Wi-Fi接続は、ワイヤレスで機器をネット環境に接続できて便利な一方、時に通信が安定せずにネット接続が遮断されてしまうこともあります。
特に、ニンテンドースイッチで通信対戦型のゲームプレイをしている際、このWi-Fi起因による接続不安定な状況が起きるとまさに致命的。
強制的な通信切断により、ゲーム上でのペナルティを受けることもしばしばあります。
スプラトゥーン3(他スプラ2など)プレイ中の回線落ちは痛すぎる…
そんな回線不安定な状況を改善するためにオススメしたい方法が、ニンテンドースイッチの有線LAN接続です。
今回はニンテンドースイッチのネット接続を安定化・高速化できるオススメの格安有線LANアダプターとして、TP-Link「ギガビット有線LANアダプター UE306」を紹介します!
「ニンテンドースイッチの回線状況が悪い/回線接続が不安定/速度が遅い」といった悩みを持つユーザーにおすすめです!!
本記事はメーカーより物品提供を受けています。
記事内容は、一切の忖度はなく筆者自身が感じたままの自由記述です。
ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)を有線LAN接続するメリット
回線落ちを防ぎ、ゲーム通信を安定化・高速化できる有線LAN接続
人気の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を持っている人は、基本的にWi-Fi通信を使いワイヤレスでネット接続している方がほとんどかと思います。
しかし、冒頭で書いたように、ニンテンドースイッチをWi-Fi接続している場合、無線接続が原因で、ネット接続が一時的に不安定になり、通信プレイから切断されてしまうことがあります。
その結果、ゲーム対戦中に中断してしまい、ゲーム上のペナルティーを受けてしまうことになります。(いわゆる「回線落ち」)
特に、スマッシュブラザーズ(スマブラ)、スプラトゥーン(スプラ)、フォートナイト(フォトナ)といったチーム対戦型の通信プレイでは大きな影響が生じることは必至。
これを解決するため、ニンテンドースイッチを無線Wi-Fi接続ではなく有線LAN接続することで、通信状況が安定・通信速度も高速化することに繋がります!!
ニンテンドースイッチを有線LAN接続すると通信状況を安定・通信速度を高速化できるメリットあり!!
有機ELモデル以外の有線接続は別途LANアダプターが必要
ニンテンドースイッチには記事執筆現在で3種類のモデルが存在していて、それぞれの有線LAN対応は以下のとおりです。
機種 | 有線LAN対応 |
---|---|
Nintendo Switch (有機ELモデル) | 〇 |
Nintendo Switch | △ (別途有線LANアダプター要) |
Nintendo Switch Lite | △ (別途有線LANアダプター要) |
デフォルトで有線LAN接続に対応しているのは、ドックに有線LANポートが設けられている有機ELモデルのみ。
それ以外の通常版のニンテンドースイッチや、ニンテンドースイッチライトを有線接続したい場合、USB接続の有線LANアダプターを別途用意する必要があります。
そこで、低コストで導入できるニンテンドースイッチ対応の有線LANアダプターとして、以下、TP-Link「ギガビット有線LANアダプター(UE306)」を紹介していきます。
TP-Link ギガビット有線LANアダプター UE306の主な特徴・スペック
TP-Linkといえば、ネットワーク機器の超大手メーカー。
比較的安い価格帯でありながら高性能なネットワーク機器を多く展開している安心あるブランドです。
TP-Link ギガビット有線LANアダプター(UE306)の主な特徴は以下のとおり。
- USB3.0・ギガビット対応による最大1000Mbpsの高速な通信速度
- USBポートに折りたたみ式を採用し、ミニマルなデザイン
- ニンテンドースイッチ互換でゲームプレイがより快適に
- Nintendo Switchの他、Windows 11/10/8.1/8/7、Linux OSに対応
- 低価格で安く入手可能(Amazon実売価格1500円前後)
サイズ | 71×26×16.2mm |
重さ | 20g |
出力 | 10/100/1000Mbps RJ45 有線LANポート×1 |
入力 | USB 3.0ポート×1 |
対応システム | ・Nintendo Switch ・Windows 11/10/8.1/8/7 ・Linux OS |
こちらがパッケージの中身。有線LANアダプター本体が1つと取扱説明書が同梱されています。
こちらがTP-Link ギガビット有線LANアダプター(UE306)の本体。
シンプルな構造をしている有線LANアダプターで、収納状態でヨコ幅約7cm程度・重量20gの非常にコンパクトなサイズ感です。
TP-Link ギガビット有線LANアダプター(UE306)の本体下部には、入力となる有線LANポートが1つ設けられています。
出力側のUSBケーブルはUSB3.0規格に対応。
USB端子はLANアダプター裏側に折りたたみ式で収納できるようになっていて、アダプターを使わない時はさらにコンパクトにまとめられます。
コンパクトで軽いので持ち運びにも便利そう!!
有線LANアダプターを使用するときは、折りたたんでいるUSBケーブルを出せば、いつでもすぐに接続可能です。
USBケーブルの長さ自体は短めに作られているので、ケーブルが絡まるようなこともなくスッキリしますが、スイッチドック周りのスペースがなくケーブル長がある程度必要になるような設置状況の場合は、別途USB延長ケーブル等必要になるかもしれません。
ニンテンドースイッチをTP-Link製LANアダプターで有線接続してみた!
では、TP-Link ギガビット有線LANアダプター(UE306)を使い、ニンテンドースイッチを有線接続すると、どの程度通信状況が改善されるのか!?
無線Wi-Fi接続/有線LAN接続時、それぞれの通信速度実測値とゲーム(スプラトゥーン3)プレイ時の体感をまとめました!
スプラ3は通信速度と安定性が勝利のカギ!!
接続方法 | 下り(Mbps) アップロード | 上り(Mbps) アップロード |
---|---|---|
無線Wi-Fi接続 | 20.7Mbps | 12.4Mbps |
有線LAN接続 (無線Wi-Fi接続との比較) | 82.6Mbps (約4倍↑) | 26.4Mbps (約2倍↑) |
我が家の通信回線は光回線を入れているものの、特にネット回線利用が集中する夜の時間帯では、正直そこまで満足する通信速度は出ていないのが現状です。
無線Wi-Fi接続時では下り20.7Mbps、上り12.4Mbpsと決して速いスピードではなく、ニンテンドースイッチで通信ゲームプレイするにはギリギリの感じです…。
無線Wi-Fi接続での測定に続いて、すぐにTP-Link ギガビット有線LANアダプター(UE306)での有線LAN接続に切り替えたところ、通信速度は大きく改善され、下り82.6Mbpsで約4倍速く、上り26.4Mbpsで約2倍速い通信速度になりました!
無線から有線接続に変えるだけでこれほど速度が改善されることに正直驚きです!!
我が家の回線の特性上、フレッツ光クロスのような10Gbps高速回線にはまだまだ到達できないものの、スプラ3を快適にプレイする上では十分すぎる通信速度へと向上しました。
そして、有線LAN接続により通信の安定性についても抜群に改善!!
実際に、有線LAN接続で数週間にわたりプレイしたところ、自身のニンテンドースイッチの通信回線不安定による「回線落ち」は一度も発生しませんでした。
これまでスプラ3のWi-Fi接続プレイ時では何度も「回線落ち」で痛い経験しました…
ゲーム中の回線落ちによる不要なペナルティーも一切受けなくなり、ランクも上がって快適そのものです。
スプラ3のような通信対戦するタイプのゲームユーザーで無線Wi-Fi接続している人は、ぜひ今すぐにでも導入してもらいたいと思います。めちゃくちゃオススメです、コレ!!
まとめ:低コストでゲームプレイ中の「回線落ち」を回避できる優秀な有線LANアダプター
ニンテンドースイッチに互換性のあるTP-Link ギガビット有線LANアダプター(UE306)をレビューしました。
実売価格1500円程度の低価格コストで抜群の通信接続安定と高速化が期待できるので、非常にコスパの良い有線LANアダプターだと評価します。
TP-Link ギガビット有線LANアダプター(UE306)は以下のようなユーザーにおすすめです!
- ニンテンドースイッチのWi-Fi接続が不安定で回線落ちに悩んでいる人
- 通信が遅く、ゲームプレイ中にラグいと感じる人
- 安くてコスパの良いニンテンドスイッチ対応のUSB有線LANアダプターを探している人
ニンテンドースイッチの通信環境に悩んでいる人は、ぜひともこのコスパ良で優秀なTP-Link ギガビット有線LANアダプター(UE306)の導入を検討してみてください!!
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