こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ(@fatherlog)です。
近年はロボット掃除機の市場が非常に豊かになり、さまざまな性能を持った製品で溢れています。
性能も価格もピンからキリまであり、一体どれを選んだらよいか迷ってしまうほど。
ロボット掃除機の各社ラインナップは本当に豊富!!
実は…我が屋の毎日の清掃はロボット掃除機元祖とも言うべきルンバが担ってくれているのですが、日々使っているこのルンバの印象を大きく超えてくれるロボット掃除機に出会ってしまいました!!
今回レビューするのは、スマートホーム化できるIoTデバイスを多く扱うSwitchBot(スイッチボット)から登場した「SwitchBotロボット掃除機S1 Plus」です!
結論から言うと、実際に自宅を掃除してみて分かった使用感と価格面から「この値段でコレ買えるのか!!」と評価できるロボット掃除機です。
ロボット掃除機の導入や買い換えを検討している人にぜひオススメなので、以下レビューをぜひ参考にどうぞ!!
▼基本モデル(自動ゴミ収集機能なし)▼
▼上位モデル(自動ゴミ収集機能有り)▼
本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。
SwitchBot(スイッチボット)ロボット掃除機 S1 Plusの主な特徴やスペック
SwitchBot(スイッチボット)は、照明スイッチの指ロボット操作や、電源プラグのスマート化、サムターン鍵の遠隔操作など、家中をスマートホーム化できる便利なIoTデバイスを扱うブランド。
我が家でも、SwitchBotロックやSwitchBotキーパッドなど、多くのSwitchBot製品を導入していますが、本当に便利なモノばかりで毎日快適!
本記事では、そんなSwitchBotが手がけるロボット掃除機「SwitchBotロボット掃除機S1 Plus」についてレビュー紹介していきます。
SwitchBot(スイッチボット)ロボット掃除機S1 Plusの主な特徴・仕様
SwitchBotロボット掃除機S1 Plusは、吸引による清掃と水拭き清掃を1台2役こなせるロボット掃除機です。
主な特徴とスペックは以下のとおり。
- 吸引清掃と水拭き清掃の2役こなせるロボット掃除機(1度に同時実行も可)
- レーザーセンサー搭載で高精度なマッピング機能に対応
- 無人自動運転技術SLAMアルゴリズムで無駄のない清掃ルート計画
- SwitchBotアプリと連携し外出先から遠隔操作・状態監視ができる
- バーチャルウォールや立入禁止エリア設定が可能
- スケジュール設定予約運転に対応
- 最大2700Paの吸引力、選べる4段階の吸引力設定
- 最大70日間分のゴミを自動収集(S1 Plusモデルのみ対応)
- Amazonアレクサ、Googleホーム、Siriなど音声コントロールに対応
製品名 | SwitchBotロボット掃除機S1 Plus |
サイズ | ロボット掃除機本体: 約340×340×95 mm 自動ゴミ収集ベース: 約220×180×380 mm |
重さ | ロボット掃除機本体: 約3.06kg 自動ゴミ収集ベース: 約3.65kg |
対応機能 | 通常吸引・水拭き |
本体高さ | 9.5cm |
乗り越え可能な段差高さ | 2cmまで |
吸引力 | 最大2700Pa |
バッテリー容量 | 5000mAh |
最大稼働時間・面積 | 250分間 (3~5LDK/250㎡) |
ダストボックス容量 (本体) | 0.35L |
水タンク容量 (本体) | 0.3L |
紙パック容量 (自動ゴミ収集ベース) | 4L |
価格 | ¥69,800(Amazon) ※2022年11月現在 |
SwitchBot(スイッチボット)ロボット掃除機S1 Plusの外観チェック
SwitchBotロボット掃除機S1 Plusのパッケージ。かなり大きいサイズの箱で届きます。
この大きなパッケージ入っていた中身一式は以下のとおり。
- ロボット掃除機本体
- 自動ゴミ収集ベース
- ACアダプター
- サイドブラシ×2
- モップ取り付けブラケット
- モップ
- ダストバック×3
- 小型メンテナンスツール
- 防水シート
- 取扱説明書
予備のダストバックやサイドブラシなど、デフォルトでかなり盛りだくさんな内容なので、しばらくは買い替え品を用意しなくて済みそうです。
まずは自動ゴミ収集ベースから見ていきます。
下にロボット掃除機本体充電用の端子と、ダストボックス吸引用の穴があるタワー型の形状です。
上部のフタを開けると、自動収集後のゴミが集められる紙パックがセットできるようになっています。
容量は4Lあるので、確かに70日間分くらいのゴミ量がたっぷりと入りそうです。
底面には製品表示と床設置したい際の滑り止め用ゴムが配置されています。
斜めにかたどっているのは紙パックへと繋がるゴミ収集時のダクト。
こちらが自動ゴミ収集ベースの背面側。排気用の空気孔が開いています。
続いては、ロボット掃除機本体の外観を見ていきます。
メインユニット本体がこちら。白ベースのシンプルなデザインに仕上がっていて結構スタイリッシュです。
上部には電源ボタン類が2種類あります。
メインユニットの断面方向から見たところ。
本体周囲と上部の突起にはマッピング用のレーザーセンサーが搭載されています。
本体上部に電源ボタンがあるのですが、側面には主電源となるスイッチも存在します。
ちなみに、ここをONにしないとロボット掃除機が一生動きません…。
初回設定時にこの側面の主電源をONにし忘れて、あたふたしてました…
メインユニットの底面部はこんな感じ。
一般的なロボット掃除機とほぼ同じような構造で複数の車輪とローラー、サイドブラシが設けられています。
安い価格帯の製品でありながら、かなり作りがしっかりしている印象です。
2種類の異なるローラーを搭載。
カーペット内などの奥まったゴミを効率良くかき出してくれそうです。
ロボット掃除機お馴染みのサイドブラシを搭載。これで隅々のゴミをかき出して集めてくれます。
お尻側にはクリアカラーの水タンク兼ダストボックスを搭載しています。
通常吸引時のプレフィルターはこのユニットのフタを開けた部分にあります。別売部品で交換可能です。
緑色パッキンのフタを開けると、水拭き掃除用の水投入口があります。
水タンク兼ダストボックスを取り外すと、ロボット掃除機本体の吸引口が見えます。
【比較】SwitchBot(スイッチボット)ロボット掃除機S1とS1 Plusの違い
SwitchBotのロボット掃除機モデルには、S1とS1 Plusの2モデルが存在します。
簡単に両者の違いをスペック比較します。
モデル | S1 | S1 Plus |
---|---|---|
対応機能 | 通常吸引・水拭き | 通常吸引・水拭き |
自動ゴミ収集 | × | 〇 |
サイズ | ロボット掃除機本体: 約340×340×95 mm 自動ゴミ収集ベース: なし | ロボット掃除機本体: 約340×340×95 mm 自動ゴミ収集ベース: 約220×180×380 mm |
重さ | ロボット掃除機本体: 約3.06kg 自動ゴミ収集ベース: なし | ロボット掃除機本体: 約3.06kg 自動ゴミ収集ベース: 約3.65kg |
吸引力 | 最大2700Pa | 最大2700Pa |
バッテリー容量 | 3200mAh | 5000mAh |
最大稼働時間 | 140分間 (2~3LDK/140㎡) | 250分間 (3~5LDK/250㎡) |
ダストボックス容量 | 0.36L | 0.35L |
水タンク容量 | 0.34L | 0.3L |
本体価格 | ¥39,800(Amazon) ※2022年11月現在 | ¥69,800(Amazon) ※2022年11月現在 |
大きな違いは、自動ゴミ収集ベースの有無です。
S1では自動ゴミ収集機能は対応しておらず、掃除の度にダストボックス内のゴミ出しが必要となります。
一方、S1 Plusは自動ゴミ収集ベースが付属するので、毎回のゴミ回収はベースの紙パックへ自動吸引するため、ゴミ出しは不要です。
また、もう1つの大きな違いはバッテリー容量で、S1は3200mAhに対して、S1 Plusはこれを大きく超えた5000mAh搭載で、稼働時間に違いがあります。
S1 Plusの方がバッテリー大きいため、長時間稼働可能でより大きな床面積の掃除ができるメリットがあります。
また、タンク容量やダストボックス容量に若干の違いがあるほか、コスト面ではS1とS1 Plusで3万円の価格差があります。
この価格差をどう捉えるか…
ですが、個人的には自動ゴミ収集ベースがあるとかなり便利なので「S1 Plus」がオススメです!
SwitchBotアプリと連携して簡単な初期設定
SwitchBotロボット掃除機S1 Plusは、基本的にスマホにインストールしたSwitchBotアプリに機器登録し、操作・管理を行います。
設定作業自体は、SwitchBotアプリで機器登録を選択した後、画面の指示に従っていくだけなので、難しいことはなく収支簡単な設定作業で、登録作業が不慣れな初心者の方でも全然問題ないかと思います。
こんな感じで、分かりやすいイラストや動画で解説してくれるので助かります。
なお、設定時は2.4GHz帯のWi-Fiに接続する必要があるため、アクセスポイントのSSIDやパスワードは事前に確認しておくとスムーズです。
5GHz帯のWi-Fiは非対応なので注意してください!!
実際にSwitchBot(スイッチボット)ロボット掃除機で自宅を掃除してみた!メリット・デメリットまとめ
ここからは、実際にSwitchBotロボット掃除機S1 Plusを使ってみて分かったことやメリット・デメリットなどをまとめました!
レーザーセンサーによるマッピング技術や精度がとても優秀!
初回登録完了後は、マップ活用した清掃がすぐ利用できないので、まずは一通り自宅内の清掃作業を実行する必要があります。
SwitchBotロボット掃除機S1 Plusの初回清掃を始めたところ、SwitchBotアプリ上の画面をモニタリングしていたら、走行した場所だけでなく、レーザーセンサーで捉えた未走行部分のマッピングも次々に描かれていきます。
1時間ほどで全ての床清掃が終わったころには、ほぼ完璧な間取りがマッピングされていました。
実際の間取りほぼそのままで、かなり精度の高いマッピング技術です!!
SwitchBotアプリ画面上では2D表示と3D表示の切り替えが可能です。
もう本当にこれ、家の間取りそのままなんですよ!精度がすごすぎる!!
リビングのL字型に置いているソファや、アイランドキッチンなど…実走行したデータを基にキレイにアプリ上で描かれています。
あとは自宅マップの仕上げ作業。
部屋の境界線や不用意に部屋として認識されてしまった部分を微調整したり、進入禁止エリアの設定など、アプリ上で行います。
これでマップが完成しました。
ちなみにマップをよく見ると、白い線で実際にSwitchBotロボット掃除機S1 Plusが走行した軌跡も確認可能です。
白い線が少ない=掃除が足りなければ、もう一度S1 Plusで清掃するか、別の充電式スティック掃除機で補完清掃しています!
【ルンバと比較】体感はルンバ相当!静音なのに部屋中のゴミをかなり吸引清掃してくれる
SwitchBotロボット掃除機S1 Plusの吸引力が最大2700Paに対して、ルンバは●●倍という表記の吸引力となるため、数値的なスペック上は比較が難しいのですが…
体感で言うなら、SwitchBotロボット掃除機S1 Plusはルンバi7と同等の吸引清掃をしてくれると感じました!
冒頭にも書いたように、我が家の普段の床清掃はルンバi7が担ってくれています。
これに対して、実際にSwitchBotロボット掃除機S1 Plusをかけた後のダストボックスに貯まるゴミ量、床のホコリ具合、ざらつき具合を確認すると、清掃能力の体感値は全く一緒。互角の勝負です。
つまり、言い換えるならSwitchBotロボット掃除機S1 Plusは、しっかりとルンバi7相当の仕事をしてくれているのだと思います。
実際のゴミやホコリ写真は絵面が汚いので載せませんが…相当な量のホコリや髪の毛、紙ゴミなどを拾ってくれています!
実際に清掃しているところを見てみると、こんな感じでカーペット段差もラクラク超えます。
ベッドフレームの下など、普段の人力清掃では届かないようなところも行けるところまで頑張って掃除してくれるので助かります。
若干脱出が大変そうでしたが、スツール脚の間まで入り込んで細かく清掃してくれています。
SwitchBotロボット掃除機S1 Plusが持つ清掃への執念はハンパないです
清掃時の動作音は、他の口コミにもあるようにかなり静音な印象です。
もちろん静音稼働でありながらも、しっかりと清掃のお仕事はしてくれますよ!
マンションやアパート住まいの人でも、SwitchBotロボット掃除機S1 Plusなら周囲に気にせず活用できそうです!
ルンバとの製品価格差を考えると、SwitchBotロボット掃除機S1 Plusの方が水拭きや自動ゴミ収集ベース付きで約7万円弱。
一方、モデルにもよりますがルンバのフラッグシップモデル帯で、本体+自動ゴミ収集ユニット的な同じような構成で買うと、15万円前後まで跳ね上がります。
同じような清掃能力であれば、ルンバに比べて約半額程度に納まっているSwitchBotロボット掃除機S1 Plusのコスパはまさに最強と評価できますね!
効率抜群!水拭き清掃も同時に出来て床が超ピカピカ!
続いて、水拭き清掃。お尻の水タンクを取り出し、水道水を投入します。
ちなみに、洗剤等の薬剤投入には対応していないので、あくまで水道水のみです。水拭きが一番!
こんな感じで付属のモップを付けたら水拭き清掃がすぐに開始できます。
ちなみに、清掃モードや清掃するときの吸引力設定は全てSwitchBotアプリから実行できます。
通常吸引の清掃時と同様に、水拭きも細かなところまで隅々清掃してくれます。
しかも同時実行できるため、時間がない清掃時は、効率良く部屋全体のゴミ清掃と水拭き清掃が可能です。
通常吸引清掃と水拭き清掃を同時に行うのもよいのですが、多少濡れている床が乾いてないうちに清掃入ると、かえってほこりが付着する感じもあったので、時間に余裕があれば通常の清掃モードと水拭きモードは分けて行うのがオススメです
ただし、水拭き清掃ではちょっとした問題発生
1点使っていて気になる点を挙げるなら、水拭きのままカーペットへ進入してしまったこと。
一応、SwitchBotロボット掃除機S1 Plusの機能ではカーペット認識ができるようなのですが、なぜか水拭きモップのまま進入して、ガッツリカーペットを水拭きしてくれていました。
しばらく様子みてもダメそうだったので、アプリ上のマップで進入禁止エリアとして設定し対処しました。
価格帯がお財布に優しい分、これくらいの事は仕方ないのかなぁと思っています!
まとめ:SwitchBot(スイッチボット)ロボット掃除機S1 Plusは価格以上の満足感あり!初めてのロボット掃除機にオススメ!
長年ルンバを使ってきただけに、今回SwitchBotロボット掃除機S1 Plusを使う前は、正直コレ大丈夫かな、という不安な思いもありました。
しかし、実際にSwitchBotロボット掃除機S1 Plusを使ってみると、全くそんな心配は無用!
むしろ、価格以上の期待に応えてくれる活躍ぶりで、部屋中をキレイに保つ清掃に必要不可欠な存在となっています!!
日々の床清掃が整っていると本当に気持ち良いですね!!
冒頭に結論を書いたように「この価格でコレ買えるのか」と感心するほどコスパに優れたロボット掃除機だと評価します。
これからロボット掃除機を導入検討している人や、ロボット掃除機の買い替えを検討している人は、ぜひSwitchBotロボット掃除機S1 Plusをチェックしてみください!!
▼基本モデル(自動ゴミ収集機能なし)▼
▼上位モデル(自動ゴミ収集機能有り)▼
我が家のSwitchBotシリーズで日々活躍してくれているSwitchBotロックやSwitchBotキーパッドのレビュー記事も合わせてどうぞ!!
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