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運営管理人のニノ(@fatherlog)です。
ネットワーク機器業界大手のTP-Linkが展開しているスマートホームブランド「Tapo」シリーズから、新たなスマートホームデバイスとして、スマートハブやスマートモーションセンサーなど7製品が一挙登場!
室内環境、ドア開閉、人の往来といった様々な条件をもとに家電機器をコントロールできるようになる、本格的なスマートホーム化が可能となるスマートデバイスが勢揃いしています。
ようやくTapoシリーズでも細かなスマートホーム制御が可能となるスマートデバイス達が出揃いました!!
現在、TapoシリーズのネットワークカメラやLEDテープライトを既に使っているという人や、家中のスマートホーム化を進めているという人は、ぜひ参考にどうぞ!
製品名 | Tapo H100 | Tapo T315 | Tapo T310 | Tapo S200B | Tapo S200D | Tapo T110 | Tapo T100 |
タイプ | チャイム付き スマートハブ | 温湿度計 | 温湿度計 | ボタン+調光器 | ボタン+調光器+プレート | 接触センサー | モーションセンサー |
価格 | 2,800円 | 2,980円 | 1,800円 | 2,300円 | 2,600円 | 2,200円 | 2,600円 |
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※価格は記事執筆時点でのAmazon価格(各種割引適用前)
TP-Link Tapoシリーズとは!?
スマートホームデバイスを扱うブランド「Tapo」は、Wi-Fiルーターでお馴染みのネットワーク機器大手「TP-Link」が展開。
ホームセキュリティに役立つネットワークカメラや、室内環境をオシャレにできるLEDテープライト、小型家電機器をスマホでコントロールできるスマートプラグなど…Tapoでは、豊富なスマートホームデバイスを扱っています。
MONOTIVEでもTapoシリーズのスマートデバイスを以下レビューしています!!
これらの便利な既存スマートデバイスに加えて、今回新たに登場したのは、ハブやセンサー関連の小型スマートホームデバイス×7製品。
モーション感知やドア開閉といった外的条件による家電機器の起動、ボタンアクションによる家電機器の操作など、さらに細かな制御や操作が可能となるスマートホームデバイスが揃っています。
本記事では、以下Tapoシリーズの7製品をそれぞれ簡単に紹介していきます!
製品名 | Tapo H100 | Tapo T315 | Tapo T310 | Tapo S200B | Tapo S200D | Tapo T110 | Tapo T100 |
タイプ | チャイム付き スマートハブ | 温湿度計 | 温湿度計 | ボタン+調光器 | ボタン+調光器+プレート | 接触センサー | モーションセンサー |
価格 | 2,800円 | 2,980円 | 1,800円 | 2,300円 | 2,600円 | 2,200円 | 2,600円 |
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Tapo スマートホームシリーズ 7製品まとめレビュー
【Tapo H100】チャイム付きスマートハブ:Tapoでスマートホーム構築するためのマストアイテム
Tapo H100は、Tapoシリーズの色々なスマートデバイスを全てまとめて連携し制御・管理できるTapoスマートデバイスの中核を担うツール。
Tapoシリーズでスマートホーム構築する際は、このスマートハブ「Tapo H100」がマストアイテムとなります。
- Tapoスマートホームデバイスを制御・管理する心臓部的なマストアイテム
- 混雑の少ない帯域利用により家中広くつながりやすい
- 最大64台のTapoデバイスを接続可能
- メロディーやアラーム等、19種類のチャイム機能付き
- コンセントに差したらアプリで登録するだけの簡単設置
Tapo H100はコンセントに差すだけで設置完了。続きは、スマホアプリで設定するだけなので、初期設定は超簡単です。
アプリ画面はこんな感じ。
H100のアプリ管理画面では、登録しているデバイスの確認や追加、イベントログの確認、スマートアクションの設定、着信音(チャイム)の設定など、スマートハブの全てを操作・管理可能です。
あらかじめ用意されている定型文的な存在のスマートアクションを活用すると、例えば、外出時や就寝時の防犯対策用セキュリティアラームとして活用することも。
また、音がきつめなアラーム音を使った防犯用途だけでなく、ボタンと連携して呼び出し用のチャイム音として設定する、なんて使い方も可能。
数あるスマートホームデバイスの中でも、チャイム付きのスマートハブって、結構めずらしい存在かも…
この辺はユーザーの多様な使い方に柔軟に合わせられる、Tapo H100ならではの面白い機能かと思います。
Tapo H100の気になる部分として挙げるなら、一度差したらコンセントスペースを常に占拠するということ。
スマートハブという性質上、常時起動して待機している状態が求められるため、コンセントに一度差したら、その状態を常にキープし続ける=差しっぱなし状態となります。
そのため、Tapo H100のコンセント挿入する位置については、なるべく家の中心付近のコンセントを選定し、かつスペース的にも問題ない場所を選ぶと良いでしょう。
【Tapo T315】スマートデジタル温湿度計:ミニマルで表示のキレイなオシャレデバイス
スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」は、温度・湿度を高精度で検出・記録できるスマートデバイスです。
2.7インチのE-inkディスプレイ(電子インク)を採用しているため、通常のLCD液晶のように画面が見づらいといった心配は一切なく、どの角度からでも鮮明な表示で見やすいことが特徴的。
- 温度・湿度を高精度なスイス製センサーで2秒毎に取得
- 最大2年分の記録データをクラウド保管
- 2.7インチE-inkディスプレイが鮮明で見やすい
- 単4電池×2本で最長2年稼働するロングな電池持ち
- ミニマルサイズでオシャレな本体デザイン
- スマートハブと組み合わせて、温湿度をトリガー条件に設定することも可能
本体には単4電池2本と壁面設置用の両面テープが付属しています。電池付属はありがたき。
平面において設置する場合は、直立タイプなので、両面テープは無くてもOK。
ディスプレイ本体はシンプルかつミニマルなデザイン。
ちょこんと棚にのせておくだけで、良い感じに映えるオシャレなデザインかと。
こんな感じで角度が付いている状態でも、温湿度のリアルタイム数値がかなり見やすいです。E-inkディスプレイ良き!
温湿度数値の表示に加えて、ディスプレイ上部付近には測定環境の快適度を顔アイコンで表示してくれます。
連携しているTapoアプリでは、測定した温湿度の履歴をグラフ表示が可能。
さらに、この測定データをCSV形式で出力することもでき、データ整理や活用にも役立てられます。
また、特定の温湿度条件をトリガーにTapo製のスマートプラグをON/OFFし、例えばサーキュレーターや加湿器を起動させる、というような使い方もできます。
多機能性はもちろんですが、個人的にぜひ推しておきたいのは、Tapo T315が持つ見た目・デザインの素晴らしさ。
ミニマルかつシンプル、そしてE-inkディスプレイの見やすい明確な表示、全ての項目でオシャレな仕上がりで、計測機器らしくない感じが本当に素敵です!
思わず、デスクや棚の上に置きたくなるようなオシャレ温湿度計です!!
【Tapo T310】スマート温湿度計:手軽に室内環境をモニタリング
Tapo T310は、高精度センサーにより温度・湿度を検出・データ記録できるスマート温湿度計。
基本的には、前述のスマートデジタル温湿度計Tapo T315と同じ機能をT310も持っていて、両者の違う点としては、ディスプレイ搭載の有無、駆動用の電池種類の違い、価格差の3点挙げられます。
製品名 | Tapo T310 | Tapo T315 |
---|---|---|
種類 | スマート温湿度計 | スマートデジタル温湿度計 |
ディスプレイ表示 | × | ○ |
電池駆動 | ボタン電池 (CR2450) | 単4電池×2 |
価格 | 2,980円 | 1,800円 |
その他のT310の性能に関しては、T315と同様。
温湿度を2秒毎に検出・記録し、クラウドに最大2年分データ保管できるなど、室内環境のモニタリングや検証に役立てられます。
- 温度・湿度を高精度なスイス製センサーで2秒毎に取得
- 最大2年分の記録データをクラウド保管
- ボタン電池(CR2450)で最長2年稼働するロングな電池持ち
- ミニマルサイズでシンプルなデザイン
- スマートハブと組み合わせて、温湿度をトリガー条件に設定することも可能
T310の中身は、スマート温湿度計本体に加え、取付用の両面テープ・ストラップが付属してきます。
デスクやシェルフ上に置いて使うこともできますし、ストラップを通してカバン等に取り付けておくことも可能。
設置場所については比較的自由にユーザーが選べるかと思います。
本体は46×46×12.3 mmという、アウター類のジャケットボタンくらいの大きさなので、非常に極小な筐体です。
我が家ではリビングの壁面ニッチに、直置き設置して使っています。
連携しているTapoアプリでは、T310で測定した温度と湿度を記録・閲覧でき、最大2年分のデータをストック。
さらに、温湿度条件をトリガーにスマートプラグのON/OFFを制御できるスマートアクションの設定も可能です。
温湿度測定した数値をディスプレイで確認したい人は、T315の一択でしょう。
一方、ディスプレイ表示の必要はなく、価格も1,000円以上安く抑えられるモノで良いという人であれば、「T310」の選択がオススメです。
◆ ディスプレイ付きの温湿度計が欲しい人→「T315」がおすすめ!
◆ ディスプレイ無しでもよく、価格も安く抑えたい人→「T310」がおすすめ!
【Tapo S200B】スマートボタン&調光器:押して回せる3アクション登録可能なデバイス
Tapo S200Bはボタン型のスマートデバイスで、ボタンを押す回数やボタンの回し具合で機器コントロールを行います。
特に、明るさを無段階に調節できるようなスマート照明・LED照明にオススメです!
設定できるアクションは3種類あり、
- 1回タップ
- 2回タップ
- 回転
のそれぞれをトリガーとして、照明ON/OFFや明るさ調節といった遠隔操作を設定できます。
- 1回タップ/2回タップ/回転の3アクションで照明コントロールや複数デバイスの制御
- 平面設置はもちろん、付属の台座で壁面設置、マグネット吸着による取り付けも可能
- ボタン電池(CR2032)で最長1年稼働
Tapo S200Bのパッケージには、ボタン本体の他、取り付け用の台座プレート及びネジ等の付属されています。
また、壁にネジで穴を開けることに抵抗がある人でも問題なし。両面テープが元から付属されているので、これを使ってもOK。
もちろん平面にスマートボタンを直置きして使うのも全然OK!僕はデスクに置いて使っています!
カラーはこのホワイトのみ。個人的にはブラックがラインナップ化されてほしい…かと。
ボタンをタップした時の押し心地は、とても滑らかでクセになるような感覚。
指先で押し込むことでカチッというよりは、コトッとというような落ち着きのある丁寧な触覚がボタンから返ってきます。
また、ダイヤルを回すと、これもまた小刻みにコトコトと指先に伝わってきて、心地良さを求めてムダに何度も回したくなってしまうような感じですね。
Tapo S200Bでできる、ON/OFF、無段階調節機能、といったアクションを考えると、やはり最適な用途は照明コントロールかと思います。
僕自身もデスク周りのLEDテープライト「Tapo L390-10」のON/OFFや明るさ制御用として、Tapo S200Bをデスクに設置して使っています。
アプリ画面ではイベントログの閲覧や、S200Bのボタン操作に対してスマートアクションを設定できます。
とにかく、S200Bの用途はスマート照明制御が本当におすすめ!
スマート照明のアプリ画面でイチイチON/OFFやら明るさ調節するのは、最初は利便性を感じていても、毎日となると面倒くささの方が勝ってくると思います。
S200Bのような物理的なボタンによる直管的な操作・制御ができると、連携しているスマート照明の良さを全力で発揮できると思います。
【Tapo S200D】スマートボタン&調光器+プレート:壁面に本格的な設置ができるスマートデバイス
Tapo S200Dは、先ほどのTapo S200Bと同じく、3アクション登録可能なスマートボタン。
何が異なるかというと、プレートが付属するかしないか、という違いのみ。また、両者の価格差は300円です。
- 1回タップ/2回タップ/回転の3アクションで照明コントロールや複数デバイスの制御
- 平面設置はもちろん、付属の台座で壁面設置、マグネット吸着による取り付けも可能
- ボタン電池(CR2032)で最長1年稼働
- プレート付きで壁面への本格的設置ができる
パッケージにはスマートボタンに加えて、プレートが付属されます。
またプレートに貼り付けできる種類豊富なオシャレステッカーも同梱。
こちらがS200Dのスマートボタン。おそらく、さきほど紹介したTapo S200Bのボタンと変わらないモノかと。
壁面に専用のプレートを設置してTapo S200Dをセットすると、こんな感じ。
既存の壁面照明スイッチと並んでも、違和感なく溶け込んでくれます。
ホワイト一色に統一されて、ナチュラルで良い感じのデザイン!
Tapo S200Dは、Tapo S200Bのスマートボタン同様、1回タップ/2回タップ/回転という、3つのアクション登録に対応しているので、こちらもやはりスマート照明と連携する方法が一番活躍してくれそうな感じですね。
天井シーリングライトのスマート照明や、ダクトレール設置の電球型スマート照明用として使うと、大変便利かと思います!
【Tapo T100】スマートモーションセンサー:壁面に本格的な設置ができるスマートデバイス
Tapo T100は、室内の人の動きやペットの動きといった、モーション動作を検知できるセンサー。
最大7mの距離までセンサーで検知でき、広範囲の動作をキャッチできる性能です。
- 120度の範囲、最大7mまでの距離の動作を検知できるセンサー
- センサー範囲の調整や設置角度の調節も可能
- スマート照明を連携し省エネ設定をしたり、アラームと連携し防犯対策としても有効
- 動作検知をスマホアプリに即通知することも可能
- ボタン電池(CR2450)で最長2年稼働するロングな電池持ち
パッケージにはシンプルにTapo T100のセンサーが1つと、取付用の両面テープ等が同梱。
こんな感じで、首元が回るようになっているため、ある程度のモーションセンサー角度は調節可能です。
壁面等に設置するときは、台座がねじ込みに対応していないので、マグネット吸着による固定か、付属の両面テープを使った固定となります。
こんな感じで設置には両面テープを使い、Tapo T100を壁面固定してみました。
シンプルなセンサーで見た目の威圧感もなく良い感じ!
アプリの画面では、動作検知したイベントの履歴を見ることや、センサーの感度調節やスマホへの通知設定などが可能。
Tapo T100はモーションセンサーであるため、このデバイス自体で何かするというよりは、このT100によるモーション検知をトリガーにしたTapoデバイスのコントロールが主目的。
オススメ用途として、以下のような例を挙げておきます。
・スマート照明のON/OFF
・夜間や外出中に人を検知したい場合のアラームや通知設定
・在宅時の人検知によるチャイムの設定
【Tapo T110】スマート接触センサー:窓やドアの動作検知に最適なスマートデバイス
Tapo T110は、ドアや窓の開閉状況を検知できるスマートセンサー。
このセンサーの検知状況を元に、例えば、スマート照明機器のON/OFF動作と紐付けたり、Tapo H100のチャイム・アラームを鳴らしたり、開閉動作の状況をスマホで確認したり…といった活用ができます。
- 窓・ドア・引き出し・冷蔵庫等の扉開閉を検知できるスマートセンサー
- 開閉動作を検知後、リアルタイムでスマホに通知
- 開閉動作をトリガーに、TapoスマートデバイスのON/OFFといった設定も可能
- 両面テープを貼り付けるだけ。簡単設置
パッケージには、スマート接触センサーTapo T110本体と取付用の両面テープ等が入っています。
設置するときは、この両面テープを使って貼り付けるだけなので、工具は不要。超簡単設置できます。
はい、こんな感じで1分で取り付け完了しました。
扉側と枠側にそれぞれ機器を設置し、この親と子のセンサー同士が離れると、それを開閉動作として検知し、スマホアプリにイベント通知してくれる仕組みです。
Tapoアプリ上のTapo T110管理画面では、イベント履歴の確認、スマートアクションの設定などを管理できます。
Tapo T110は、以下のような使い方にもオススメです!
・扉開閉によるスマート照明のON/OFF
・夜間や外出中、ドアや窓が開けられた時の防犯対策としてアラームや通知を設定
・窓やドアの閉め忘れ確認用として
・在宅時のドア開閉によるチャイム音の設定
・冷蔵庫扉の締め忘れ防止
Tapoスマートホームデバイス×7製品レビュー まとめ
これまでのTapoシリーズでも、スマートLED照明や、セキュリティカメラなど…単体でスマートデバイスとして使えるモノは多くありましたが、今回のTapoスマートホームシリーズ×7製品の登場は、Tapoシリーズのとても大きな前進。
各Tapoデバイス連携できるハブ、モーションセンサー、温湿度計、スマートボタン等が一挙登場したことで、Tapoシリーズのみで照明や家電機器のスマートホーム化を完結できる環境が整った、という良き印象です!
また、Tapoデバイスを制御・管理するアプリ画面は、見やすく扱いやすいという特徴もあるので、スマホアプリのUIの良さも魅力!
これからスマートホーム化を始めたいという人も、すでにTapoシリーズを持っていて連携によるスマートホーム化を進めたいという人も…
ぜひTapoスマートデバイスをチェックしてみてください!!
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