本記事では、人気iPhoneアクセサリーブランドのTORRASから新たに登場した「UPRO Ostand Spin」をレビューしていきます。
同じく、外観が似ている「UPRO Ostand R」との違いについても比較検証を行い、どちらのケースが推しか…個人的な総括としてまとめました。
- TORRAS UPRO Ostand Spinの評価まとめ・オススメ度合い
- TORRAS UPRO Ostand Spinの主な特徴・スペック
- TORRAS UPRO Ostand Spinを実際に使ってみて分かったこと(メリット・デメリット)
- 「UPRO Ostand Spin」と「UPRO Ostand R」の違い・比較
- TORRAS UPRO Ostand Spinがおすすめな場面・おすすめな人
【結論】UPRO Ostand Spinの評価、口コミ的レビュー、おすすめ度まとめ
UPRO Ostand Spinを実際に使ってみて分かった使用感、メリット・デメリットを含め、以下結論としてまとめています。ほぼ満点評価です…!!
機能性
ゼンマイ式で90度ごとに回るOリング搭載で、スタンド・スマホリングの使いやすさ抜群
をスタンド利用する場合、タテ置きで垂直90度に立てられる。ヨコ置きもかなり自由な角度調整可能
スマホリングとしても使え、iPhone片手持ちの操作性向上
米軍規格の厳格な認証も取得済みの耐衝撃性・保護力
デザイン
シンプルなブラック/クリアの2色展開、見た目スッキリでオシャレ
使い勝手
iPhoneスタンド機能が特に秀逸。タテ・ヨコ設置どちらもかなり自由な角度調整ができる利便性はもはや便利すぎて手放せない機能
スマホリング機能もタテヨコ共にグリップ感がハンパなく向上。タテ持ちフリック入力、ヨコ持ち動画撮影でも超安定
。吸着力も申し分なし
い・オシャレ!!
価格
ケース単体では割引適用後で1個約6,000円強と一見コスト高であるが、機能性を考慮すると十分に価格はペイできるパフォーマンス力有り
【総合評価】
これまでもTORRASのOリング系ケースを使用してきた身としては、個人的には「史上最強の神ケース降臨したのでは…」と感じるほど、郡を抜く抜群の評価をしておきたい。
スタンド機能、MagSafe対応、保護性能、見た目のカッコ良さ、iPhoneケースに求めたい全てが揃っている唯一無二のケース。
TORRAS UPRO Ostand Spinの良かったこと(メリット)
ゼンマイ式の背面スタンドが超優秀!タテヨコ共に自由な角度調整可
UPRO Ostand Spinという製品名にもあるように、背面のOリング部分がゼンマイのようにカチカチと回転します。
90°回るごとにカチカチと心地良い音がするので、無駄に回したくなります…触ってみたら絶対わかるコレ。
このゼンマイ式に根本が回るリング部分が前作からの大きな進化ポイントの効果で、ユーザーの好みにあったスタンド角度に調整できたり、スマホリングも好みの角度にカスタマイズ可能です。
こんな感じでタテ置き・ヨコ置きともに、浅めの角度から深めの角度まで、割と自由な角度で、Oリングを開くだけで設置できます。
どっちが良い!?「UPRO Ostand R」と「UPRO Ostand Spin」の角度比較
ここで、兄弟分のTORRAS製ケースとして存在する「UPRO Ostand R」と今回レビューしている「UPRO Ostand Spin」のスタンド角度を比較してみます。
「UPRO Ostand R」はOリングがそのままの位置でくるくると360°回転するのに対し、「UPRO Ostand Spin」はOリングの根本がカチカチと90°ずつ360°回転する、という違いがあります。
タテ置きスタンドの比較から。
タテ置きの垂直方向設置では大きな角度差が出た一方で、設置面と平行に近いタテ置きではそれほど大きな差はないです。
この両者の比較で特に注目したいのは、タテ置きスタンドの垂直方向設置の時です。(左画像)
Ostand Spinはタテ置きで完全垂直90度方向に直立させられます!!
しかも画像では分かりづらいですが、この90°直立状態で、Oリング部分の支えがかなり効いているので、不意に倒れてしまうような心配もないかと。
この90°垂直直立できるスタンド搭載ケースはかなり稀な存在で、例えばタテ持ちで撮影するtiktok用とかInstagram用動画なんかには、かなり使える場面があるのでは・・・と思います。
どこかの台にタテ置き設置して撮影する際、一般的なケース搭載スタンドでありがちな、カメラが下方向に向いて画角が微妙になる問題を解決!
一方で、ヨコ方向のスタンド角度比較はこんな感じ。
ヨコ置きスタンドの場合は、垂直方向はどちらのケース共に90°直立はなんとかいける感じです。
設置面と平行に置く場合は、そこまで大差はないものの、若干UPRO Ostand Spinの方がさらに角度を寝かせられる結果になりました。
これらタテヨコ設置のスタンド角度比較から、今回新作の「UPRO Ostand Spin」の方が、前作の「UPRO Ostand R」に比べて、より自由で実用的な角度に調整できることがお分かりいただけたかと思います。
スタンドの角度調整機能では「UPRO Ostand Spin」に大きく軍配です!!
90度回転でOリング微調整→スマホグリップ感が向上
UPRO Ostand Spinは90度ごとにカチカチと回転するOリング構造。
上画像で分かるように、タテ持ちする時は90度回転させた状態で回転軸付近に中指薬指の2本を持ってくると、指先がちょうど良くひっかかります。
この指先2本の引っかかりにより、大画面iPhoneのタテ持ち片手フリック入力時でも抜群の安定感が生まれます!
ヨコ持ちするときは、ゼンマイを180度回転させ、収納時とは反対方向に開きます。
UPRO Ostand Rとは違い、ヒンジ部分ごと180度反対側へいくので、Oリングがより外側に開くことから、上画像のようにヨコ持ち動画撮影するときも最強に便利。
タテ持ちの時同様、中指薬指の2本がOリングの回転軸付近に引っかかるため、片手ヨコ持ちでも超安定します。
これでもうスマホを落とすことはないですね。ブレの少ない動画が撮れますよ!
僕自身、ヨコ持ち動画撮影することが多いので、このヨコ持ちスマホグリップは相当重宝しています!
MagSafeの吸着力は「超」がつくほど抜群
UPRO Ostand Spinの背面側には、Halbach(ハルバッハ)配列と呼ばれる永久磁石を内蔵したOリングを搭載。
これによりApple純正のMagSafeケースよりも、さらに強力なMagSafe吸着を実現しています。
実際に、MagSafe充電スタンドや、カーマウントにMagSafe接続しても、全く落ちる気配なし。スペック通り、MagSafe吸着力は超強力だと思います。
車で走行中は多少の振動が生じるため、ケースによってはMagSafe設置したカーマウントから落下してしまうモノもあるんですが…
UPRO Ostand Spinではそんな心配無用です。
装着時の外観が単純にカッコ良い・おしゃれ
iPhoneケースの機能性はもちろんですが、単純な見た目の良さも忘れてはならないポイント。
今回レビューしている「UPRO Ostand Spin」のブラックモデルは、全体的に黒カラーで統一されたミニマルなデザイン。かつマットな質感でまとまっています。あぁカッコ良い…
しっかり周囲を保護するケースながら全体的にケース自体の主張は少なめ。
iPhoneのデザインとうまく調和して馴染んでくれるので、オシャレ。改めてカッコ良きですコレ。
ブラックカラーではかなりまとまりが良く仕上がると思うので、ブラックギア好きの人にはかなりオススメです。
装着後間もないぱっと見の印象も、毎日使っている見慣れた印象も、どちらも◎です!!
機能性あるOリングは、ケース断面にスッポリと収まる設計なので、ケース表面に突出していることも無し。
スッキリしたデザインで、この辺も好印象なポイントです。
思ったほど気にならない重量感・装着感
ケースを付けた時の重量感や装着感について。こんな便利なOリング搭載しているとなると、使用前の印象では重そうなイメージが拭えませんでした…
iPhone 15 Pro Max用の場合、重量実測値でケース単体は約52gという数値。
これは決して軽いというわけではないですが、そこまで重量級のケースという訳でもないというのが個人的見解。
むしろここまでの機能性をゼンマイ式Oリングに全て詰め込みながら、この重量感に収めているのは素晴らしい。
iPhone 15 Pro MaxにUPRO Ostand Spinをセットしても約286gです。思ったほど気にならない重量感かと思います。
ケース装着による着ぶくれも気にならない程度。片手持ちでもサイドボタンが押しやすいです。
TORRAS UPRO Ostand Spinの気になるところ(デメリット)
iPhoneケースとしてはちょっと価格高め
2週間ほど毎日使っているところ、使い勝手的な部分でコレと言って気になる部分は全くなし。上記メリットのとおり、使い応えたっぷりなケースです、はい。
唯一、UPRO Ostand Spinで気になるのは、製品価格くらいかと・・・
Amazonでは記事執筆時点で約7,300円ほど。
これに割引クーポン1,000円を適用して、6,300円くらいが実売価格って感じです。
まぁiPhoneケースの市場を考えれば、この価格設定は高級なカテゴリーに属してしまうんでしょうねコレ。
フレキシブルな角度調整でタテヨコ共に使いやすい抜群のスタンド機能とか、グリップ感良きスマホリング機能とか、MagSafe機能とか、保護力とか、デザインとか・・・
これらがオールインワンで揃ってること考えると、導入時のコスト高を十分にペイ出来るほどパフォーマンスを発揮してくれる、というのが個人的な結論です。
Ostand Spinはボタンカスタマイズに非対応(Ostand Rは対応)
その他、「UPRO Ostand R」と「UPRO Ostand Spin」の違いで特記しておきたいこととして、大きなポイントではないですが、サイドボタンのカスタマイズ対応が異なります。
「UPRO Ostand R」では2色のカラーボタンが付属し、ボタン部分だけ個性的なカスタマイズが可能ですが、「UPRO Ostand Spin」はデフォルトのボタンそのままで変えられません。
ボタンカスタマイズを時々したい、というのであれば、選択肢は「UPRO Ostand R」に絞られるかと思います。
個人的にはケースもボタンも含め、「黒」で統一されている方が好みなので、「UPRO Ostand Spin」で満足してます…!!
iPhoneより薄い超軽量モバイルバッテリーMini Magが相性抜群!
UPRO Ostand Spinとぜひ一緒に使いたいのが、同じくTORRASよりリリースされているモバイルバッテリー「Mini Mag」
バッテリー容量は5000mAhというライト級スペックのモバイルバッテリーで、MagSafe充電に対応しています。
特に注目したいのはiPhoneよりも薄いサイズで、重量111g、厚さは0.8cmの超コンパクト筐体であること。
こんな感じで、UPRO Ostand Spinを装着した上からでも、Mini Magによる充電は手軽かつ簡単で、背面にワイヤレスでMagSafe接続するだけです。ほんのコレだけ。
容量がライトな点と、本体サイズが極小サイズであることから、普段から予備用のバッテリーして1台はもっておいて損はない1台かと思います。
まとめ:「UPRO Ostand R」と「UPRO Ostand Spin」で選ぶならコレ
今回は、ゼンマイ式に背面リングが回転するiPhoneケース「UPRO Ostand Spin」について、前作の「UPRO Ostand R」との機能比較も含め、レビューにまとめてきました。
その上で、「UPRO Ostand R」と「UPRO Ostand Spin」のどちらかを選ぶとすれば…
個人的には新作の「UPRO Ostand Spin」が推しですかね。
二択の中から「UPRO Ostand Spin」を選んだ理由としては、
- タテ置きスタンドで90度設置できる
- その他、スタンド設置の角度調整がかなり自由自在
- タテ持ち・ヨコ持ちの片手グリップ感が相当向上
という感じです。
iPhoneケースをUPRO Ostand RからUPRO Ostand Spinに乗り換えたことで、体感値で2倍以上便利になったと感じています!
最後に、TORRAS UPRO Ostand Spinがオススメなユーザーをまとめました!
これに一つでも当てはまる方は、ピッタリだと思うのでぜひチェックしてみてください。
また、薄型のMagSafe充電対応モバイルバッテリー「Mini Mag」も便利なので、気になる方は合わせてチェックどぞ!
- iPhoneケース装着してタテヨコ角度調節自在なスマホスタンド機能を使いたい人
- スタンド機能を活用してタテ撮り動画を撮りたい人
- ヨコ持ち写真・動画撮影で手持ちグリップ感を安定させたい人
- タテ持ちのフリック入力時などのグリップ感を向上させたい人
- MagSafe充電対応のケースを探している人
- iPhoneケースのデザインにもこだわりたい人
- これなら間違いないってブランドのケースを探している人
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