Tapo P110M レビュー:Matter対応!消費電力や目安の電気代が分かる機能豊富な格安スマートWi-Fiプラグ!

消費した電力量や目安の電気代が見れるWi-Fiプラグ「Tapo P110Mが、TP-LinkのスマートホームデバイスとなるTapoシリーズから発売されています。

このTapo P110Mは、スマートホームデバイスの各社共通規格であるMatterにも対応する優れモノ。

しかも、実売価格は約1,500円程度で低コストながら機能性のあるIoT製品です。

今回は、ミニスマートWi-Fiプラグ「Tapo P110M」の製品概要やスペック、実際に使ってわかったメリット・デメリット、評価やオススメ度をレビューとしてまとめました。

この記事で分かるコト
  • Tapo P110Mの評価まとめ・オススメ度合い
  • Tapo P110Mの主な特徴・スペック
  • Tapo P110Mを実際に使ってみて分かったこと(メリット・デメリット)
  • Tapo P110Mがおすすめな場面・おすすめな人

本記事はメーカーより、製品提供を受けています。(金銭報酬なし)
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。

目次

【結論】Tapo P110Mの評価・おすすめ度

ミニスマートWi-Fiプラグ「Tapo P110M」
ミニスマートWi-Fiプラグ「Tapo P110M」

Tapo P110Mの実機使用感を踏まえ、その結論として、以下評価やおすすめ度をまとめました。

本体の性能・機能
悪い
1
2
3
4
5
良い
デザイン
ダサい
1
2
3
4
5
良い
使い勝手・便利さ
使いにくい
1
2
3
4
5
使いやすい
価格
コスパ悪い
1
2
3
4
5
コスパ良い
総合評価
微妙
1
やめとけ
2
要検討

3
そこそこ
4
結構良い
5
超優秀
超おすすめ
口コミ的レビュー by ニノ

機能性
プラグに接続した家電製品の電力使用状況をTapoアプリでモニタリング
使用電力量モニタリングに加え、目安の電気料金算出も可能
Wi-Fi接続で、電源プラグの遠隔ON/OFFできるほか、スケジュール設定や音声コントロールも可能
スマートホーム共通規格のMatterに対応

デザイン
白基調で主張の少ないシンプルな筐体デザイン
上下コンセントと干渉しにくいコンパクトな仕様
一方、通常の電源プラグと比較するとそれなりに大きさのあるサイズ感

使い勝手
遠隔ON/OFFはスタンド照明・間接照明等のボタンでON/OFFできる、といったアナログスイッチで操作可能な一部家電とは相性が良い
一方で、上記以外の家電とは相性がイマイチで、Wi-Fiプラグによる恩恵は遠隔OFFのみにとどまる。
遠隔ON/OFFやスケジュール運転は使わずとも、電力量モニタリング用として活用するのも全然アリ

価格
1台あたりの実売価格は約1,500円と安い。2個セット購入であれば、さらに単価が安くなりお得。
1,500円の投資で、電源の遠隔ON/OFFや電力量モニタリングの活用ができて、満足感は相当高い

総合評価】
スタンド照明やフロア照明のアプリ操作による遠隔ON/OFFでは、ミニスマートWi-Fiプラグらしい機能を全力で発揮
し、他社製品・アプリとも連携可能
一方、遠隔ON/OFFやスケジュールON/OFF等の機能活用は、アナログスイッチでON/OFFできる家電に限られる(例.パネル式やボタン式操作のサーキュレーターをOFFできても、ONはできない)
、日々の節電に繋がる

かつ超満足。気軽に導入しやすい価格帯のIoT製品。

Tapo P110Mを実際に使ってみてよかったところ(メリット)

遠隔ON/OFF機能は間接照明のコントロールに最適!

Tapo P110Mを使い、スマホアプリで照明を遠隔コントロール
Tapo P110Mを使い、スマホアプリで照明を遠隔コントロール

ミニスマートWi-Fiプラグ「Tapo P110M」最大の特徴は、Tapo P110M自身が自宅Wi-Fiネットワークに接続でき、主にアプリによる遠隔操作で電源プラグのON/OFFができること。

特に、スタンド照明や各所の間接照明など、照明本体やその電源コード上にあるアナログスイッチによりON/OFF操作するタイプの家電と相性抜群!

あらかじめ照明のアナログスイッチをONにした状態をキープしておけば、あとは、電源プラグの遠隔ON/OFFで照明のON/OFF操作をコントロールできるようになります。

プラグ接続した機器の電源を遠隔でON/OFFできる
プラグ接続した機器の電源を遠隔でON/OFFできる

また、スケジュール機能も搭載しているため、例えば、防犯目的で決まった時間に照明をON/OFFさせる・・・なんて使い方もできます。

他の例では・・・
寝室にあるスタンド型の間接照明とTapo P110Mを組み合わせることで、ベッドから起き上がることなくアプリやSiri・Alexaなど連携する音声コントロールを使い、間接照明のON/OFFができます!

ニノ

就寝寸前に起き上がるのが面倒な照明OFF操作ですが・・・手元のスマホアプリで出来て超ラクです!

いつでもどこでも、スマホアプリ経由で電源プラグの遠隔ON/OFF操作が可能になる!

Matter対応でTapoアプリ以外でもコントロール可能

Matterに対応
Matterに対応

Tapo P110Mはスマートホームの各社共通規格であるMatterに対応。

Tapoアプリによるコントロールだけでなく、例えばこんな感じでAppleのホームアプリを使って、スマートプラグのON/OFF操作を実行させることも可能です。

Tapo P110MをApple「ホーム」に登録
Tapo P110MをApple「ホーム」に登録

スマートホーム構築を進めると、複数社のIoTデバイスが家中の各所に設置される状況になりがち。

それらの各スマートホーム機器をコントロールするたびに、各社それぞれのアプリを起動するのは、それなりに面倒に感じます・・・

Tapo P110Mのように、製品自体がMatter対応していることで、他社製のスマートデバイスを1つのアプリで一元管理できるメリットは大きいと思います。

スマートホーム共通規格「Matter」に対応し、他社製スマートホームデバイスと合わせた一元管理が可能に!

アプリで使用電力量のモニタリング・目安電気代が分かり、節電活用に便利

使用電力量モニタリングや目安電気代の算出が可能
使用電力量モニタリングや目安電気代の算出が可能

Tapo P110Mが持つ、もう一つの大きな特徴は、プラグ接続している電化製品の使用電力量をアプリでモニタリングできること。

光熱費の高騰により家庭内でも節電志向が高まってきているように感じる昨今では、大変有用な機能かと思います。

Tapo P110Mを活用することで、稼働時間、エネルギー使用量[kWh]、現在の消費電力[W]が具体的に数値化され、ユーザーは家電機器の運転状況を詳細に把握できます。

試しに、6畳用の室内エアコンのコンセントプラグにTapo P110Mを設置してみました。

エアコンのコンセントプラグにTapo P110Mを設置
エアコンのコンセントプラグにTapo P110Mを設置

アプリでの電力量モニタリング状況はこんな感じです。

機器の電力使用量状況
機器の電力使用量状況
カレンダーでの確認も可能
カレンダーでの確認も可能

リアルタイムの使用状況はもちろん、使用した時間帯や使用電力量がグラフ化され、またカレンダー表記で目安の電気代や電力量を確認できる機能もあり、かなり分かりやすい表記で確認可能。

ニノ

本来、電気代は各家庭で契約している電力会社とのkWh単価で変わるため、あくまで目安の価格と思ってください・・・
もちろん、kWhあたりの単価をアプリ設定で変えることも可能です!

遠隔ON/OFF操作の相性が悪い家電機器であっても、Tapo P110Mを電力量モニタリングの専用プラグとして活用するのも大いに”アリ”かと思います!

電力量モニタリングで、使用電力量や目安の電気代を分かりやすくアプリで確認できる!

単価が安いスマートホーム機器!導入コストに対するパフォーマンスも良好!

導入コストがかなり安い
導入コストがかなり安い

Tapo P110Mは、実売価格で1個あたり約1,500円ほど。

これを高いとみるか安いと見るかは、ユーザーの価値観により大きく変わりますが、ガジェット好きである個人的価値観から言うと、かなり安い価格かと思います。

というのも、遠隔ON/OFF操作やスケジュールON/OFF操作に加え、電力量モニタリングができる機能性を考えると、導入コストに対するTapo P110Mのパフォーマンスは相当上出来だと感じています!

導入コストに対するTapo P110Mのパフォーマンス・機能性が大変良好

しかも、2個入りセットで購入するとさらに単価が下がり、1個あたり約1,350円ほど。相当お買い得です。

Tapo P110Mの気になるところ(デメリット)

干渉しにくいサイズとはいえ、コンセント周りのスペースはそれなりに占拠

コンセント周りのスペースはそれなりに占拠
コンセント周りのスペースはそれなりに占拠

Tapo P110Mは、高さ38 × 幅66 × 奥行き40mmというスペックで、上下のコンセントと干渉しにくい筐体デザインを採用。

例えば、Tapo P110Mを2個連続で上下に差し込む・・・なんて使い方もできます。

ただ、通常のコンセントプラグに比べて頭が大きいため、それなりにコンセント周りのスペースは占拠してしまうことは理解しておくべきかと。

特に、壁付けコンセントではなく、延長コード系のコンセントタップに設置したい人は、プラグ周りに挿せるかどうか、スペースの事前確認はしておくことをオススメします。

プラグ設置によりコンセント周りのスペースはそれなりに占拠する

遠隔操作用途だと使える家電が限られる

遠隔ON/OFF操作は使える家電が限定される
遠隔ON/OFF操作は使える家電が限定される

何度か触れているとおり、Tapo P110Mによる遠隔ON/OFF操作は、相性の良い家電とそうでないものがあります。

スタンド照明やフロアライトなど、アナログスイッチで操作する間接照明などとは相性が良い一方・・・
テレビ、エアコン、扇風機、サーキュレーターなど、パネル式や押すタイプのボタン操作、リモコン操作による家電の場合、遠隔でOFFはできても、ONはできません。

ニノ

遠隔操作可能といういかにもスマートプラグっぽい使い方をしたい場合、間接照明など、限られた家電に実質限定されてしまいます・・・

なので、個人的にオススメしたいのは、使用する家電ごとにTapo P110Mを活用する用途を割り切って設置する方法です。

用途使用する家電機器
遠隔ON/OFF操作用間接照明、スタンド照明など
切り忘れの多い家電の電源OFF特化用テレビ、サーキュレーター、扇風機など
電力量モニタリング用エアコン、テレビ、ヒーターなど
Tapo P110Mの用途と家電機器

例えば、こんな感じの用途と家電機器に分けることで、Tapo P110Mが持つ特徴的な機能を上手く活用することができるかと思います。

スマートプラグ特有の遠隔ON/OFF操作は、実質的に使用できる家電が限られる

まとめ

電力量モニタリングができるスマートWi-Fiプラグ
電力量モニタリングができるスマートWi-Fiプラグ

Tapo P110Mは従来のスマートプラグ同様に、アプリによる遠隔ON/OFF操作やスケジュール設定ができることに加え、Matter対応や電力量モニタリングなど、機能性豊富なスマートWi-Fiプラグであるという評価です。

加えて、1個あたりの単価が安く、導入コストを抑えられるため、これからスマートホーム化を始めたいという人にも、まずはコレ!という感じでおすすめのIoT機器だと思います。

Tapo P110Mは以下のような人にオススメです!

スマートWi-Fiプラグ「Tapo P110M」がオススメな人
  • 照明機器をスマホで遠隔コントロールしたい人
  • 他社スマートホーム機器と合わせて活用したい人
  • ついつい消し忘れがちな家電機器をスケジュール設定で自動OFFしたい人
  • 節電のために、使用電力量や目安の電気料金を確認したい人

上記オススメポイントに1つでも当てはまるという方は、ぜひチェックしてみてください!

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