伸びる位置での設置にしています。
Ring Spotlight Cam Plusを実際に使ってみて感じたこと(メリット・デメリット)
ここからはRing Spotlight Cam Plusを実際に設置して3ヶ月間ガッツリ使用してみて分かったこと、メリット・デメリット、など僕自身が感じたことを評価も踏まえてまとめておきます。
1080pの高画質録画、モーションセンサーの感度抜群!
はい、見出しに特に満足している内容を全部詰め込んでやりました。
Ring Spotlight Cam Plusの1080pカメラがめちゃ鮮明です!!
4Kじゃなくて良いの?って声がどこからか聞こえてきそうですが・・・はい、1080pのフルHD画質で十分キレイで鮮明です。
こちらが設置した玄関前のカメラ映像をキャプチャしたもの。
設置している植物や玄関先の様子まで結構クッキリと写っていることがわかるかと思います。良い感じですよね!?
キャプチャ画像だとイマイチ分かりにくいこともあるので・・・参考までに朝イチで新聞配達屋さんが来た時のモーション検知録画を載せておきます。
リアル感を感じてもらえるよう音声もそのまま載せておきました。(一部のみぼかし加工)
人の動きやバイクの動きなど・・・相当滑らかな映像ですよね。全然カクカクじゃないです。めちゃスムーズな動画。
モーション検知で録画開始した直後は一瞬低画質化されていますが、これは恐らく節電からの復帰動作が影響しているもの。
録画開始1秒後くらいですぐに、低画質から1080p画質の録画に切り替わる感じです。
新聞配達という、実際にはほんの数秒の出来事だと思うんですが、Ring Spotlight Cam Plusのモーション検知がしっかり作動、すぐ録画に切り替わり高画質データで保存してくれます!
アプリで再生中、詳細拡大したい場所に対して指のピンチ操作で拡大すると、さらに鮮明な映像を確認することも可能です!!
録画動画をクラウド保存!いつでもどこでもアプリ遠隔確認が便利!
Ring Spotlight Cam Plusは、専用に「Ring」アプリと連携して活用するセキュリティカメラ。
このアプリの使い勝手がかなりよく、分かりやすく使いやすい!
加えて、スマホ上でいつでも遠隔監視・設定できる点もRing Spotlight Cam Plusの大きなメリットです。
こちらがアプリのメイン画面。カメラの設定や録画したデータの確認、ライブ映像確認、サイレン発報など、Ring Spotlight Cam Plusのあらゆる機能が利用・設定できます。
もちろん、アプリ上での操作となるので、自宅だけでなく外出先からの遠隔監視・設定も可能です!!
通信環境さえ揃っていればいつでもどこでもセキュリティ万全です!!
さきほど紹介した新聞配達さんの動画のように、Ring Spotlight Cam Plusは、モーション検知すると自動的に30秒の動画を録画。
検知した瞬間すぐにスマホアプリに通知を出してくれるので、ユーザーは手元ですぐに玄関周りでの動きを確認可能です。
検知した動画はクラウド保存されるので、上のアプリ画面のような感じで後から一覧として振り返ることができます。これがマジ便利。
在宅でない昼間や人影少ない夜間にモーション検知すると一瞬ドキッとしますが、大体配達系の業者ですw
これもセキュリティカメラあるからこその安心!!
ぼくはiPhoneにRingアプリを入れていて、モーション検知した時には、iPhoneにはもちろん、Apple Watchにもモーション検知通知が表示されます。
玄関周りでBBQをしている時など、あまりにも検知頻度が多い時は、モーションスヌーズを一定時間かけることも可能です。
こんな感じで、Ring Spotlight Cam Plusを設置した場所は、いつでもどこにいても直ぐにアプリで状況確認できる環境が整うので、防犯・セキュリティ対策として絶大に活躍してくれるツールだと評価します!!
LEDセンサーライトで夜間撮影も鮮明!
Ring Spotlight Cam Plusが活躍するもう1つの時間、それが夜間帯。
Ring Spotlight Cam Plusには、カメラだけでなく高輝度のLEDセンサーライトを搭載していることが大きな特徴です。
比較として、照明がある状態と無い状態の写真を比べてみます。
照明が無い状態の玄関はこんな感じ。
かなり暗く、これではカメラが起動しても映像としては微妙ですが・・・
Ring Spotlight Cam PlusのLEDセンサーライトがONになるとコレ。
煌々とLEDセンサーライトが玄関周りを一気に照らしてくれます!!
一目瞭然、めちゃ明るいです!!全然違いますよね!?
夜間帯でモーション検知による撮影された動画はこんな感じ。
モーション検知された後すぐにLEDセンサーライトが点灯し、検知した被写体を撮影してくれます。
カラーナイトビジョン機能も搭載しているので、明かりが少ない時間帯でも、鮮明な動画撮影ができていることが分かるかと思います。
防犯対策は夜間の暗い時間帯も必須なので、安心極まりない性能です。
こんな感じで、Ring Spotlight Cam Plusは昼間の動画撮影だけでなく、辺り真っ暗な夜間帯でもしっかりモーション検知が作動し鮮明に録画してくれるので、24時間休むことなくセキュリティ抜群な環境になります!
ソーラーパネル充電で十分使える!バッテリー稼働はあんまりかも・・・
これだけ精度良く反応・録画・照明点灯してくれるRing Spotlight Cam Plusなので、ソーラーパネルの充電だけで稼働しきれるのか心配な部分もありましたが、この点は結果的に全く問題なし。
導入当初から長期間ずっとソーラーパネル充電でRing Spotlight Cam Plusを使っていますが、今のところ、バッテリーが切れたことはこの3ヶ月間で一度もなし!
雨の日が心配でしたが、1週間くもりや雨続きの週もバッテリー問題なく稼働していました!
直射日光が一切ない夜間の稼働を終えて、これからソーラーパネルによる充電でカメラへ給電する時のバッテリー残量は89%。
正午くらいの時間帯にはいつもバッテリー残量がほぼ100%近くになっています。
ソーラーパネルによる給電で十分稼働できることが確認できました!
一方で、1日終えて10%以上バッテリー消費していることから、都度バッテリー交換という運用方法では、約10日間に1度はバッテリー交換しなければいけないことが考えられます。めんどい・・・。
さらにバッテリー充電中はセキュリティカメラが使えなくなるため、バッテリー運用する場合は、せめてものバッテリー2個運用が必然条件になってくるかと思います。
さらに、Ring Spotlight Cam Plusを設置する位置はカメラ画角的に高い場所に設置すると考えられることから、脚立などの足場を使ってバッテリー作業すること予想され、バッテリー交換の面倒さに拍車をかけることは確実かと思います・・・
可能ならソーラーパネルか電源接続によるRing Spotlight Cam Plusの運用を強くオススメします!!
Ring Spotlight Cam Plusレビューまとめ:自宅玄関に安心をプラスできる最強セキュリティカメラ
Ring Spotlight Cam Plusを3ヶ月中長期レビューとしてまとめました。
これまで外出中や夜間の時間帯、玄関周りで何が起こっているか知る術がなにもなかった状態でしたが、このRing Spotlight Cam Plus導入により、家族全員が大きく安心できる環境が構築され、大変頼りがいのあるツールとなりました。
特に小さな子供がいる家庭などでは、今や不審者に対する防犯対策は必須になりつつある昨今です。
もちろんセキュリティカメラ要素としてだけでなく、家族の見守り用として活用するのも全然アリです。
1台設置するだけで、スマホアプリを使った遠隔監視が可能となり、いつでもどこでも安心できる環境を整えられるRing Spotlight Cam Plus、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか!?
他、Ring製品のレビュー記事はこちらからどうぞ!
コメント