通常のイヤホンやヘッドホンを装着していると高音質で音楽を楽しめるのは良いのですが、周囲の音が聞こえづらくなるという欠点があります。
そんな問題を解決してくれるのがBluetoothの片耳イヤホンです。
今回は、Bluetoothの片耳イヤホン「SoundPEATS D3」を提供いただいたのでレビューします!
片耳イヤホンの便利なところ
イヤホンやヘッドホンを装着すると、構造上どうしても両耳をふさがれてしまいます。よって、周囲の音が聞こえなくなります。
例えば外でウォーキングやランニングをしている時、交通系の音が聞こえなくなると危険ですよね!? 背後から近づく車の音など周りの音にも気を配りワークアウトを行うことが理想と言えます。
また、電車でも停車駅・他線運行状況・乗換情報といった車内アナウンスなどを聞きたい場合は、両耳が塞がってしまっていると聞き逃してしまいます。車内アナウンスを聞くために、片耳を外して耳を傾けたことがあるという人も多いんじゃないでしょうか。
片耳で音楽を楽しみつつ、もう片方の耳では周囲の音を拾うことができる、一挙両得な使い方ができるのが「片耳イヤホン」です。
もちろん、ガッツリと音楽を楽しみたいという用途には向きませんが、前述のように適度に音楽を聞きつつ周囲の音も気にしたい場面では絶対的に便利です。
Bluetooth 片耳イヤホン「SoundPEATS D3」の仕様・スペック
片耳イヤホン SoundPEATS D3の仕様は以下のとおり。
製品名 | SoundPEATS D3 |
重さ | 4.9g |
バッテリー | 45mAh |
連続再生時間 | 3時間 |
待機時間 | 70時間 |
接続方式 | Bluetooth 4.1 |
接続範囲 | 10m以内 |
本体は4.9gととてもコンパクト。電池性能は3時間とやや少なめですが、コンパクトな本体からするこんなもんかという印象です。
Bluetooth接続なので、余計なコードもついていなく、スッキリとした装着感を得ることができます。
外観レビュー
本体はSoundPEATSロゴがあしらわれた黒いボックスに入っています。何だかオシャレ。
箱を開けて一式を取り出しました!
- 片耳Bluetoothイヤホン本体
- 充電用USBケーブル
- 交換イヤーピース
- 取扱説明書(英語のみ)
中身はとてもシンプル。
片耳イヤホンですが、耳の穴を密閉するカナル型イヤホンなので、交換用イヤーピースは耳のサイズに合っているモノを選ぶと良いです。小・中・大とあるので、細かく調節できます。
充電用USBケーブルは付属されていますが、コード長が短いので充電の時には少し不便かも。MicroUSBなので、他にコードを持っているようれあれば、代用して使った方が充電しやすいと思います。
なんと言っても、本体の大きさはとても小さいです。4.9gととても重さ的にもコンパクトですが、見た目も相当コイン大の大きさくらいで相当小さいです。
こちらが側面のマルチファンクションボタン。ペアリング、再生/停止、通話の応答/切断、リダイヤルなどさまざまなコマンドをこのボタン1つですることが可能。
ただし、ボタン1つなので操作方法・コマンドは覚えて置いた方がよいですね。ぼくは初めて使ったときに、誤操作でリダイヤルのコマンドを発動してしまいました。
コマンド | 内容 |
3秒長押し | 電源ON |
4秒長押し | 電源OFF |
5秒長押し | ペアリング |
(電話着信時) 1回押し |
通話の応答 |
(通話時) 1回押し |
通話の切断 |
素早く2回押し | リダイヤル |
(電話着信時) 1秒推し |
着信の切断 |
(音楽再生時) 1回押し |
再生/停止 |
側面反対側には、充電用のMicroUSB端子があります。充電時はこちらに接続して、充電します。
片耳イヤホンを実際に使ってみた感想!
早速いろいろと使ってみました。以下感想をどうぞ。
小さい本体から想像できない高音質クオリティ
片耳イヤホンというと、音質的には良くないようイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。音質はかなり良好!!
クラッシック音楽を再生した時の伸びのある音や、ウーハーが効いた低音まではっきりと出ます。とてもこの小さいな本体から出ているとは思えない程、パワフルであり、透明感ある音まで表現することができます。
ハンズフリー通話もクリア
通話機能も使用してみました。本体にはマイク端子もあるので、ハンズフリー通話にも対応。
ノイズが入ることもなく、スムーズに通話することができます。音質はクリアです。
相手先にも聞こえが悪くないか確認しましたが、ハンズフリー機能を使っていることにすら気付いていませんでした。
全然外れない装着感がイイ感じ
耳にはめると通常のカナル型イヤホンと同じような装着感。別に新しい感覚でもなく、通常のイヤホンを付けているのと同じ感覚。
片耳イヤホンなので「振動によってポロっと落下してしまうのでは!?」と心配されている人もいると多いのではないでしょうか。ぼくも最初はすぐに取れてしまうだろうと思っていた1人です。
実際に装着して使用すると「全くそんなことはない」ということがわかりました!
結構激しく頭を動かしたり走ったりと振動を加えても、落ちる気配すらないです。
逆に両耳タイプの方が左右のハウジングを繋ぐケーブルが体や他の場所に引っかかり落ちてしまうことがあると思います。
片耳タイプの同イヤホンはコードすら存在しないので、引っかかることも当然なし。落下の心配もいらないです!
音楽と周囲の音を同時に聴きたい場面にオススメ!
片耳イヤホンという特性上、音楽を十分に聞き込むというのはやはり不可能。
片耳イヤホン最大のメリットは、音楽を聴きつつ周囲の音も拾えるということにあります。
外出時のゲームプレイ用や、ランニングやウィーキングといったワークアウト、交通機関利用時など、人によって使える場面はさまざまあると思います。
用途によって利用してみてはいかがでしょうか!?