USB充電による機器が増えてくると、どうしてもコンセント周りが煩雑になりがち。
従来使われている「USB Type-A」に加えて、近年では「USB Type-C(USB-C)」規格を採用した製品が増加している結果、2種類のUSB端子規格が混在してしまい、アダプターの使い分けも何かと大変です。
そんなUSB規格が混在している今を解決してくれるアダプターがTUNEWEARより登場!
USB-Cを2ポート、USB-Aを1ポートで計3ポート搭載した超コンパクトなアダプター「TUNEMAX 66W GaN」です。
現在、GREEN FUNDINGにて絶賛クラウドファンディング実施中の同製品を先行してお借りすることができたのでレビューします!
USB Type-A/Type-Cを計3ポート搭載する高出力アダプター
今回レビューする「TUNEMAX 66W GaN」の特徴及び主な仕様から。
- USB Type-A×1、Type-C×2で合計3ポート搭載
- 最大出力:USB-A→36W、USB-C→65W
- 本体サイズは66Wクラスアダプターで世界最小クラス
- GaN(窒化ガリウム半導体)採用により本体サイズの小型化と電力効率化を実現
- 接続デバイスごとに最適な電力を供給するスマート管理機能
- 国内でも安心して使える「PSE」認証
サイズ | 53×53×30 mm |
重量 | 114g |
入力電圧 | 100-240V |
搭載ポート | USB-A×1、USB-C×2 |
最大出力 | USB-C:65W(Power Delivery3.0対応) USB-A 36W(Quick Charge 3.0対応) |
手のひらに簡単におさまる極小サイズのアダプター本体ながら、USB-Aを1ポートとUSB-Cを2ポートも搭載していることが、このアダプター最大の強み。
USB-Aのみ複数、USB-Cのみ、といったアダプターはいくらでもありますが、USB-AとUSB-Cの両方に対応し、さらにUSB-Cは2ポート搭載しているアダプターは、他を探してもなかなか見つかりません。
USB-Cに対応したスマートフォンに加え、USB-Cを使うラップトップやタブレットなど、モバイルデバイスを複数かかえるユーザーにとっては、たった1つのアダプターでこれら複数端末を同時充電できることは、充電の時間効率を実現し、充電アクセサリー周りもスマート化に大きく寄与します。
さらに、「TUNEMAX 66W GaN」は日本国内仕様の「PSE」認証を取得している製品。
正直、他社類似品の格安アダプターでは、法的にグレーな製品があったりするのも事実です。
このように、国内で販売する製品として、しっかりと電気用品安全法に適合した規格を取得していることは、ユーザーの大きな安心感じるに繋がりますね。
身の周りのガジェットを色々充電してみた
というわけで早速色々充電してみることに。
まずは、iPhone 11 Proから。
iPhone 11 Proを1台充電
また、充電ケーブルには「TUNEMAX 66W GaN」と一緒にクラファン実施されている付属品の「TUNEWEAR TUNEWIRE C-L」を使います。
最大29WでMFi認証を取得し、ナイロンファイバー被覆を採用した耐久性の高いUSB-C-Lightningケーブルです。
USB-Cポートで電流計を使って測定したところ、以下のような結果に。
1台充電 (iPhone 11 Proのみ,USB-Cポート) |
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電圧 | 9.02 V |
電流 | 1.51 A |
電力 | 13.6 W |
iPhoneの急速充電方法でも紹介しているようなUSB-CポートとUSB-C – Lightningケーブルを活かした高出力充電ができています。
13.6Wという出力は、iPhoneの急速充電最大理論値18Wにかなり近い数値で、効率良いスピーディーな充電と評価して良いでしょう。
MacBook Proを1台充電
続いて、僕が使っている15インチMacBook Pro 2019を充電することに。
測定結果はこんな感じ。
1台充電 (15インチMacBook Pro 2019のみ,USB-Cポート) |
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電圧 | 19.9 V |
電流 | 2.89 A |
電力 | 57.5 W |
15インチMacBook Pro 2019の純正アダプターは87W出力。
そのため充電出力的には少しもの足りない結果ではありますが、充電自体は問題なくできます。
もっとも、「TUNEMAX 66W GaN」のUSB-Cポート最大出力が65Wなので、57.5Wという測定値は最大出力に限りなく近い値が出ていることが分かります。
1ポート使用なら、高出力が必要とされるMacBook Proでも何とか充電できそうです。30W出力のMacBook Airなどなら、全く問題ないですね。
MacBook Pro、Apple Watch、iPhoneを3つ同時に充電
続いては、「TUNEMAX 66W GaN」の3ポート搭載という特徴を活かすべく、僕が日々使っている「15インチMacBook Pro 2019」「iPhone 11 Pro」「Apple Watch Series 5」の3台を全て充電してみます。
こちらはiPhone。
USB-C端子に、先ほどのTUNEWIRE(USB-C – Lightningケーブル)を使って充電しています。
もう1つのUSB-Cポートに、USB-Cケーブルを使って15インチMacBook Proを接続。
USB-AにApple Watch Series 5の充電ケーブルを使用しました。
3台同時充電 (15インチMacBook Pro 2019,USB-Cポート/ iPhone 11 Pro,USB-Cポート/ Apple Watch Series 5,USB-Aポート) |
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USB-C/ 15インチMacBook Pro 2019 |
電圧 | 19.9 V |
電流 | 0.92 A | |
電力 | 18.3 W | |
USB-C/ iPhone 11 Pro |
電圧 | 9.02 V |
電流 | 1.19 A | |
電力 | 10.7 W |
測定結果は以下のとおり。
(USB-AのApple Watchは測定せず)
66Wの最大出力合計値を3つの機器で分け合い、機器ごとの最適出力にスマート管理されている状況という前提がありますが、15インチMacBook Proは18.3W、iPhone 11 Proは10.7Wという結果です。
USB-Aの測定器がないため、Apple Watchの電流値は測れませんでしたが、感覚として通常と同じような速度で充電が回復していました。
iPhone 11 Proの充電出力としては特に問題なく、むしろ通常よりもスピーディーな高速充電できる値です。
MacBook Proは18.3W出力であるため、効率良い充電とはなりませんでした。まぁコレばかりは標準でも87W出力での充電が必要なので仕方ありません。
もう少し出力の小さいMacBook AirやMacBook、iPad Pro等の充電なら3台充電でも全く問題なくイケるでしょう!
複数のモバイル機器を高効率で同時充電可能、自宅でも外出先でも大活躍なアダプター
まぁ、測定値うんぬんはさておいて、とにかく「TUNEMAX 66W GaN」のアダプター1台で身の周りで使っているモバイル機器3台を同時に効率良く充電できるということに本当に感動します。
コレすんごいアダプターです!
そして、出力性能はもちろん、コンセント周りのスマート化にも抜群の効果!
2口しかない壁コンセントでありがちな”コンセント取合いバトル”が勃発してもOK。
USB-C機器もUSB-A機器もこんな感じで見た目スッキリ化で充電できます。
今回「TUNEMAX 66W GaN」を使ってみて、このアダプターをオススメしたいパターンを僕なりに考えてみました。
- MacBook・iPhone・Apple Watchなど・・・スマホ・タブレット等のモバイル端末を複数持っている人
- それら複数の機器を自宅でも外出先でもまとめて充電したい人
- コンセント周りをスッキリさせたい人
- 1つのコンセントで家族みんなの端末をスマートに充電したい人
- 少しでも急速で充電したい人
- 安心できるブランドのモバイルなアダプターを探している人
どうでしょう!? これはもう大体の人が当てはまるんじゃないでしょうか?笑
「TUNEMAX 66W GaN」は2020年9月30日までGREEN FUNDINGにてクラウドファンディング実施されています。
本記事公開時点で、すでに700人以上が支援を行い、目標達成率も1409%と十分人気のある案件です。
割引率が高い支援プランもまだ残っているので、気になる方は早めにチェックしてみてください!