こんにちは、ガジェットブログ『MONOTIVE』をお読みいただきありがとうございます。
運営管理人のニノ(@fatherlog)です。
アラミド繊維を使ったオシャレギアでお馴染みのPITAKAより、以下、Apple Watchの新作バンド3点が発売されました。
- カーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」
- Weaving+シリーズ ドリームランド クロマカーボンバンド「モザイク」
- Weaving+シリーズ ドリームランド クロマカーボンバンド「ステアーズ」
いずれも、軽量で高強度なカーボン繊維と、美しい見た目が特徴的なアラミド繊維を組み合わせることで、機能性とデザイン性を兼ね備えたApple Watch専用バンドに仕上がっています。
今回はこの「ラプソディ」「モザイク」「ステアーズ」の3つの新作Apple Watchバンドをまとめてレビューしています。
本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。
PITAKA Apple Watchカーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」
新作紹介1つ目は、カーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」。
こちらは、MONOTIVEでもすでにレビューしたことがある同カーボンファイバーウォッチバンドシリーズの「モダン」「レトロ」に続く新カラー。
従前のカーボンファイバーウォッチバンド「モダン」「レトロ」ではブラックカラーを基調としたギアであったのに対し、新作の「ラプソディ」では、カーボン製素材を軸に落ち着いた彩りを感じさせるアラミド繊維デザインを表面にまとっています。
カーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」の特徴
カーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」の特徴は以下のとおり。
- 軽量で高強度が特徴的な希少性の高い1Kカーボンファイバーを採用
- 浮織「アラミド繊維」デザインで鮮やかに仕上がったバンド表面
- マグネット留め具で簡単装着
- 予備コマ・調整ピン付属で手首に合わせた細かなサイズ調整が可能
- 歴代Apple Watchの全サイズ・モデルに対応
(Apple Watch Series8-1、SE、Ultra)
カーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」の外観・装着感
ここからはカーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」の外観を中心に、実際の装着感などを紹介します。
ラプソディの前面デザインはこんな感じ。
赤・黄・青の3原色と黒グレーの生地が縦横無尽に行き交うような見た目が何とも特徴的です。
こちらは「ラプソディ」の裏面側。
手首と接触する側なので、外観的に露出しない面なのですが、しっかりとPITAKAらしいカッコ良いブラックギアに仕上がってます。めちゃ良き!!
バンドはマグネット式留め具を採用。
ワンタッチでカチッと簡単に脱着できてかなり便利です。
マグネット吸着はかなり強めで、1cmくらい浮かした状態でも、受け側のバンドがマグネット側のバンドに吸着しにくるほど強力です。
この強力な磁力のおかげで、手元装着時に留め具部分が視覚的に裏側にまわり見えない位置にあっても、強力で吸着してくれるので万全。
短時間で簡単に装着できるので、コレ本当に便利です。
こちらは「ラプソディ」の断面。
表面のアラミド繊維の下には、幾重にも重なっているカーボンファイバーの層で構成されています。
1層のアラミド繊維層と15層以上のカーボンファイバー層で構成されるApple Watchバンドです!
そもそも「ラプソディ」という言葉は、日本語の「狂詩曲」を差します。
狂詩曲は音楽ワードなので、一般的にはあまり馴染みがない言葉かもしれませんが・・・実はクラシック音楽が好きな方にはよく馴染みのあるワードなんです。
中でもリストの「ハンガリー狂詩曲」は結構有名です・・・!!!
僕自身、元々クラシック音楽が好きなので簡単に解説しておくと・・・
「ラプソディ=狂詩曲」とは、極めて自由で民族的な音楽を楽曲で表現した作品です。
決まりなどにはとらわれずに自由奔放に表現したい独創的な彩りの世界・・・
このカーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」の見た目からは、そんなアーティスティックな世界感を十分に感じられて本当にオシャレです!!
梱包されているバンドはフルの長さになっているので、大抵の人はこのままだとバンドが緩すぎる状態。
同梱されている調整用ピン(SIMピンのようなもの)を使い、バンドの連節コマを抜いてサイズ調整する必要が出てくると思います。
実は、本記事末尾付近に、このコマ調整作業を「気になる点」としてまとめています・・・
僕の場合は、2コマ分抜いてちょうどよいサイズ感でした。
結構腕は太い方なので、細みの方はもっとコマを抜かなければならないかも・・・。
調整後に使わなくなったコマやピンはなくならないよう、ケース内でしっかり保管しておきましょう。
軽量なカーボンファイバーで構成されているため、重厚感ある見た目とは反対に、バンド自体の重さは超軽量級。
わずか約32gという驚異的な軽さです。
そんな軽量なバンドなので、腕に装着してもまるでバンド装着してないんじゃないかと感じさせるようなエアリー感がハンパないです。
日中の装着はもちろん、帰宅後や就寝時につけていても、手首付近のごわつくような感じもなく、自然に過ごせています。
ドリームランド クロマカーボンバンド「モザイク」「ステアーズ」
続いては、PITAKAの「Weaving+(ウィービングプラス)シリーズ」から新たに登場したドリームランド クロマカーボンバンド「,モザイク」「ステアーズ」をレビュー。
「Weaving+(ウィービングプラス)シリーズ」は、PITAKAが2023年から新たに展開しているアートシリーズ。
アラミド繊維やカーボン調のブラックギアを特徴としている従来のPITAKA製品とは異なる、新たなデザイン的魅力を持ち合わせた製品が続々と登場しています。
今回レビューしているドリームランドクロマカーボンバンド「モザイク」「ステアーズ」もその1つです。
ドリームランドクロマカーボンバンド「モザイク」「ステアーズ」の特徴
ドリームランド クロマカーボンバンドは、PITAKAのアートシリーズに位置付けされているに相応しく、パッケージからは相当な高級感を前面に押し出している感じです。
オリジナルデザインのルービックキューブも付属し、開封時から気分は高揚的になり、アーティスティックな世界感に包み込まれます。
新しいApple製品を開封する時のような・・・底知れないワクワク感を抑えられずにはいられない感覚です!!
ドリームランドクロマカーボンバンド「モザイク」「ステアーズ」の主な特徴は以下のとおり。
- アート作品のような独特の美しさを感じられる2種類のバンドデザイン
- 独自のクロマカーボン技術でバンドの耐久性とデザイン性を両立
- マグネット式留め具で脱着が簡単
- 約31gの超軽量仕上げ
- オリジナルデザインのルービックキューブが付属
ドリームランドクロマカーボンバンド「モザイク」「ステアーズ」の外観・装着感
こちらは「モザイク」のバンド表面。
「モザイク」は、スペインの天才的建築家ガウディによる世界遺産「カサ・バトリョ」の壁面デザインからインスピレーションを受けたデザイン。
僕自身も「カサ・バトリョ」は写真でしか見たことがありませんが、本来廃棄されるはずの破砕タイルやガラスを使って建築物として表現されたデザインは圧巻です・・・
無秩序に散りばめられた個々のピースが断片的に集合し、1つの創造物として成している様をApple Watchバンドで表現できていると感じます。めちゃ素敵です!!
実際、Apple Watchに装着してみると、コレまでのApple Watchバンドのデザインにはなかったような感覚を味わえます。
「モザイク」の一つ一つの四角いピクセルを見ていると、白と青基調のブロック的な見た目でしかないのですが、それら1つ1つが集まりナチュラルで爽やかな幾何学模様となると、何とも独創的でアーティスティックな雰囲気を出してくれます。
人とはまず被らないオシャレなバンドデザインが何とも言えず最高です・・・
一方、こちらはドリームランドクロマカーボンバンドの「ステアーズ」
「ステアーズ」はスペインの建築家、リカルド・ボフィルの「赤い壁」という建築物にインスパイアされたデザイン。
これは「超現実的なキュビズム空間を創り出し、美と秩序の根源を見いだそうとするデザイン」がコンセプトとのこと。
ちなみに、リカルド・ボフィルは日本の建築物にも関わっていて、例えば「ラゾーナ川崎プラザ」の設計デザインも担当されているそうです。
確かに超個人的解釈してみると、ラゾーナ川崎のような、落ち着いた雰囲気の中にもある独特なループ的デザイン感が出てます。
バンドデザインをこれほどまでに注視することもそうないですが、「ステアーズ」表面のどこまでもループするような幾何学的デザイン模様を見ていると、不思議とその世界に引き込まれていくんですよね。
まぁとにかくオシャレなバンドデザインってことに間違いはないですね、コレ。
哲学的で少々難しい世界かも知れませんが・・・どことなく他のPITAKA製品でよく感じる凜々しさや強さのような雰囲気を感じます
「モザイク」と「ステアーズ」は共にクロマカーボンバンドと呼ばれるPITAKA新技術のバンドを採用しています。
表面のアートデザインは1層のアラミド繊維により構成され、その下は15層以上のカーボンファイバー層で構成されています。
恐らく、先に紹介した「ラプソディ」と同じような素材構造かと思います
耐久力だけでなく抜群の軽量性を持つカーボンファイバー素材により、バンド本体の重量は約31g。
こちらも超軽量級の軽さなので、重厚な見た目とは真逆に手に持ってみるとその軽さ具合に超驚くことは必至です。本当に軽すぎですコレ。
もちろんですが、「モザイク」と「ステアーズ」ともに同じ軽量仕様なので、「ラプソディ」の時と同様、装着感は超エアリー。
文句なしの爽快さです!!
見た目がオシャレなだけでなく、この爽快すぎる軽量さはぜひ体感して欲しい特徴です!!
気になる点:バンドのコマ調整が慣れるまでは大変かも
「ラプソディ」「モザイク」「ステアーズ」のバンド3製品は、デザインはもちろん機能的に十分優秀なのですが、強いて気になる点を挙げるとすれば、バンドのコマ調整が少々難点かもしれません。
バンドは、連節しているコマ同士にピンを通して支えている構造で、付属の調整ピンを使いコマを外すときはまだ良いのですが、長さを詰めるためにコマを外したあと、最後にもバンド末端のコマを付け直さなければならず、この工程が実は中々大変。
ピンがうまくハマらなかったり、ピンが吹っ飛んだりします・・・w
もちろん、説明書に分かりやすく絵付きで手順が書いてあるので、それを見ながらやればOK。
でも実際にやってみると結構ムズいですこの作業。
慣れてくると2〜3分くらい有れば調整できますが、最初は10分くらいかかりました・・・
数回ほど作業して慣れれば結構スムーズにサイズ調整できるかと思います。
まぁこれは連節コマのバンド構造上、仕方のないことだと思いますので、デメリットというよりは、サイズ調整には慣れが必要です、というアナウンスとしてお知らせしておきますね。
まとめ:Apple Watchバンドを軽量でオシャレに決めたいならオススメ!
Apple Watchバンドは様々な製品が市場に出回っていますが、今回紹介したPITAKAのカーボンファイバーウォッチバンド「ラプソディ」、クロマカーボンバンド「モザイク」「ステアーズ」は、いずれも他のWatchバンドでは絶対に味わえないような独創的なオシャレデザインが印象的です。
さらに、PITAKAのApple Watchバンドらしい、カーボン素材由来の超軽量な装着感と防水を含めた高い耐久性も忘れてはならないポイント。
Apple Watchの交換バンドに、「軽量さ」や、他と被らない「オシャレなデザイン」を求めている方にぜひともオススメなので、気になる人はぜひチェックしてみてください!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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