こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ(@fatherlog)です。
2022年9月のAppleイベントにて、恒例のナンバリングを増やしたApple Watch Series 8が発表後、突如、One more thing…的に発表された「Apple Watch Ultra」。
公式プロモーションでは、「冒険家」「プロアスリート」「ダイバー」など、より一層過酷な環境下での使用を想定した設計を前面にプッシュしています。
常に自宅近辺1km以内で生活している至ってパンピーな僕には全く無縁なスペックですが…
この冒険心溢れるゴツゴツにカッコ良き「Apple Watch Ultra」を思い切って購入しました!
本記事では、「冒険」の対岸にいる普通の大人が、プロユースの「Apple Watch Ultra」を1年間使ってみて実際に感じたことをアレコレまとめています。
スペック詳細というよりは…Apple Watch Ultraを毎日装着して思った直感的な事を中心にまとめています。
結論は、「購入の後悔は全く無く、むしろ日々のApple Watch生活が格段に快適になった!!」という評価です!
冒険アドベンチャー的な用途でなくとも、普段ユースでApple Watch Ultraを使うメリットはかなりありますよ!!
- 存在感ある49mmチタニウムケースがカッコ良い
- 2日以上充電せずに使える驚異のバッテリー持ち
- 日々の運動モチベーションアップ、積極的にワークアウトに取り組むように
- 明るい大画面スペックで場所を問わず視認性が高い
- 大画面で指先の操作性が高く、ストレスフリー
- アクションボタンが地味に便利
- 音声通話時のスピーカー声出力が大きく会話がしやすい
- ブラック系カラーがラインナップに無い
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Apple Watch Ultraを購入した理由
モノを買う時に考慮することは「デザイン(見た目)・性能・価格」の3要素が主な検討項目かと。
2022年9月、Apple Watch Ultraのイベント発表を見るやいなや、「デザイン(見た目)」と「性能」の抜群さに即惚れ込んでしまい、購入の決意が固まるまではそう時間がかからなかった…と記憶しています。
判断力低下してる深夜2時にあんなインパクトある形でカッコ良いモノ見せられたら、そりゃもうヤバいですよ…
特に、個人的な好みとして、モバイルデバイスには常に大画面的な要素を求める傾向にあります。
iPhoneも大画面シリーズが初めて発売されたiPhone 6 Plus以降、ずっとPlusやMaxシリーズを使い続けてきた身。
Apple Watch Ultraも、49mmというApple Watchシリーズ最大のディスプレイサイズと聞いて放っておく訳にはいきませんでした。
単純に画面デカい腕時計ってカッコ良いじゃないですか。そんなシンプルな理由。
これまでのApple Watchディスプレイの丸味を帯びたデザインとは異なり、エッジの効いたフラット形状なディスプレイもまた、カッコ良きガジェットを求める僕の心に火をつけた感じです。
Apple Watch Ultraを1年間使って分かったこと(メリット・デメリット)
大きな盤面のチタニウムケース。カッコ良き抜群の存在感。
Apple Watch Ultraを最初開封した感じた第1印象。見た目の主張が超強めです。
俺を見てくれや、と言わんばかりのめちゃ強そうなイメージ。
これまでのApple Watchデザインは、金属感もあり、丸味を帯びたスタイリッシュ感もあり、どちらかといえば、洗練されたオシャレ的ウェアラブルデバイスというような印象の方が強かったかと。
Apple Watch Ultraの49mmの超ビックフェイスかつ、フラット形状のエッジが効いたディスプレイは、ガツガツとこちらを攻めてくるような…
非常に強い”角”の効いた強靱な印象をユーザーの目に焼き付けてくれます。
ケースを構成するチタニウム素材も、見た目のカッコ良さを相乗効果で押し上げてくれるんですね、コレ。
49mmケースのApple Watch Ultraと45mmケースのApple Watch Series 7を並べるとこんな感じ。やっぱUltraカッコイイ。
画像で見ると、若干Apple Watch Ultraの方が一回り大きいかなというサイズ感ですが、これ手元で見ると想像以上にデカく感じます。
ディスプレイ四隅の丸味帯びた従来デザインも、Apple Watch Ultraではフラット形状な盤面に変わり、良い意味でゴツさに拍車をかけてますね。
抜群の存在感があって、カッコイイ・・・いやカッコ良すぎるので、僕みたいにゴツいApple Watchが欲しい人はもうコレ一択かと。
2日間充電なしでも動く最強のバッテリー持ち。充電忘れがちな人も安心
Apple Watchあるある、翌朝充電忘れてて使い物にならんヤツ…
そんなストレスからは解放されます。そうApple Watch Ultraなら。
あまりの電池持ちの良さにApple Watch Ultraのバッテリー持ち検証レビューをした事があるんですけど、その時は通常モードで43時間(約2日間)、低電力モードの活用で78時間(約3日間)の間、充電が持ちました。すごすぎる…
ただ低電力モードだと色々と便利なApple Watch機能が制限されるため、日々の機器運用的には余りオススメはできません。
とはいえ、通常モードでもほぼほぼ2日間はバッテリーが充電せずに持つという、驚異的なスタミナ能力を持っている点は大きなメリット。
Apple Watch Ultraの毎日の充電ルーティンを忘れてしまっても1日までなら全然OKです。
運動モチベーションが上がり、ワークアウトが日課に
このポイントもぜひ紹介しておきたいこと。Apple Watch Ultraのゴッツさからくる所有欲は、僕自身の運動モチベーションの上昇にも繋がりました。
抜群の格好良さを感じているApple Watch Ultraを腕に装着している状態だと不思議と気分がめちゃ上がるんですよね。
Apple Watch Ultraを装着して左腕決めたら、さぁランニング行くぞ!!…みたいな。そんなワークアウトへの強い気持ちをかき立ててくれる相棒です。
アラフォーの身としては健康向上に繋がるきっかけとして、コレは良い買い物をしたと思っています。
明るい大画面で屋外での視認性良き
Apple Watch Ultraの最大画面輝度は2,000ニト。
屋外の日差しが強い場合、その日差しの明るさに勝てるような輝度がないと、ディスプレイが見にくくなってしまいがちですが、2,000ニトを持つApple Watch Ultraなら超余裕。
無印のiPhone 14やiPhone 13で最大1,200ニトなので、せめてこの辺が日差し強い屋外でのディスプレイ見やすさボーダーってところでしょうか。
屋外ワークアウトするとき、ふとApple Watch Ultraを装着している腕に目を配ると、いつでもパッと見やすい画面が表示されているので、コレはめちゃ快適。
大画面は正義。操作性も抜群。
大画面モデルのメリットは視認性と操作性が向上すること。
日々持ち歩いて何度も使うデバイスの見やすさ・操作のしやすさって結構重要かと。
特に便利と感じているのは、watch OS 9から採用されたApple Watchでのフリックキーボード入力。
Apple Watchのフリックキーボードは、LINEやメッセージアプリ等、iPhoneを出さずに手元で返信できるので、使用頻度は相当高め!!
iPhone画面よりも遙かに小さいApple Watchの盤面上でフリック入力するのは、それなりに慣れやコツがいる操作ですが、物理的に考えて41mmケースよりも45mmケースよりも、49mmケースの方が操作しやすいのは当たり前。
ここはApple Watch Ultraが持つディスプレイのデカさを存分に発揮してくれる重要ポイントです。
ワークアウトする人なら使えるアクションボタン
通常のApple Watchシリーズにはなく、Apple Watch Ultraにのみ搭載されている大きなオレンジ色のアクションボタン。
初見では、この派手なカラーが個人的に少し物議を醸していましたけど、慣れてくるワンポイントカラーとして結構映えて良い感じ。
このアクションボタンには、ワンプッシュで即開始できるアクション(ショートカット)の設定が可能。
僕のApple Watch Ultraでは、アクションボタンを1回押すと、ワークアウトのウォーキングを開始、アクションボタンとサイドボタンの同時押しで一時停止できるよう設定しています。
ただし、他の設定メニュー見ると、ストップウォッチやフラッシュライトといった限定的なメニューで日常生活でのショートカット操作としては弱めかも。
とはいえ、ワークアウト系のワンタップ可能なショートカットとしてはかなり便利に使えると思います。
音声通話の音質良き。Apple Watch Ultraでも問題のない会話が可能
Apple Watch Ultraにはデュアルスピーカーが搭載され、マイクにも指向性を持つ3マイクアレイを搭載されています。
この効果により、音声通話品質は従来のApple Watchに比べて劇的に向上。
音声通話がかかってくると、iPhoneをポケットやカバンから取り出すより、手元のApple Watchで出た方が便利なので、日地上生活では割と頻繁にApple Watch音声通話を利用しています。
以前のApple Watchに比べて、Apple Watch Ultraを使った音声通話は本当に音質がGood。相手の声が聞きやすいです。
そして、電話相手の妻にも確認したところ、こちらの声もしっかりと聞こえやすい音声で届いているとの事。
Apple Watch Ultraでの高品質な音声通話応答は日々かなり使える機能です!!
オーシャンバンド、トレイルループ、アルパインループの装着感はどうなの!?
Apple Watch Ultraで新たに登場したオーシャンバンド、トレイルループ、アルパインループという3つの純正バンド。
それぞれの直管的な装着感はこんな感じ。
・オーシャンバンド→密着感は抜群。濡れると吸い付きが凄い。デスクワークだとMacBookの筐体に留め具が当たる。
・トレイルループ→軽い装着感。サイズ調整しやすい。マジックテープで経年劣化は激しめ。
・アルパインループ→さらっとしっかりした装着感。絶対外れない。デスクワークだとMacBookの筐体に留め具が当たる。
僕は購入当初、なるべくブラック系の落ち着いたカラーのバンドが欲しかったので、オーシャンバンドを選択。
水に濡れるとすごい勢いで腕に吸い付いくるような装着感です。
ただ、ダイビングや水泳をしない僕にとっては不調和。
毎日の手洗いで吸い付いてくるような装着感と、MacBook Proで作業するときに留め具の金属がカチャカチャ筐体にあたるんですよね。
アルパインループもApple Storeで試して同じようなカチャカチャ感がありました。これは結構気になる感じ。
過酷なアクティビティを想定したバンドなのでそりゃそうなんですが…
この辺は使用用途や好み問題ですが、日常生活で使うApple Watch Ultraの純正バンドなら、軽快でストレスフリーな装着感のトレイルループ一択かなぁ、という感じです。
ただし、トレイルループはマジックテープによる固定方式なので、ほつれの経年劣化は激しめ。汚れも付着しやすいので、定期的なバンド清掃が必要になります。
どの純正バンドも一長一短。
装着感・耐久力・メンテナンス・デザインなど、どの要素を大事にするかで判断すると良いかも…
Apple Watch Ultraを裸で1年間使った傷・汚れの状態
耐久性の高いチタニウムケースで構成されるApple Watch Ultra。
1年間裸で使ってきた傷や汚れの状態は、全体的にかなりキレイな状態を保っているという印象です。
常に肌が接触するApple Watch Ultraの裏面もキズ1つなく綺麗。
ディスプレイもサファイアガラス採用なので、こちらもキズ1つありません。フィルム貼り付けは一切してません。
1年間Apple Watch Ultraを使って唯一キズが付いてしまったのは、フラット形状ディスプレイの筐体枠のエッジ部分。
よく見ると、かすり傷のようなものが付いてしまっています。
とはいえ、1年間裸で使用してたったコレだけの傷しか付かなかったというのは、Apple Watch Ultraの耐久性の高さを物語っていると思います!
Apple Watch Ultraレビューまとめ:しばらく慣れると離れられなくなる、果てしない便利さ
過酷な環境に全く疎遠な僕ですが、1年間Apple Watch Ultraと共に過ごしてきた結果、もう通常のApple Watchシリーズには戻れないほど、このApple Watch Ultraの便利さに取り憑かれてしまいました。
特に便利と感じたポイントを絞るとこんな感じ。
・見た目の格好良さ
・バッテリー持ち最強
・電池見やすい・操作しやすい大画面
・品質良き音声通話
この全ての要素が、日常生活のモチベーションを最大限に引き上げてくれています!
唯一気になる点を上げるとすれば、カラー選択がシルバー系カラーのチタニウムケース一択なので、Apple Watch Editionのようなブラックカラーのチタニウムケースを今後ラインナップに追加してほしいのが願望です。
第2世代となる2023年9月発表の「Apple Watch Ultra 2」でも黒系カラーは追加されませんでした…残念!!!!
過酷な環境とは無縁な人でも「強いApple Watchが欲しい!」という人への最適解だと思うので、気になる人はぜひチェックしてみてください!!
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