ウェアラブルカメラってここまで進歩したのかぁ!
どうも、NINO(@fatherlog)です。
スポーツシーンでいつかは撮ってみたいなぁと思う「ウェアラブルカメラ」。
業界では「Go Pro」シリーズが有名ですが、高機能かつ●万円するような高級カメラには中々手が出しづらいですよね。
今回レビューするウェアラブルカメラ「MUSON MC2」は、手の平にのるポケットサイズで4K動画撮影機能を備えながら、価格は1万円以下で手に入るという優れもの! SoucdPEATS社より提供いただきました。
早速レビューします。
入門機としては十分すぎる機能なアクションカメラ
マリンスポーツ・サイクリング・スキー・スノーボードなど、その場でしか味わえない景色ってありますよね。
海の中の神秘的な様子や、スノボーで雪山を下りる景色の壮大さなど、感動する景色に一度は出会ったことがあるはず。
「感動するダイナミックな映像をそのまま撮影して残しておきたい!」
そんな時に役立ってくれる便利なアイテムが「アクションカメラ」です。
MUSON製「MC2」は、手のひらに”ちょん”っと載るコンパクトサイズ。
4KのウルトラHD動画が撮影可能な上、価格は1万円以下で手に入るという、何ともコスパ高いカメラなんです。
以前、紹介しているMUSONアクションカメラの後継機になります。
主な仕様
MC2の主な仕様は以下のとおり。
製品名 | MUSON「MC2」 |
解像度 | 1080p/720p/4K/2.7K |
広角レンズ | 170° |
Wi-Fi | 802.11b/g/n |
LCD | 2インチ |
カード | micro SDHC(付属無) |
バッテリー容量 | 900mAh(90分) |
入力/出力 | microUSB/HDMI |
サイズ | 59.3×24.6×41.1mm |
保証期間 | 12ヶ月 |
カメラ本体には、防水ケースが付属していて30m防水対応。濡れることが懸念される場所でも問題なく使えます。マリンスポーツやスノーボードなど、アウトドアでの使用にはピッタリですね。
さらに後ほど紹介しますが、付属品は多数あります。
ヘルメットに装着するアダプター、自転車のハンドル等パイプに接続するアダプター、車のフロントガラスに設置するアダプターなど設置場所を選ばないので、様々なシーンで使えます。
ただし、録画記録用に使用するmicroSDHCは付属されていません。別途購入する必要があるんですね。
さらに使用できるmicroSDHCは16GBから32GBまでとなっていて、スムーズな書き込み速度を考慮すると、Class10以上のmicroSDHCが推奨されています。
MUSON MC2の外観をチェック
本体パッケージはこんな感じ。
箱を開けると、専用の収納ケースが入っています。
ナイロン製素材で中は、スポンジクッションになっているので、ちょっとした耐衝撃性はあると思います。
専用ケースを開けると、まずビックリするのが付属品の多さ。
様々な場所に設置できるようにアタッチメントやアダプターの種類がかなり多いです。
正直どうやって使うか判断つかないくらいあります。
- スポーツカメラ本体
- 防水ケース
- 収納ケース
- ハンドルパイプマウント
- クイックリリースバックル
- 延長アーム
- 延長アーム2
- 延長アーム3
- カメラマウントアダプター
- ネイキッドフレーム
- フレーム用クリップアダプター
- ヘルメット固定
- サポートベルト
- バッテリー
- クリーニングクロス
- 結束バンド
- マイクスリット付バックドア
- USBケーブル
- バッテリー充電器
実は、ここがMC2のメリットでもありデメリットでもあるんですが、色々な場所に付けられるようにアタッチメントがかなり多く入っているのですが、使い方がよくわからないという第一印象。
[voice icon=”https://monotive.jp/wp-content/uploads/2017/01/NINO-Trouble.jpg” name=”NINO” type=”l icon_black”]取り付けが難しそう・・・[/voice]
ちなみに、メーカー公表の設置方法一覧はこんな感じ。
もちろん取り扱い説明書にも、このような設置場所に応じたアタッチメントの使い方は書いてあります。
ただ、アダプターや固定用ベルトなど付属品でも似たようなもの何種類かあり、慣れないうちは設置に戸惑うと思います。
カメラは手で持っても重さを感じない程のサイズ。とにかく軽いです。
レンズは広角レンズが採用されています。
170°とかなり広角が効いていて、広い範囲を捉えることができます。
近くで見てみると思いっきりレンズに丸味が効いていますね。
実際に電源ONにしてディスプレイ越しに映像を見てみました。
距離がある対象物は、真っ直ぐと捉えられるのに対して、近くに近接するものは魚眼が効くような画になります。
スノボーで滑りながら雄大な自然の景色を撮れば、絶対キレイにとれますよ、コレ。
本体で撮影した映像は、microSDHCカードを媒体として記録します。
ただし、前述のとおり、対応しているmicroSDHCカードは「16GB〜32GBのみ」かつ「Class10以上が推奨」となっていますのでご注意を。
本体下部から専用の充電バッテリーを入れます。
本体仕様によれば、容量は900mAhで90分間撮影できるとのこと。
付属品に交換用バッテリーがもう1個ついてくるので、最大180分撮影いけます。
アクティビティをする時間を考えると、十分な時間ですね。
ドライブレコーダーとして使ってみた
本当はすぐにでもスノボーにいって撮影してみようと思ったのですが、子育て中の身ということもあり、なかなか行ける機会にも恵まれず・・・。
簡単ではありますが、車のフロントガラスに設置してドライブレコーダーとして使ってみることにしました。
というわけで早速設置。
防水ケースにMC2をセットしたら、フロントガラスにクイックリリースバックルを付けます。
粘着式でよくガラスにくっつきます。剥がすときもそれほど力は要りませんでした。
撮影を開始するときに便利で役立つリモコンも付いています!
ワンタッチ押すだけで、すぐに撮影開始できるこのリモコンなんで、まぁ便利ですわ。
最初、「ペアリングが必要かな!?」と思っていたんですが、専用リモコンみたいで最初からカメラとリンクしてあるようです。
写真撮影モードにしていたとしても、赤い動画撮影ボタンを押すだけで、ビデオ撮影モードに切り替わり、すぐに録画開始してくれます。
リモコンの受信可能範囲は15mと広いので、手の届かない複雑な場所に設置していたとしても、このリモコンがあれば簡単に撮影開始/停止ができるので結構便利。
というわけで撮影した映像がコレです。
周囲音はマイクで拾えるんですけど、「ゴォー」という味気ない音だったので、フリー音源付けてあります。
本当は4K動画を撮影したかったところですが、元々所持していたmicroSDカードとの相性があまり上手くいかなかったせいか、動画画質は「1080p 30fps」しか選択できませんでした。
画質としては1080pでも十分キレイに撮影できています!
[voice icon=”https://monotive.jp/wp-content/uploads/2017/02/NINO-Laugh-Big.jpg” name=”NINO” type=”l icon_black”]晴天の日に雪山で撮ったらきれいなんだろうなぁ。絶景ポイントでのドライブ光景を映像に収めるのも良いですね!![/voice]
ちなみに、アタッチメントを使ってフロントガラスにアクションカメラを設置すると、カメラの上下向きが反対になってしまいます。
あらかじめ、カメラの本体設定から上下反転をしておくことをオススメします。
「SETTINGS>回転する_180」という項目から設定可能です。
まとめ
ウェアラブルカメラってピンからキリまでありますよね。
本格的に撮影したいのであれば、Go Proシリーズ買って、ぶれ軽減用にスタビライザー付ける必要も出てきますが、その分費用がかさみます。
ぼくもそうですが、アクションカメラを使ったことない人からすれば、まずはアクションカメラを手軽に試してみたいという部分が強いと思います。
MC2の価格設定は1万円以下。
まさに入門機としてオススメな1台です!!